秋
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栗きんとん
秋といえば、いがいがもかわいらしぃ栗。
栗を使ったお菓子も山ほどあり嬉しい楽しい季節
ご近所の二条駿河屋さん
こだわりのお菓子職人魂のご主人さんが丁寧に作られる主菓子(お茶席の主役のお饅頭)
はどれも派手派手しさはないけれどやさしいお味でとっても好きです
お客様の有るときは、「何時に」と時間指定で注文します
作りたての一番美味しい京生菓子の美味しさ一度は味わっていただきたい。
有る年の事、栗きんとんを作ってもらいました。
うん?ちょっと色が濃い目やなとチラッと思いながら味は大体例年通りなので
その日は済みました・・・
1週間後、くだんのご主人さんが尋ねてこられ
『この前はえらいことすんませんでした。実はあの栗は燻蒸してありまして
今日お持ちした栗きんとんこそ本来のお味です』 と仰る。
仰天して早速頂いたのですが、やっぱりこちらのほうが極上の極上の栗きんとんでした
微妙なコンマ以下の味にもこだわるお菓子やさんがまだまだ京都にいはると
嬉しくなった次第。

二条駿河屋:中京区二条通り新町西
ぼちぼち袷せ着物も気持ちよく着られる季節
わざわざお茶会に出かけなくても、家のお膳でポットからお湯を注ぎ
お抹茶を一服点てましょ。
栗きんとんのほのかな上品な味と舌の上に極楽が現れた心地。
これも栗のお饅頭
10月はずいき祭から始まる
萩、見事でおりゃる
今梨木神社の萩が可憐に見頃です。
21日には萩祭に萩大名の奉納が千之丞社中によって行われ好評を博しました。

こちらは京都の三名水の一つがでる井戸が有ることでも有名。
毎日ペットボトル持参で汲みに来る人が行列したはります。
秋風の感じられる爽やかなこのごろ、単衣着物でさらっとお出かけなさいませんか。
所在地:京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町
丸太町通り・御所の南東角から寺町通りを北へ徒歩5分ほど
秋のお山から贈り物
- Date
- 2008-09-20 (土)
- Category
- “きものさんぽみち”メンバー | 秋
= あけび =
大山の麓から秋の贈り物が届きました
蔓に付いたままのアケビやむかご
あんまり美しいので思わず花器に活けました。
= むかご =
アケビの姿は目にした事がありましたが
むかごは初めて!
こんな風に実がなっていたのですね。
とんがり気味の葉っぱの緑がきれいです
送ってくださったKさんもう感謝感激です ありがとぉございました
趣味 ドングリ拾い
- Date
- 2008-09-11 (木)
- Category
- 秋
朝夕気持ちの良い爽秋となりました。
この夏の暑さからやっと解放されましたね
実りも、田畑だけはありません。
野山に沢山のドングリが実って、地面にもお裾分けが落ちる季節になりました
時々行く宝が池の散策1週コースにも今年も一杯落ちていました。
散歩しているのかドングリを拾っているのか。
ドングリのほうにかなりの比重がかかってしまいます。
かなり多数の人が思っておられるようです、
縄文のDNA“食料=実の採集”がいまだに有効 と!
