September 26, 2006
櫛祭り
毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。
東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、
その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して
古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。
櫛供養塚
百鬼夜行絵図に見られるように
古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように
鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。
時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に
昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。
神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。
教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。
それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。
娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり
新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・
また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが
実際に見られる良い機会。
“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました
揚げ巻き 耳かくし いずれも大正時代 今見てもモダン!
桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた
奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます
額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい
右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?
位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!
これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの
ヒントになったのではと思えるほどユニーク
日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
ここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、
『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。
私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。
祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる
鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で
ぐんと若い衣装になって効果満点。
9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日
“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足
投稿者 blogkyoto : 11:08 PM | コメント | トラックバック
September 16, 2006
お豆腐やさんのお豆腐シフォンケーキ
京都の町には5分歩くごとにお豆腐屋さんがあるような気がする程
たくさんのお豆腐店があります。
どのお店も、特に名が知られている訳ではないけれど
とっても美味しいお豆腐を商っています。
うちから歩いて5分のご近所のお豆腐屋さん、
夏の間中2・3日置きに「絹ごし」を買いに行ってました。
おかげさんで夏ばて知らずはお豆腐のお蔭かも・・・
この松原豆腐店の「姉や小路豆腐」は木綿豆腐。
秋口からは、湯豆腐がまた美味しくなります!
この木綿豆腐を練りこんだ「お豆腐シフォン」が最近売り出されました。
ここの娘さんが焼いています。
自慢の娘さんが作ったはって
お父さんとお母さんが揃って『美味しいですよっ』とお薦め。
お豆腐のキメの細かさがそのまま反映したしっとりして
甘さも抑えてあり、あっさりとしかも滋味のあるとても美味しいシフォンケーキでした。
前口上はほんまでした。
10cmの1ホール:420円
(お豆腐の入っている白い四角のケースに入れてくれます、これが叉愉快)
17cm1ホール:1,400円
(ホールで買うのは前日までに要予約)
この秋から、緑茶豆乳シフォンケーキも新発売。
こちらも試みねば!
松原豆腐店 お昼過ぎから販売
中京区姉小路(あねやこうじ)西洞院西入る
投稿者 blogkyoto : 10:30 PM | コメント | トラックバック
September 15, 2006
初秋 初雁
「雁」が北から渡ってくると秋。
9月になると、和菓子にも「初雁」が登場します。
わらび粉に黒糖が練りこんであり、ゆりねをほんのり甘く煮て
潰れんようにやさしくやさしく混ぜてあります。
甘みは極限まで抑えてあります。
他に何も加えずシンプルそのもの!
やわやわの優しいお味。これからの秋の気持ちの良い柔かくかぐわしい季節の空気を
形にしたら、こんなのかなと言うお菓子です
お気に入りの渋ーい紬のお単衣を着て
美味しいお煎茶かあっさり目のお抹茶で戴くと
何より心地よい空間にほっこりほぐれます。
堺町丸太町下がる
松屋常盤さんの「初雁」
松屋常盤さんは、「味噌松風」が有名。
こちらも私の小さいときから変わらないお味。
白味噌の香ばしい焼き目にケシの実が散らしてあります
値段もお安くてお使いもんにすると上げるほうも
貰う方も気兼ね無しの一品。
投稿者 blogkyoto : 11:23 PM | コメント | トラックバック
August 31, 2006
京都 9月 着物で散策 お薦め行事
9月9(土)上賀茂神社 烏相撲と重陽神事
8日:烏相撲の内取式 9日:午前10時より重陽神事。この後「烏相撲」・「氏子児童による相撲」
9月9日は古来9という陽(陰陽の陽)の数字の重なる日であることから
重陽節句として五節句の一つに数えられ、宮中を始め一般にも祝いの日とされ
古くより厄災祓いの日として、色々な行事がおこなわれてきました。
菊酒を飲んだり、菊に着せた綿で花についた露を集め(被綿)、肌を拭って長命を祈るなど・・
烏相撲は上賀茂神社の祭神の祖父である賀茂建角身命が神武天皇東征の時、
巨大な八咫烏(やたがらす)となって先導をつとめるという大きな功績をたてた事と、
悪霊退治の信仰行事としての「相撲」等が結びついて行われるようになりました。