いかが思われます・・・
宝池は大文字の「妙法」のすぐ麓、国際会議場に隣接の静かな池。
一週1.5km とても気持ちの良い散策コース
沢山の常連さんが、早歩き・ゆっくり歩き・ジョギングを楽しんだはります。
丸い小山が池に写り水鳥がゆっくり泳ぎ、大きな鯉も沢山、亀もぷかぁと浮いてます。
家からちょっと車で10分から15分、便利気軽な一息タイムが過ごせます
七五三の衣装
七五三は11月に行われます。
近づいて来て、着物の雑誌や新聞の折り込み広告に
衣装を初めいろいろな情報が載っていますが・・・
現代の七五三衣装を初め、子供の着物の文化が昔に比べ劣っていると思います。
子供の可愛らしさを最大限に引き出す文様の感覚を
今のきものを作る人たちがあまりご存じないような。
まるで成人式衣装のサイズのみ小さくしたような衣装が多すぎませんか。
子供の可愛らしさは、豪華絢爛や仰々しさを極力避けるのがあたりまえやったのに
それが無くなりました。
模様は漫画っぽくならず、しかも可愛らしさを壊さず
ぱらっと無地場も多く、騒がしくしないといった事が大事なポイント。
今年の夏、お宮参りの衣装をそのように意図して手描きで染めましたが、
今回は袷せの子供衣装をご紹介します。

四つ身の寸法は三歳のお参り以後、揚げ(縫い上げ)を少しずつおろしながら7歳まででも着られます
洋服では不可能な、最低でも5年間は着続けられるという、抜群の合理的な面があります。
七五三だけでなく結婚式への出席、お正月、晴れがましい場所へ
子供の晴れ着として、何事かあれば何度も着る事が出来ますよ。
京都 11月 着物散策
- Date
- 2007-11-08 (木)
- Category
- “きものさんぽみち”便り | 着物でお出かけ情報 | 秋
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きものさんぽみち便り
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Vol.146 2007・11・2
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11月は霜月(しもつき)霜降月(しもふりづき)
やっと初冬の気配が感じられるようになりました・・・
町中の着物姿で圧倒的に多い帯付きの着こなしは、
11月の声と共に、季節感からずれている様に思えます・・・・
羽織のおしゃれが際立って素適に見える時期でもあります。
洋服でも、このシーズンになるとジャケットやコートを着ていないと寒々しい印象を受けます。
季節にふさわしい重ね着は、きものも同じ事です。
ふっくりと羽織を重ねてみてください、色彩が複雑に重なり 質感の違う布地が重なり
羽織の襟元も上品な色っぽさがありますし 裾のゆらゆらも快感を覚えます。
極上のきものお洒落心が満たされる気分・・・
┏━もくじ━━━━━━━━━━━┓
■1 お火焚き ■
■2 七五三 の季節 ■
■3 亥の子 おこた 火の用心 ■
■4 11月のきものでお出かけ ■
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● お火焚き ●
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京都の11月はたくさんの寺社でお火焚きの行事が行われます。
江戸時代から行われている神事です。
旧暦11月に社前において火を焚き、祝詞や神楽でもって神さまを慰めます。
秋の収穫感謝の新嘗祭(しんじょうさい・にいなめさい)の意味合いが残っている行事です。
又神前の庭で火を焚いて神楽を舞ったものの名残等と言われています。
神社だけでなく民間の火を使う業種、例えば(染物屋、鍛冶屋、造酒屋、お豆腐やさんなど)で、
火の用心・商売繁盛を念じ、この様な「お火焚き」が行なわれていました。火を使うかまどを清め、お祓いをしてもらった後 日頃お世話になっている先様、親類縁者、ご近所 お得意先 子供たちにおみかん・お火焚き饅頭、柚子味の三角おこし お赤飯 などのお配りもんをします。
◎3日 槌屋町の弁財天祭礼のお火焚き
"きものさんぽみち"のお町内だけでお守りしている「福永弁財天」年1度の祭礼
聖護院の行者さんが2,000本からのお火焚き串を炊きます。
◎8 日(木):伏見稲荷大社
火焚祭とは今年一年間の収穫に感謝する行事。
本殿の儀のあと、火焚きの儀が行わます。本殿裏手の斎場に3基の火床を設け、神田でとれた稲のわらを燃やし、恵みをもたらしてくれた神を山に送ります。その際、全国から寄せられた約10万本の願い事が書かれた火焚き串を焚き、神楽女の神楽舞が行われます。後半が見所。雨天決行。
本殿の儀:13時~、火焚神事:14時~御神楽(人長舞):18時
◎28日、清荒神護浄院。
「こうじんさん」とよばれ、古くから火の守護神として家庭の竃に祭られ、親しまれている。天台宗の寺院ではあるが、流造の神社風の本堂の前に石鳥居があって神仏習合の社殿である。尊天堂に祀られている福徳恵比須神は京都七福神の一つである。当日は、幼稚園児行者による地域お練の後、採灯大護摩供が行われ る。参拝者に「お火焚まんじゅう」を授与。
◎7日(水):貴船神社・御火焚祭
水や火の恵みに感謝し、本殿で、ロクロヒキリと呼ばれる古来からの火をおこす道具で神聖な火をおこし、境内斎場の約1万本の火焚き串を円柱に汲み上げた護摩壇が築かれ、神官の祝詞が奉上された後点火されます。雨天(御火焚神事のみ)順延(小雨実施)。時間:11時~12時頃
◎22日(木):広隆寺 聖徳太子御火焚祭
聖徳太子の命日、本堂に安置されている本尊の秘仏聖徳太子像と、宝物館の秘仏薬師如来像が公開されます。 お火焚祭は、聖徳太子を祖神と仰ぐ建築・建具・機織職などの信者により、境内に斎竹(いみだけ)が立てられ、参拝者による数万の護摩木が焚かます。
◎23日(金・祝):車折神社
かまどの守護神である奥津彦、奥津姫を迎え、かまどに火を入れ、周囲に稲穂などのお供えをして、神楽の奉納を行い、「かまど祓い」が行われます。
本殿斎場では高さ4メートルかまど型に数千本の火焚串を組み、祝詞奏上のあと、炊かれます。かまどの守護神にふさわしい、迫力ある祭典。 かまど祓い神事:13時~
◎花山稲荷神社 11日(日)
お火焚きの火が緩む頃投げ込まれるみかんは、風邪薬として持ち帰ります。
◎御香宮神社 15日(木)
諸願成就の願いを込めてお火焚が行われます。
◎恵美須神社 16日(金)
立神楽が奉納され、参拝者にはその年採れたお米で造られた御神酒「にごり酒」のお振る舞い
◎城南宮 20日(火)
大祓の詞が唱和される中、数千本の火焚串が焚き上げられます。巫女による浦安の舞奉納も。
◎平岡八幡宮 23日(金・祝)おまんじゅうの他、御神酒が配布。僧形八幡神像の一般公開。
時間があったら、お火焚きの火であぶられた「風邪除け、中風除け」のお呪い、黒焦げのおみかんなど戴きにお出かけなさいませ
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●亥の子 おこた 火の用心●
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そろそろ火の気が欲しい時期になりました。亥の子は猪の多産に秋の豊穣の祈りを込めた神事。旧暦十月亥の日( 11月最初の亥の日)この日まで待って堀炬燵等の火を入れ始めます。そうしないと火の用心が悪いと母が言って居りました。イノシシは陰陽五行説でいう水の性質を持つので、火難を逃れるという信仰からきているようです。
今年の亥の日は11/13日。さてこの日までおこた無しで辛抱できますかどうか・・・
一の亥の日は「玄猪(げんちょ)の祝い」といい、炉開きの日、炬燵開きの日ともされ茶道でも風炉から炉に替わり炉開きの行事も行われます。
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● 七五三 ●
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11月は七五三の月。無事な成長を感謝し、以後も守ってもらえるよう祈願のお参り
成長儀礼の一つ、それぞれ衣装も一つ身、四つ身、と変化してきます。
(詳しくはHPの通過儀礼のページ)
夏の子供のよそ行き 絽友禅小紋きもの を前にブログで見ていただきましたが
今度は袷の四つ身を孫に作りました。
子供らしい無地場を多くしいシンプルな折鶴文様を散らしました。
愛らしい幼さを一番良く引き出せると思います。お襦袢や帯も楽な様、楽な様に
工夫してやりましょう。
楽々でも、晴れがましくてきれいなおべべの思い出は、一生の宝物になりましょう
お付き添いのおかぁ様やおばぁちゃんも、皆さん着物でお出かけ下さい。
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● 11月のきものでお出かけ ●