当日、本殿で祭典があった後、境内・細殿前庭(ほそどのぜんてい)で弓矢をもった刀祢(とね)が
烏の踊るのように三三九躍横跳びをしたのち『カーカーカーコーコーコ』と烏鳴きをするなど
ユニークな所作を行います。その後、児童等による相撲が行われまた、その年の葵祭・斎王代が
観覧します。
9/9(土)虚空蔵法輪寺 重陽の節会 謡「菊慈童」・舞の奉納
菊の節句(菊花供養)菊慈童の像を祀り、長寿の祈願を行い、
邪気を払うとされる茱萸袋(しゅゆふくろ)が授与されます。
10(土) 大田神社 里神楽 午後7時
杜若で有名な大田神社。毎月10日は月次祭、里神楽(ちゃんぽん)が奉納されます。
この神楽は今の神楽の 原型といわれ、老人男女二人ずつにより舞われる、里人により受け継がれてきた、
古式ゆかしい宗教行事。
15(木)鞍馬寺 義経祭 法要11:00~
源義経(幼名牛若丸)を偲ぶ法要
鞍馬山中には義経が天狗僧正坊に剣術を習ったと言われる僧正ヶ谷や、道場であった木の根道、
牛若丸背比べ石などゆかりの地があり所縁深いところからおこなわれる慰霊祭。愛山費200円
16(土)~18(月) 梨木神社 萩まつり
16日:茂山社中狂言「萩大名」奉納 池坊家元献花・舞踊・俳句
萩にちなんだ狂言。田舎の侍が萩で有名なお庭拝見の愉快な顛末。
名水で名高い梨の木神社の井戸水で点てられたお抹茶の御茶席で、着物ならではの
立ち居振る舞いを体感しにぜひお出かけを。梨の木さんのお水は美味しいですよ
17日(日)観世会館 岡崎 茂山狂言「かなもじ会」
社中の日ごろのお稽古の成果を舞台で発表。
プロではない素人ゆえの面白い演目続出。気軽に狂言をどうぞ
観覧無料 10時~5時
19(火)平安神宮 神苑無料公開8:30から16:30
池泉回遊式の名園。着物で散策に最適
20(火)~26(火)市内各寺院 秋の彼岸会
暑さ寒さの限(きり)として言われる日、先祖供養もどうぞ。おはぎもおいしいし
25(月)安井金毘羅宮 櫛祭り 午後1時 櫛供養式典。
古くなったり傷んでしまった櫛やかんざしに感謝をこめて供養する
お祭り。境内北側にある櫛塚(久志塚)は、女性の命とも言われる髪の美しさを引き立てる櫛をお祀りしていて、 美願のご利益有。
この塚の前で祭典が執り行われ、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納されます。
その後2時頃より各時代の髪型に髪を結い衣装をまとった、時代風俗行列が神社周辺を練り歩きます。
この行列はカツラを使わず、全て地毛で結いあげてあり、日本髪の美しさと結髪の技術のすばらしさが
見られます。
注:変更の場合がありますので、各主催者にご確認下さい。
毎月、何かしら着物でお出かけにぴったりの行事があります。ぜひ出かけられ、楽しんでください。
投稿者 blogkyoto : 10:59 AM | コメント | トラックバック
August 25, 2006
来年は「亥」
毎年干支にちなんだ型染め友禅をデザインし、染額や色紙にのれんにと摺りあげます。
これは商品にはせず会社や家の贈り物として使います。
12年前とは違う物を考案しようと、例年図柄に悩みます・・・
干支にする動物は、あまりリアルだといかつく、民芸風にすると玩具ぽくなって
友禅にそぐわないものに・・・・・
今年は護王神社(烏丸出水)の狛猪を素材にしようと写真を撮りにでかけました。
平安京を作った桓武天皇の信頼厚い和気清麻呂が祀ってある神社です。
弓削道教が称徳天皇の後位につかんと暗躍した時和気清麻呂の活躍で阻止した。
野望を断たれた道鏡に暗殺されかけ足に大怪我をした危機に3百頭からの猪が現れ
助けられたと言う伝説から狛猪になったそうです。
(足関連の治癒祈願が謳われています)
境内には、猪の剥製・手水舎にも猪・信者さんからのあらゆる猪グッズの奉納品など
猪オンパレードでなかなか面白かったですよ
烏丸通り下長者町さがる(御所の向かい)
「猪子祭」が11月1日行われます
亥の日に作ったお餅を宮中に献上。
猪の多産や健康にあやかるようにと言う行事
◎この日に炬燵を開くと火事を起さない
等と言う言われもあり母はこの日まではどんなに冷え込んでも
掘り炬燵はセットしませんでした!
投稿者 blogkyoto : 10:53 PM | コメント | トラックバック
August 03, 2006
夏限定の和菓子 はまづと
ハマグリと思われました?
いえいえこれは「浜土産」はまづとと読みます
涼しげな色、貝合せのように趣き深い和生菓子。
琥珀寒の黄色と、大人の味浜納豆(醗酵した大豆・納豆)のこげ茶色がおしゃれ。
口の中に入れると、ぷるんほろりと 崩れ具合も上品
透明なお菓子は夏にぴったり(夏季だけ作られています)
今日お使いもんにするため亀屋克則さんにに行きました。(堺町三条上る)
せっかく美味しいお饅屋さんにいったら自分用も買わずには居られません
葛焼きと水牡丹を確保
水出しの美味しいお煎茶と絶妙の取り合わせ!
今日はちょっと辛抱し切れへん事があったけど、いっぺんに気分良くなりました。
透明と言えば「したたり」(亀廣永 高倉蛸薬師上る)
祇園祭菊水鉾のお茶席のお菓子として有名。
通年のお菓子ですが夏に戴くとよく合うように思います
亀廣永さんに行ったときも夏きものでした
たまたま仕立てあがったポーラを着ていましたが
透けた夏きものが涼しげと、たいそう褒めていただいて、しばしきもの問答・・・
このお店のご主人さんと息子さんは、菊水鉾のお供に毎年ご奉仕されているそう。
麻の裃袴の正装はなかなか重労働。
7月17日の大雨の巡行では傘も役に立たないほどの降り。
裃・着物・袴はもちろん足袋、草履も水を吸ってとにかく重たかった。
後始末がえらいことでしたとお話されてました。
1ヶ月に渡る「祇園祭」は何千人の下から支える人たちの力があるのか
考えると気の遠ぉくなる心地。
それでこそあの文化の奥行きと魅力に繋がるのなやなぁ
叉一段と納得したお菓子屋さんでの談義のひと時でした。
投稿者 blogkyoto : 12:36 AM | コメント | トラックバック
July 28, 2006
きものさんぽみち便り
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きものさんぽみち便り
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Vol.130 2006・7・28
http://www.kimonosanpo.net
┏━もくじ━━━━━━━━━○o 。━┓
■1 真夏に着物 注目の的
■2 8月 お盆の事
■3 真夏の京都お薦めきものさんぽ
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
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7/1の吉符入で幕を開けた祇園祭、
24日おみこっさんの還幸祭で終幕が近づきました。
今年の山鉾巡行は大雨の中、
重文級の山鉾の懸装品も、鉾の部材も
かみしもや着物、2000人からのお祭り衣装を洗ったり、乾かしたり
後片付けが大変だったようです。
この後、31日八坂神社内「疫神社」茅の輪くぐりが
締めくくりとなります。
各地で災害をおこした長雨・豪雨も納まり
やっと梅雨も明けたようです
さぁ暑い夏本番 ・・