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11月下旬になれば、もみじも見頃と予報去れています。
素適な着物羽織でぜひお出かけ下さい
◎10月31 日(水)~11 月4日(日) 第31回 秋の古本まつり 【百万遍知恩寺境内】
◎3日(土) 曲水の宴 【城南宮】
◎5日(月) 上卯祭(じょううさい) 【松尾大社】梅ノ宮神社大社
◎8日(木) かにかくに祭 【祇園白川】
◎11日(日) 嵐山もみじ祭 【嵐山・渡月橋一帯】
◎11日(日) 夕霧祭 【清凉寺】 吉野太夫や高尾太夫に並ぶ名妓夕霧所縁のお寺で追善法要
◎13日(火) うるし祭 【虚空蔵法輪寺】
◎23日(金 ) 筆供養 【東福寺山内 正覚庵】
◎23日(金) もみじ祭り 【地主神社】
◎23日(金) 紅葉祭りと扇祈願会 【長楽寺】
◎23日(金) 塩竈清祭(しおがまきよめさい) 【十輪寺】
◎23日(金) 珠数(じゅず)供養 【赤山禅院】
◎26日(月) 御茶壷奉献祭・口切式 【北野天満宮】am10:45 一の鳥居前出発
12月1日の秀吉の北野大茶会ゆかりの献茶祭に使われるお茶の奉納行事。1 日当日は、拝服 席、境内の明月舎・松向軒の茶室、社務所等をはじめ、上七軒の歌舞練場・西方寺で副席が 設けられる。また絵馬所では和菓子の協賛席が設けられ各地からの多くの参拝者で賑わう。 拝服茶券: 5,000円/11月上句より社務所で頒布
◎第43回 京都非公開文化財特別拝観
http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/modules/information_ja/index.php/hikoukai2007.html
普段非公開の冷泉家や下賀茂神社での十二単衣着付けなどが見学できます。
◎このほかにも秋の特別公開寺院・庭園が多くあります(京都市文化観光システム)
http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/modules/information_ja/index.php/tokubetsu2007.html
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きものさんぽみち 飯田惠美子
〒604-0061 京都市中京区小川通二条上る
TEL:075-231-7679/FAX:075-231-7693
mailto:info@kimonosanpo.net
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ずいき祭 天神さん
10月1日 北野天満宮・瑞饋(ずいき)祭りが始まります。

京都の秋のお祭のさきがけ
大変規模の大きな神事で、1日から5日までいろいろな行事があります
(詳しくは天神さんのHP )
お旅所に1日から祀られている見事なずいき神輿は
収穫感謝の意味あい濃く、屋根のずいきを初め細部の野菜による細工が見事です。

野菜・乾物(湯葉や麩など)を使い、歴史上有名な場面、人物を神輿の周りに飾り付けられています
(お旅所は、京都市中京区西大路上ノ下立売通西入ル御輿岡町西大路北野中学バス停から
西大路妙心寺道を西に入ったところ)
4日の還行祭(お旅所から北野天満宮まで)でこのお神輿が動きます。
快適な気候に袷もそろそろ着たくなりますし、ぶらっとお祭見物にお出かけ下さい
中秋の名月 観月の宴
明日は中秋の名月
今日はあいにくの雨空で期待は明晩に膨らみます・・・
鳥取のメンバーから名月にちなんだ こんなメールを戴きました。
あんまり風雅やのでご披露します。
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『今日は月見の茶事があり先程帰りました。
こちらは生憎のお天気でお月様を愛でる事はできませんでしたが、
行灯のあかりで茶を一服優雅な一時でした。
しかし、うちの大胆な先生、三方に無造作に並べられたえらい立派なお団子……
あの一画だけは別世界でした。
お料理を食べた後、「香付花月」と言って、聞香の後
お香に付いている銘で詩を詠むお稽古をしました(勿論お茶も頂きます)。
予めお題は頂戴していたものの、小学校以来かなぁ~硯と筆扱ったのは…
汗取り肌着で間に合わないほど?いやぁ~な汗〓かいちゃいました。
明日の中秋の名月もこちらはお天気悪そうです
〓京都はお天気如何ですか?あちこちで観月会が催されるんでしょうね。』
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そうです、京都でもあっちこっちで明日、観月会が開かれます
代表的なところで
◎上賀茂神社 (雨天・庁屋)
◎大覚寺/観月の夕べ
◎下鴨神社「名月管弦祭」
◎京都府立植物園「名月観賞の夕べ」
少し後になりますが、お茶の発祥の地、宇治萬福寺では
こんな行事も行われます
◎萬福寺「月見の夕べ」10月6日(土) 15~20時
日本煎茶道連盟が主催し、宇治市の萬福寺で「秋の夕べ」が開かれます。
煎茶道の十流派が合同で茶会を開き、月見も同時に楽しめます。
お茶席3500円(前売り料金・要予約・問い合わせTEL.0774-32-3900(代))
萩祭 梨木神社 狂言・萩大名
9月23日(日)
御所の東、寺町丸太町上る梨木神社で『萩祭』が開かれます

茂山千之丞社中の奉納狂言『萩大名』が演じられます。(11時ごろ)
恒例の愚鈍な大名と太郎冠者の、のんきなやり取り
境内には見頃の"宮城野の萩”も可愛く咲揃って、一緒に笑って揺れることでしょう。
その萩の木には、俳句の短冊が沢山下げられ、
名高い名水によるお抹茶の茶席も設けられています。
俳句を見せてもらい、美味しいお茶で一服となれば着物がピッタリ!
名残の単衣着物で、爽やかに初秋のきものさんぽを楽しみに
是非ともお出かけ下さい
梨木神社は、寺町通に面した御所の「清和院御門」を出てすぐ。
お月見団子
9月は、月見月。
詩や絵に多く取り上げられ、物想いを誘います
収穫の時期でもあり、収穫感謝の意味も籠められた行事でもあります。
名月にさきがけ月より団子と錦・畑野老舗で求めてきました。
今年の中秋は、9月25日(満月は27日)
物干しから見た去年のおつきさん
お月見団子を三宝に乗せ、ススキ萩を活け
サラッとした単衣に着替え月を愛でる宵を過ごしましょうよ。
洛趣会 京の偉大なるマンネリズム
洛趣会とは、京都の老舗中の老舗30軒が、毎年11月3日4日
主に大きいお寺を会場として自慢の品を展示する園遊会。
宮脇買扇庵 とらや ゑり善 尾張屋 美濃幸 一保堂 永楽 辻留 寺内 いづう 松栄堂
伊と忠 竹・西河 千総 初瀬川 たち吉など有名な所ばかり
『売り申さず お賞めくだされ』のサブタイトル通り
各店のブースには選りすぐりの品々が並び目を奪います。
案内のはがきに毎年大きな天狗さんが。
きっと天狗してますと洒落のめしているものかと・・・
第1回が昭和3年 今年が74回目
会場も、東福寺 黒谷さん 相国寺 妙心寺 東本願寺 永観堂 萬福寺・・
京都の大きなお寺を網羅しています。
贅と都の粋を尽くした品々を見せてもらいお寺の佇まいも味わえる大人気の催し。
あちこちで、お店の人とのご挨拶が繰り返され 秋の京都の社交会場の様相。
このような会が1928年から80年近く続くとは
(運営も50年ほど見せてもらっていますがほぼ同じ)
なんとも贅沢でおっとりした会でしょうか
こんな会場には着物が一番! 皆で出かけました。
艶やかな着物美人が一杯来場して私達も立派に花を添えてきました!(#^.^#)
今年は祇園歌舞練場。いつも「都をどり」の会場になる艶やかな場所。
一通り見物の後は、お抹茶とらやのおまん・おはりやさんの一口そばでほっこり
会場の入り口には、京都独特の「配膳さん」というおじさん方が下足番をしています。
ここでは履き物係ですが、あらゆる会や宴席に出張し、
お客様の案内、お茶接待、お膳運び などなど運営に欠かせない
スタッフとして昔から活躍しています(「京の配膳さん」という著作も有るぐらい)
洛趣会のような会には欠かせませんよ
祇園真っ只中の会場の帰り道
来年第2回目のお茶屋さんで遊ぶ会を計画していますが
そのお茶屋さん「よしうた」さんの前を通り
一力の前を通って帰途に着きました。
あーおいしかったし、目のお正月したし
満足満足・・・
櫛祭り
毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。
東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、
その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して
古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。
櫛供養塚
百鬼夜行絵図に見られるように