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● 盛夏に「夏きものデビュー」実現 ●
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タンクトップでも汗だらだら
そんな横を、薄物きもので日傘などさしてさらっと歩けば
かっこいいでしょ。
あなたの「夏きものデビュー」実現ノウハウを
十二単から小袖へ、
室町時代に今の形に定着した着物は京の都が発信地。
沖縄の人も驚く京都の夏の暑さは、今も昔も・・・
この暑い土地で涼しくする為のたくさんの工夫が
積み重ねられてきました。
【涼しくする工夫】
◎天然素材を着る
暑い→汗をかく→洗える着物にする
と言う事でポリエステルにされる方も多いのですが
天然素材の涼しさを経験すればポリは着られませんね。
◎薄い織物を着る
セミの羽のような布地をふわりと纏う:想うだけでも涼しげ!
◎細い糸で織った着物を着る
夏大島・夏結城・夏紬など薄手デニールの布
◎糸の素材を涼しい物に
麻のしゃきしゃきを身に纏う=上布と呼ばれる麻織物が代表的
◎織組織の粗いものを着る
絽・紗など目の粗い織物を着て歩くと風が体を通り抜けます!
◎半衿も絽・麻などを使う
◎小物も夏仕様に(帯枕:糸瓜を芯に)
◎夏の足袋を履く
◎裾除けのまつわりはいらいらの素、ペチコート式が快適
◎長襦袢の素材も麻、絽、綿ローンなどが涼しい
◎見頃をクレープにした袖合体式半襦袢は、
毎回洗濯機で丸洗い出来最高。
◎薄物きものはまだまだ手が届かないと思っておられるあなたには
サマーウール(ポーラ)をどうぞ。
強撚糸のしゃきしゃきの透けた生地です。(ウールと絹の混紡)
浴衣よりぐんと風を通します
価格も反物からオーダーメイドで、浴衣2枚分ぐらいです。
【後始末編】
◎絹の着物、長襦袢は、よほどの汗でなければ陰干しでしのぎます。
◎麻素材の物は、強く絞ったタオルで汗をとんとんたたき
膝後ろのしわに霧吹き、きちんと畳んで「敷きのし」します
いずれもシーズン終了後、しっかり丸洗い(京洗い)してから
しまってください。
こんな事色々参考にされて今年の夏は夏着物でびしっと注目の的になってください。
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● 京都のお盆 ●
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http://www.kimonosanpo.net/sanpo/obon.htm
京都のお盆は旧暦でおこないます。
8月7日~10日の間に六道珍皇寺や千本ゑんま堂で迎鐘を撞き、
ご先祖さんの霊を迎えます。
(これら、お祀リごとやお膳、行事もすべて『おしょらいさん』と 呼びます)
おぶったん(お仏壇のこと)を磨き上げお守りもんを賑やかにお供えできたら、お墓にもお参りします。
我が家では14・15日は可愛らしいお膳2客に精進のご馳走
を差し上げます。
1週間ほどは毎日お饅屋さんにその日の決まりもんの和菓子が売っているのでそれを備えます。
10・11日あたり:おけそくさん(白餅)と迎へ団子(自家製の白玉団子でもOK)12日からは、おはぎ・白むし(色をつけないおこわ)など
家のお仏壇にお寺さんがお経を上げに来られ
家のもんや帰省の子供達や孫達が神妙に手を合わせ
あとは15日に送り団子を白玉で作り
16日には大文字の火を御所のベストスポットまで見に行き
手を合わせて送りだします。
「大文字」はけっして“焼き”をつけなずにただ「だいもんじ」
仏さんの送り火ですから叉来年まであの世にお帰り下さいと手を合わせます。
この頃になると、暑いながらも底の底のほうにちょびっとだけ秋に近づいているように感じます。
観光行事でない「大文字・だいもんじ」
今年はしんみりとご先祖さんからの引き継いだ時間に
思いを馳せてみてください
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● 真夏の京都お薦めきものさんぽ ●
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http://www.kimonosanpo.net/sanpo/8gatu.htm
上記のお迎え鐘:お盆の行事をはじめいろいろご紹介しています
趣き深い京都の行事に、着物でのお出かけは如何でしょう。
投稿者 blogkyoto : 01:26 AM | コメント | トラックバック
July 15, 2006
祇園祭 今宵限りの「行者餅」
祇園祭宵山の7月16日 1年の内、この日だけ作り売り出される、究極の限定版和菓子
室町三条上る「役行者山」では16日宵山の日、大勢の聖護院の山伏さんたちが
ご神体の社殿に参詣、護摩焚きをして祭の無事を祈る神事が行われます。
この役行者にちなんだお菓子として毎年「行者餅」が奉納されます。
柏屋さんの祖先が、大峰山で修行をしていた時、夢に「役(えん)行者」があらわれ、
行者の衣に象(かたど)った菓子をつくり役行者山にお供えし
また折りしも大疫病に苦しんでいた人々にも配ったところ
皆疫病から逃れる事が出来たという言い伝えの残るお菓子
クレープのような皮の中には、求肥と山椒の味噌餡が入っています。
食べないとお祭りが来ないように摺りこまれた小さいときからの懐かしい祇園祭のお味。
7月には入ると忘れないように注文して戴いています。
7月16日この日限りのおいしい夏の味
東山安井「柏屋光貞」製
投稿者 blogkyoto : 12:02 PM | コメント | トラックバック
June 21, 2006
くず焼き
お客様にと、二条駿河屋さんに“くず焼き”を作ってもらいました。
『おいしいわぁ』と喜んでいただいた後は、私もお相伴。
1年ぶりの夏ならではのお菓子に、ほっぺたがゆるみます。
お客様のお土産には、同じく駿河屋さんの「竹の水羊羹」
これもきりりと冷やして熱い新茶と戴くと幸せいっぱいですね。
今年のお新茶は天候不順で収穫量が例年になく少なかったようですが
戴いた新茶も、いつも取り寄せるている水車村の完全無農薬のお新茶も
爽やか色・馥郁とした香りはもちろん、新茶らしくない(?)しっかりと深いお味が出て
大変な満足感を覚えます
皆様にも庭の紅葉の新芽を添えて、画像なりともおすそ分けを・・・
投稿者 blogkyoto : 05:33 PM | コメント | トラックバック
June 16, 2006
賀茂のおばさんのトマト
6月に入り、今年も畑で完熟したあまーいトマトを
賀茂のおばさんが持って来てくれました!
『うちの畑は土がえぇから!』とっても甘いのです。
いっぺんこのトマト、よく冷やしてかぷっとを食べると、ちょっとやそっとのは食べられません!
毎週2回ほど、時節の野菜満載の賀茂のおばさんの軽4輪が家の前にやってきます。
賀茂のおばさんのトマトは地のトマトで完熟してから収穫
その日のうち若しくは次の日には軽4輪でうちに着きます。
甘くて新鮮で考えても口がしゅるじゅるとなります.
他のお野菜も地のもの週2の定期便「振り売り」といわれている京都上賀茂農家の昔商法
おばさんよりちょっとだけ年下なので(?)
いつも『おねぇさーん』と呼んでもらって家の前に籠を持って出ます・・・
これもおばさんの畑の「へぼ」って呼んだはったきゅうり
へぼ具合がリズミカル。(よぉ曲がってるでしょ)
ぱりぱりです
サラダ豆=茹でただけ、味付けしないままでも最高

賀茂のおばさんの衣装は、大原女や、白川女と似ているようですが微妙に違います。
京の女性の働き着は土地々々独特のスタイルを持っています
手ぬぐいまで賀茂の模様です。
三幅の前掛け(大原女や白川女などが着けている)でなく、
「たちあげ」という腰から下へ大幅にずらしてはく袴が独特。
相撲の呼び出しさんのたっつけ袴に似ています。
かがんでする畑仕事の体の動きに即してるのと思います
さぁ明日はおばさんの来はる日!
何を持ってきて来りゃはるかなぁ・・・
投稿者 blogkyoto : 10:15 PM | コメント | トラックバック
June 13, 2006
水無月 夏越の祓 茅の輪くぐり
6月は水無月。水が無いのではなく、水「の」月という意味。
田植えに備え、田に水を引く事からきているよう・・・
6月30日:1年の半分が経ち罪穢れも溜まって居ます。これを祓い清めるのが「夏越の祓」
京都では、茅の輪をくぐり、人形(ひとがた)に自分の罪穢れを移して神社で流したり清める神事が行われます。
茅の輪は多くの神社に設置され、自由にくぐってお参り出来ます。
(上賀茂神社・車折神社・野々宮神社・貴船神社・建勲神社・吉田神社・城南宮・白峰神社・・・)
各神社ごとに茅の輪のデザイン大きさが異なり、はしごして較べるのも面白いです。
この時水無月食べます。