古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように
鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。
時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に
昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。
神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。
教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。
それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。
娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり
新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・
また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが
実際に見られる良い機会。
“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました
揚げ巻き 耳かくし いずれも大正時代 今見てもモダン!
桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた
奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます
額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい
右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?
位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!
これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの
ヒントになったのではと思えるほどユニーク
日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
ここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、
『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。
私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。
祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる
鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で
ぐんと若い衣装になって効果満点。
9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日
“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足
お座敷も衣替え
- Date
- 2006-10-06 (金)
- Category
- 秋
10月になりました。
夏の間ひんやり涼しい空間を作っていた夏座敷仕様を
半日掛かりで冬に戻しました。
建具など、みな二階に片付けてあるので、狭い急な階段を上り下り。
手順を間違えると大混乱。
マ、長年のことで慣れてはいますが、年々「しんどさ」が
「慣れ」を上回っているような気もしてきました。
若いもんに「てったい」を頼みなんとか終了。
=てったいとは撤退ではありません、手伝いを縮めた言い方
昔は家事手伝いの女性を「おてったいさん」等と呼んだ時代もありました=
秋仕様のお座敷は、しっとり落ち着いて納まりの良いお部屋です。
着物のお稽古も、袷せ・羽織の秋の衣装が多くなりました。
お稽古のあとそのままお出かけを楽しまれる方も多く
玄関がはんなり・・・ 『いってらっしゃい』
月下美人図
- Date
- 2006-09-11 (月)
- Category
- 秋
お座敷の床の間には。その月にちなんだ掛け軸をかけます。