これが「水無月」
三角の白い外郎の台に、上に甘く炊いた小豆をちらした和菓子。
6月に入ると、京都市内の和菓子やさんで定番でお店に並びます。
平安時代、宮中では夏になると氷室で保存していた氷を夏の流行り病よけとして食しました。
夏の氷は貴族のみが口に出来る貴重な品。 庶民は口にすることもできません。
そこで誕生したのが氷の結晶に似せた三角形のお菓子、「みなづき」。
上に載る小豆の赤には、邪気を祓う魔よけの意味もありいっそう有難味を増します。
1200年の昔は、夏の衛生状態も悪く気温の上昇と共に伝染病が猛威を奮い
人々を震え上がらしました。
何とかこの病や災いを逃れようと氷(氷の代わりの水無月)を食べたのです。
7月に行われる祇園祭も、この夏の災い・流行病を逃れようとする庶民の願いのこもったお祭りです。
投稿者 blogkyoto : 12:54 AM | コメント | トラックバック
April 20, 2006
「望月」閉店
今日おつかいに木屋町あたりへ出かけました。
いつもの望月さんへいつもの望月と鮎を買おうと寄って大ショック。
5月15日で閉店の張り紙が!
140年の歴史があったお店。
小さいときから食べる度、ずっと変わらない味でした。
お気に入りベストテンだったのです、がっかりです。
なんでも家主さんがビルに立替る為の立ち退き。ビルの建った後も入店しないとお店の人が。
ここにも京都の崩壊が。
このお味が消えてしまうかと思うと、もったいないわぁ
ファンも多いと思います。
外側の皮は、店内の厚い鉄板で熟練の手順で香りよく狐色に焼かれ
餡のこくが有りながらあっさりでお抹茶にもほうじ茶にもよく合います。
仕方が無い、5月15日までに何度か買いに行きましょう。
望月と鮎のほかのお気に入りは「味噌松風」そばぼうろふうでお味噌の香ばしい風味のしっかり付いた
焼き菓子。
あぁがっかり
投稿者 blogkyoto : 11:05 PM | コメント | トラックバック
April 12, 2006
モバイル・トーフ・ショップ
今日ケニアとアメリカからお二人のお客様がありました。
学会の機会にと初来日。
孫の帰京予定の関係で、旧暦ひな祭りが済んだあと
ちょっと居残りしてもらってる「お雛さん」を見てもらったり、
先日から嵌っている投扇興を体験してもらいました。
前にも飛ばない出だしから、徐々に調子が上り
最後は命中! ポイント獲得で盛り上がり全員大満足。
(大:人間用 小:お雛さん用)
お抹茶を試みてもらったところ、『too bitter!』やそうでした・・・
お雛さんの下段には日本以外の人形も飾っています。
台湾のお土産の人形は前から何の衣装を着ているかが話題でした。

中国の新郎新婦の衣装だそうです。
真ん中の子供は赤ちゃんをおんぶしています。(しかも男の子)
これは子供に恵まれるおまじないの人形として二人の真ん中に飾るものだそう・・・
移動中、折りしも自転車でお豆腐のリヤカーを引っ張りながら
ラッパで、上手に「トーフィーー・トーフィーー♪♪」と鳴らしながら街を行くのに行き会いました。
なんとその通訳説明、『モバイル・トーフ・ショップ』 うーんなるほどね!
近頃はおとふやさんもモバイルの時代か!いやいや大昔からモバイルですな!
同行の友人の通訳で英語と京都弁が乱れ飛んで面白い半日でした
グイユンさん、アンドリューさん
京都トラディッショナルハウス・坪庭などいかがでした。
投稿者 blogkyoto : 04:42 PM | コメント | トラックバック
April 07, 2006
大津絵 お土産は「鬼念仏」

滋賀県大津市歴博へ「大津絵展」を見にってきました。
迫力の鬼が念仏を唱えながら迫ります! 体をくねらして藤娘が華麗に踊ります。
これらユニーク極まった画は、江戸時代「三銭五厘の商い・・」と浄瑠璃に歌われるほど
安価・手頃な街道筋のお土産として、全国的な人気商品だったのです。
教訓的内容の一方で、偉い人を洒落のめすユーモア一杯の洒脱な作品は
大変な庶民の人気を得ていました。
応挙・栖鳳・鉄斎の描いた大津絵など目面しいものも多く集められた
この展覧会は16日までぜひお出掛けなさいませ。
くいしんぼは真っ直ぐは帰れません!
かえりの寄り道お勧めは、日吉神社の前、本家鶴きそば(大津市坂本)
こりこりっとした手打ちのおそばが美味しいです。
お店の中にも大津絵が。 創業280年、お店の建物も100年経つそうです。
投稿者 blogkyoto : 07:45 PM | コメント | トラックバック
April 05, 2006
京都御所 糸桜満開
御所の糸桜は満開。
圧倒的な美しさは人々を惹きつけ、普段に無いほどの人出
皆顔をほころばせ春を満喫
御所の中には桜だけでなく梅林・桃林・雪柳・・・
散策の目を楽しませてくれる花々が多くあります。
御所は大勢の人が毎日の散歩や通り道に利用しています。
子供たちは水遊び用に特設された小川で大はしゃぎ。
都市の真ん中の文字通のオアシス
烏丸今出川上るまで足を伸ばし、俵屋吉富のおまんを買ってお土産に。
もう一つお勧めは「すはま」。
丸太町通烏丸西入るの見逃すほどの小さなおみせ
きな粉と蜜だけの初めて食べても懐かしいお味と言う感想がでる
素朴なものです。でもおいしい!
今日のおやつは豪華版ね
投稿者 blogkyoto : 12:09 AM | コメント | トラックバック
April 01, 2006
日本で一番古い小学校でお茶会
京都の中心部中京にある、元明倫小学校は番組小学校。
番組小学校とは日本の学校制度創設の明治5年より3年も早い明治2年に作られた64校の小学校。
費用全額、地域の拠出寄付により建設された特別な小学校です。
この学校を中心にした学区は、自治組織・地域の拠点となって
優れた機能も併せ持って有効に機能していました。
今でも、統廃合されてはいますが、22校が残り地域の中心と言う名残は充分に見られます。
私の母校はその一つ、龍池小学校。
地域は室町の問屋の多い学区、裕福な経済力をバックに恵まれた施設での教育を可能にしていました。
郊外学舎(始めは山科、後に大原)も持っていて、月ごと各クラスで農作業
冬は里山に兎狩りと都会の子供に貴重な体験をさせてくれていました。
「兎狩り」は音羽山の頂上(といっても丘みたいなもんです)にテニスのネット状のものを張り
山裾を、全校生徒の子供達がぐるっと囲み
合図と共に『うわーぁ うわぁー』と大きな声を張り上げながら登っていきます
兎もびっくりして、上へ上へと逃げ
気の毒に、しまいにネットにかかるのです。
大勢ですごいエネルギーをつかっても
2羽か3羽(兎は羽と数えるのですね)取れたらええ方やったかと思います・・・
戦後すぐの時代です、翌日の給食は、ご馳走として兎汁が出されました。
よぉ食べん人も有ったようにおもいます・・・
話がすごい横へ逸れてます。元に戻して お茶会のお話。
この番組小学校の一つに明倫小学校があります。
木造3階建、明治の洋館の堂々とした優れたデザインの学校は
現在は京都市立芸術センターとして
最先端のアート活動・舞台芸術・古典の文芸・の活動拠点になって
面白いコンサート・展覧会が引きもきらずです
京都の伝統面の正反対、革新がさらっと当たり前に受け入れられているのがよくわかる施設。
ここでは月1回、制約なしの亭主、役による市民茶会が開催されています。
先日たまた同窓生が亭主をされると聞き、参加してきました。
お待ち合いは、木がぎしぎしと言う懐かしい木の階段を3階まで上った教室。
4/3が近いと言うので、桃の節句にちなみ「桃太郎」がテーマのお茶会
中央に大きな桃林が設えられ菜の花も可憐に裾を巻いています。
お席に入るとまず「キビだんご」を頂きご亭主の家来になって会が進みます
軽妙な話術で桃太郎や桃にちなんだお道具の説明で席が華やぎます。
釜の底部は車輪の付いためづらしい形。
他にも猿犬雉、桃などにちなんだものがたくさんありました
桃の形の練りきりのお菓子、宝尽くしのお干菓子良いお味でした。
茶道はまったくの素人で良さが判っていず勿体無いのでしょうが
たくさん使われたそれぞれの道具は、ユーモア一杯の言葉遊び。
愉快なお茶会の面白さが充分伝わった楽しい会でした。
この日のきものは黒無地の大島に黄色基調の長羽織。
投稿者 blogkyoto : 01:21 AM | コメント | トラックバック
鴨居 玲 モノレールで
「私の話を聞いてくれ」というタイトルに、ぐいっと惹かれて行ってきました。
神戸アイランドパーク・小磯記念美術館
「鴨居 玲 展」 (3/26終了)
鴨居 玲 1928年2月3日 - 1985年9月7日昭和60年57歳没
油絵というと絵の具の重なった重い感じを思い浮かべるが
鴨居玲の色、何処までも深海のごとき深さを持った透明さ。
色は赤・緑・青
引き込まれる深いクリアーな色の魅力以上に
もっと突きつけられる画家の精神にたじたじとなる
自画像もモデルも、その顔には目が有っても瞳が無い。
なんともいえない怖ろしい目の表情のみがある
あらゆる雑物を剥ぎ取って、芯の芯・本当の自己を見極めるような眼差し
が怖くとも惹かれてしまう。
苦悩のきわみのような表情は
大きな画面の画家の製作場面の作品で
キャンバスが真っ白・何も描けない画家につながっていく・・・
と言う風に視えた。
没後20年の展覧会
京都から神戸アイランドパークまで行った甲斐の十二分にある展覧会でした。
京都から神戸アイランドパーク
JR快速-住吉-(ポートライナー:モノレール)アイランド北口約1時間半で行けます
もちろんきものと羽織。
自分で着る場合、楽にゆったり着るので、
まったく苦痛なし、服と同じように行動できます
その上おしゃれで目立つ事この上なし! 気分のよい事!
今日は駅で立ち止まった時
行き過ぎた人がわざわざ5歩ほど引き返し
上から下まで三往復もチェックして行かはりました!
これは失礼な部類に入りますよ。(皆さんはやめましょう)
普通は、もう少しさりげなく観察するもんです。
きもの同士ですれ違う時
好感の視線を交わす、または 火花を散らす時
皆さんどちらが多いかしら?
私は好感の視線交わしが好みです。
美術展のお土産は、カタログ・絵葉書が定番
今日はその上に、美術館の風月堂カフェで
ミニゴーフル(神戸風景シリーズ)を買ってきて
帰宅後のほっこり、美味しいお茶の時間が出来ました。
投稿者 blogkyoto : 12:29 AM | コメント | トラックバック
March 08, 2006
京のひな祭りは旧暦4月3日