9月は「長月」とも呼ばれ、お月さんが夜空に高く澄み
玲瓏な光が神秘的に輝きます。
掛け物も『月下美人』に替えました。
平安時代初期の衣服(中国風に上着スカートのツーピース)に
「ひれ」と呼ぶスカーフをつけています。
上着の袖は筒袖。
奈良時代、日本に国家制度が確立した当初は、中
国王朝に、文化・政治制度を始め服装も倣いこのような衣服を用いていました。
(平安時代中期、十二単衣が登場するまで続きます)
画面に月は描かず、女性が斜め上を見上げる構図で表しています
日本の美意識独特の表現。
2006年は中秋の名月(旧8月15日)が10月6日(満月は10/7)
後の月(旧9月13日)が11月3日となっています。
秋も深まり気持ちの良い夜空を見上げてお月見団子を頂けば
夏疲れが一気に解消するでしょう
京都 9月 着物で散策 お薦め行事
- Date
- 2006-08-31 (木)
- Category
- “きものさんぽみち”便り | 着物でお出かけ情報 | 秋
9月9(土)上賀茂神社 烏相撲と重陽神事
8日:烏相撲の内取式 9日:午前10時より重陽神事。この後「烏相撲」・「氏子児童による相撲」
9月9日は古来9という陽(陰陽の陽)の数字の重なる日であることから
重陽節句として五節句の一つに数えられ、宮中を始め一般にも祝いの日とされ
古くより厄災祓いの日として、色々な行事がおこなわれてきました。
菊酒を飲んだり、菊に着せた綿で花についた露を集め(被綿)、肌を拭って長命を祈るなど・・
烏相撲は上賀茂神社の祭神の祖父である賀茂建角身命が神武天皇東征の時、
巨大な八咫烏(やたがらす)となって先導をつとめるという大きな功績をたてた事と、
悪霊退治の信仰行事としての「相撲」等が結びついて行われるようになりました。
当日、本殿で祭典があった後、境内・細殿前庭(ほそどのぜんてい)で弓矢をもった刀祢(とね)が
烏の踊るのように三三九躍横跳びをしたのち『カーカーカーコーコーコ』と烏鳴きをするなど
ユニークな所作を行います。その後、児童等による相撲が行われまた、その年の葵祭・斎王代が
観覧します。
9/9(土)虚空蔵法輪寺 重陽の節会 謡「菊慈童」・舞の奉納
菊の節句(菊花供養)菊慈童の像を祀り、長寿の祈願を行い、
邪気を払うとされる茱萸袋(しゅゆふくろ)が授与されます。
10(土) 大田神社 里神楽 午後7時
杜若で有名な大田神社。毎月10日は月次祭、里神楽(ちゃんぽん)が奉納されます。
この神楽は今の神楽の 原型といわれ、老人男女二人ずつにより舞われる、里人により受け継がれてきた、
古式ゆかしい宗教行事。
15(木)鞍馬寺 義経祭 法要11:00~
源義経(幼名牛若丸)を偲ぶ法要
鞍馬山中には義経が天狗僧正坊に剣術を習ったと言われる僧正ヶ谷や、道場であった木の根道、
牛若丸背比べ石などゆかりの地があり所縁深いところからおこなわれる慰霊祭。愛山費200円
16(土)~18(月) 梨木神社 萩まつり
16日:茂山社中狂言「萩大名」奉納 池坊家元献花・舞踊・俳句
萩にちなんだ狂言。田舎の侍が萩で有名なお庭拝見の愉快な顛末。
名水で名高い梨の木神社の井戸水で点てられたお抹茶の御茶席で、着物ならではの
立ち居振る舞いを体感しにぜひお出かけを。梨の木さんのお水は美味しいですよ
17日(日)観世会館 岡崎 茂山狂言「かなもじ会」
社中の日ごろのお稽古の成果を舞台で発表。
プロではない素人ゆえの面白い演目続出。気軽に狂言をどうぞ
観覧無料 10時~5時
19(火)平安神宮 神苑無料公開8:30から16:30
池泉回遊式の名園。着物で散策に最適
20(火)~26(火)市内各寺院 秋の彼岸会
暑さ寒さの限(きり)として言われる日、先祖供養もどうぞ。おはぎもおいしいし
25(月)安井金毘羅宮 櫛祭り 午後1時 櫛供養式典。
古くなったり傷んでしまった櫛やかんざしに感謝をこめて供養する
お祭り。境内北側にある櫛塚(久志塚)は、女性の命とも言われる髪の美しさを引き立てる櫛をお祀りしていて、 美願のご利益有。
この塚の前で祭典が執り行われ、拝殿で舞踊「黒髪」が奉納されます。
その後2時頃より各時代の髪型に髪を結い衣装をまとった、時代風俗行列が神社周辺を練り歩きます。
この行列はカツラを使わず、全て地毛で結いあげてあり、日本髪の美しさと結髪の技術のすばらしさが
見られます。
注:変更の場合がありますので、各主催者にご確認下さい。
毎月、何かしら着物でお出かけにぴったりの行事があります。ぜひ出かけられ、楽しんでください。