初節句に実家かkらのお祝い
水屋 台湾京劇人形 ひっちぎり ごもく寿司
登壇前の雛たち
御雛さんが入っていた箱を収納するのも大事な手順
段の下空間に入れ子にして収めてあります。
その間の出番待ちの御雛さんたち
犬筥(はこ)は安産多産の願い事を叶えるお守りと同時に
悪いものから守ってくれる番犬の犬でもあります
この時期の恒例
着物でひな祭りを楽しみます
ごもく寿司(ちらしずしをこう言います)をたすき掛けで作り
たすき掛けって経験あります?
きりりと動き易いし、働こぉって意欲の湧く紐です。
白味噌のおつゆに生麩手まりなどを浮かべおいしくお祝いします。
後はお遊び。
投扇興で得点を競いあっという間に一日が過ぎ・・・

投扇興で大騒ぎしているところ
ちゃんと点数表もあり、上村松園の絵で源氏45帖にちなんで
藤壺の点、松風の点、夢の浮橋=100点など雅な事この上なし
ほっこりした後はひっちぎりでミニお茶会
あぁ美味しかった!
投稿者 blogkyoto : 10:52 PM | コメント | トラックバック
February 01, 2006
1月15日は小正月 行事食は「小豆粥」
京都のお正月は1月15日小正月までが「松の内」
この日の朝、小豆粥をお祝いして柳箸を使い納めます。


女正月とも言われ、一昔まえのお嫁さん、女中さん丁稚さんの年2回の貴重な薮入り(休暇)でもありました。
“きものさんぽみち”でもこれにちなんでお正月の集まりを・・

お屠蘇やお福茶、小豆粥と白味噌の美味しいお吸い物
花びら餅・お抹茶で満足した後、祇園さんへ初詣に繰り出し一日楽しいきもの散歩でした
詳しくは“きものさんぽみち”のサイト『着物で小正月 小豆粥のお祝膳と初詣』へ
http://www.kimonosanpo.net/sanpo/syogatu2.htm


お祝膳に欠かせない柿のおなます。小皿二盛りに分けるのが恒例

投稿者 blogkyoto : 10:49 PM | コメント | トラックバック
ご近所 「顔の家」 超(?)有名な
面白い家


“きものさんぽみち”の近所にこんなお家が昔からあります。(1974年山下和正/山下和正建築研究所設計
お使いの帰り、韓国から建築の研究者らしい男性が、ガイドブックのこの写真のページを見せて『何処か?』時かはったことがあります。
『有名なんや』と再認識したので、“きものさんぽみち”のメンバーにも折に触れ紹介してます。
鼻の下に立つと、筒です空が見えます・・・。目が窓。口が入り口。
我が家の子供の小さい時のお気に入りスポットでした

ついでに近所のあちこちに「鍾馗(しょうき)さん」が小屋根・玄関の上辺りにおいてあります。
家の中に悪い物が入ってこないよう守ってくれています。
屋根瓦と同じ焼き物製 瓦屋さんで扱っています。
このお家は普通のお家のようですが、今はやりの町屋レストラン。
元は、お謡いの先生のお家やったそうですが
今はパスカル ペニョ というフレンチレストランになっています。
『京は定休日やねぇ、今度又来ようね・・・」
顔の家にはご親戚が名古屋にお一人織られるようです:南久屋交番(みなみひさやこうばん)
http://www.arcstyle.com/aichi/minamihisaya.html
投稿者 blogkyoto : 09:56 PM | コメント | トラックバック
January 07, 2006
七草粥 七日正月
今日1月7日は「七日(なのか)正月」美味しい七草粥を戴く日です。
左手の摺こ木で“とんとん”まな板をたたきながら『唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に七草なずなてってってろろ てってってろろ』などと囃しながら細かく刻みます

お米から炊いた5分粥がもう煮あがるかという時七草と丸餅をいれますと、炊きたてのお粥のとろみとお餅のとろみの二重効果でえもいわれぬ美味しい七草粥が出来上がり。
七日正月 『お祝いやす!』
投稿者 blogkyoto : 11:59 AM | コメント | トラックバック
January 05, 2006
京都のお正月 ほんまの白味噌雑煮

お正月の床の間は何もかもおめでたい設えに!
初日出の掛軸の前には、 お鏡さん
(裏白(しだ)にゆずり葉2枚をに敷き、霊物の組紐製「伊勢海老」の造りもん・橙・昆布(喜んぶ)串柿が必須。
若松・千両・曙菊の生け花 ・・・ お屠蘇器揃・干支お扇子・投扇興などをお目出度く飾る

元旦の朝は家族揃ってまずご挨拶。
『明けましておめでとうございます、』今年も相変わりませずどうぞよろしくお願いいたします』
改まったご挨拶に心もすがすがしぃ
その後お屠蘇を頂き、その後、大福茶『どなたさんも、お祝いやす』
この中には北野の天神さんに戴いた大福茶のための小梅と結び昆布
天神さんの小梅はそれはまぁよぉ乾いて美味しい

「京都の白味噌お雑煮は、甘ったるくて」と仰る方、ほんまの白味噌をご存知やないんですよ。
ほんまは麹のよぉ効いた味わい深い滋味のあるおいしいもんです。
白味噌と丸餅祝い大根と頭芋全部白で統一されます。金時人参入れるのは京都風から外れます
我が家のお祝いのお膳は、お重に三種の肴(数の子・田作り・たたきごんぼ)「海老芋と棒だら」「根菜中心のお煮しめ」「チーズ蒲鉾」「出し巻き玉子」「「柿膾」「黒豆」「鴨ロース」「りゅうひ巻き」などなど
お雑煮は神さん仏さんに供える為、昆布出しで作ります。人間さんが戴く時は削りかつおをたっぷりと
に作り方掲載


頭芋は人のリーダーすなわち「頭」になるようにやからちゃんと一人一個食べなあきませんと言われ小さいころは「のつこつ」して次の日まで残ります
今は小さい目を買いますそれでもしっかりお腹にこたえますが、みっしりと詰まった実がおいしい
元旦は、お雑とおせち料理ででかなりお腹一杯になり、たいていお昼は抜かします。
お3時にしっかり花びら餅を戴くのもお正月の楽しみ
お抹茶を点て、白味噌味の餡と求肥の柔かい肌・ごぼう(柔かくあっさりした甘みに炊いてある)が絶妙の取り合わせ!
毎年二条駿河屋さんで誂えます。
素材勝負が京都のお料理。白味噌は「山利」昆布は「羅臼」鰹節も錦で吟味して・・・
お野菜は大体「賀茂のおばさん」が30日ごろ持ってきてくれます。寒の冷え込みで野菜の甘みもぐんと増え
薄味がより美味しい味を引き出します
投稿者 blogkyoto : 09:23 PM | コメント
October 21, 2005
愛宕神社 鮎茶屋

愛宕神社参道の途中に嵐山高雄ゲートがあります。
嵯峨野の最も奥にあたり、

愛宕神社・一の鳥居が有ることから、鳥居本と呼ばれます
この愛宕神社は、火伏せ(火難除け)の愛宕さんとして
京都を中心に大変な信仰を集め、その門前町としても賑やかでした。
清涼時お松明や花背・広河原の松上げも元々、愛宕さんへの
献火の火の祭礼が始まりとか。

真っ赤に燃える紅葉の下に昔のままの鄙びた風情の茅葺きの
鮎茶屋や茶店が並びます。



粒を残した黒砂糖入りのきな粉をまぶした名物「しんこ餅」とお抹茶を頂くと、
ほっこり
投稿者 blogkyoto : 08:51 AM | コメント | トラックバック
July 18, 2005
祇園祭 行者餅



巡行観覧後、 昨夜・宵山の16日 1年のうちこの日のみ作られるという行者餅を
お抹茶と一緒に楽しみました。

和製クレープ状の皮・白味噌餡に土生姜の味がユニーク夏の味
これを頂かないと祇園祭は完璧なものになりません

投稿者 blogkyoto : 09:55 AM | コメント | トラックバック
June 25, 2005
水無月 にしん
6月になると、京都では、「水無月」というお菓子を食べる習慣があります。
「みなづき」とは、三角の白い外郎の台に、上に甘く炊いた小豆をちらした和菓子です。

6月に入ると、京都市内の和菓子やさんでよく見かけます。 平安時代宮中では夏に氷室で保存していた氷を食したといいます。しかし当時、夏の氷は貴族のみが頂ける物、貴重品でした。庶民は口にすることはおろか、目にすることもできません。
そこで誕生したのが氷の結晶に似せた三角形のお菓子、「みなづき」です。上に載る小豆の赤はには、邪気を祓う魔よけの意味があるそうです。
賀茂なすとにしんの合わせ煮物 魚ぞうめん

さて京都の都は海が遠い都市でした。盆地でもあり、夏の蒸し暑さは殊の外きついことです。負けないように滋養をつけるご馳走として北前船で運ばれてきた北海道の「にしん・昆布・海草」が貴重な食材でした。都の食文化は、この北の野性味を洗練された夏のご馳走に変身させてしまいました。身欠きにしんとナスの煮物にしんのつけ焼き等が好い例です

晩水で戻し 流水で 丁寧に汚れをなで取り 美味しい鰹だしで生姜・お酒を利かし、薄味で煮ます。

京都は水の美味しい街、老舗や有名店でないおとふやさんが何軒も点在・・・絹ごしの冷奴があれば!という人も多いわ。
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June 13, 2005
水無月 お茶会

6月は“きものさんぽみち”のメンバーが初の「半東(はんとう)」という役をされるというので
それは是非とも又出かけました。


今日は青梅のお菓子
あんまり真ん丸くかわいいのですが、転がさないかと心配


帰りの寄り道は今出川通天神さんの向かいがわ「粟もち」へ
投稿者 blogkyoto : 01:58 AM | コメント | トラックバック
March 20, 2005
天神さんのお茶会 松向軒の月釜

北野天満宮の今出川通から入ってすぐ左、大鳥居の横に鄙びた風情のお茶室「松向軒」があります。
毎月第2日曜日月釜が掛けられてどなたでもお茶を戴けます。

3月はおひなさん尽くし
菱餅に因む飾り棚 雪洞さんの水差し・お茶碗も雛・桃の香合 立雛の軸。
はんなりと上品な桃の空気の艶ややかなお茶席。


主菓子も、草もちの土台にきんとんの載った「ひちぎり(ひっちぎりとも)」
よもぎの香り高い、春のお味















