着物で遊ぶ
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保津川くだり終点・嵐山
京都観光に欠かせない嵐山、最近はテーマパークの様ですね。
地元の者は少々敬遠気味かもしれません。
でもこの暑い日々、「水」のある場所で遊ぶのはとても心地よいひと時。
(この前伏見十石船で遊んだ時も実感しました。)
嵐山も、お土産もんのお店から離れ、川のほうへ目を向けて見ます。
渡月橋の上流側は、保津川下りの終点。
急流のスリルを味わい、やれやれほっと船から下りて足元がまだ揺れている人々が
川べりの茶店で一服と言う風景も良く見られます。
保津川下りだけでなく、1時間ほど船上遊覧する船もあります。
船の上でお弁当付きというのもあって、粋な舟遊びができますよ。
篝火の中、あゆを飲み込んでは拍手してもらう鵜が頑張っています。
この風情、夏ならではの舟遊びです。
ちなみに、保津川下りの船は一旦地上に吊り上げられ、
トラックにのって亀岡(保津川下り出発地点)まで戻っていきます。
茅の輪くぐり 夏越の祓え
6月30日は夏越の祓えで半年間の罪穢れを祓うお参りをする日
京都の沢山の神社に茅の輪が設けられています。
今日みんなで車折神社へおまいりに行ってきました。
車折神社は四条大宮から嵐電に乗って9つ目。
電車が着くとそのホームの階段を下りると3歩か4歩で神社です。
まるで神社敷地に電車が通っているよう。
茅の輪にもいろいろあります。
ここの茅の輪はご覧のようにとても美しくなデザインされていて
お気に入りの茅の輪。
くぐった後、人形(ひとがた)に名・年・願い事など書き入れ納めます。
半年間の穢れが積み重なり生命力が衰えていた物が、
これで力を盛り返し、夏の流行り病や災いも無く過ごせるというもの。
電車で3駅目の広隆寺にもちょっと立ち寄り、
久しぶりで弥勒菩薩さんの優雅なお姿にほっこりしてきました。
京都も30度を越し「かー」と言う音が聞こえそうに強い日差し。
日傘頼りの一日の終わりは、錦の畑野軒で求めた水無月と氷を入れた冷たい番茶。
やっぱり最後は食いしんぼですな・・・
みんなの衣装は、写真左から
久留米絣の夏物に絽綴れ・藍のしじら着物に綿の藍染め単衣帯・ポーラ(サマーウール)に絽綴れ・アンティーク・銘仙調子の夏着物(なう着物でこれぐらい細い糸で織られた着物にはなかなか見られません。これに絽の撫子やあやめの夏の花の染め帯(これは昭和・戦後すぐ位のものと思われます)
という衣装でした。
着物で散策 伏見十石船と酒蔵
新茶のお茶摘みの日、時間まで余裕があり、伏見の「十石船」にゆらりと乗ってきました。
この川は大阪⇒京の都の水運のかなめ。
昔この船にお米や木材人々をのせて京都まで行き来していたのです。
伏見は秀吉の伏見城の城下町として栄えました。
秀吉は叉宇治川を改修し、港の昨日を高め、これにより大阪から伏見までの船運が発達しました。
今日乗った十石船も「秀吉号」「千姫号」とされていて・・・成る程です。
江戸時代までは伏見から京の都までは、陸路によって物資運搬されていましたので、
伏見は重要な中継点として大変発展しました。
江戸時代になって、角倉了以が京都に運河・高瀬川を作り、
大阪-伏見-京都までの水路による船運・交通のルートが完成。
伏見も中継拠点とし、一層の発展したのです。
江戸時代にタイムスリップしたようでしょ。
京都の中京区、木屋町お池を上ったところにある「一の舟入」はこの終点。
人々の交通、お米・お酒・木材など重要物資運輸の貴重な遺跡です。
木屋町と言う名前も、ここに材木問屋が多く立ち並んだところから付いた名前です。
大正時代に宇治川が改修工事で伏見と、淀川へとつながる宇治川が通航ができなくなり、
1929(昭和4)に三栖閘門(みすこうもん)が作られました。
閘門資料館には楽しい模型があり、閘門を船が進む様子が判りやすく楽しい資料館でした・・・
十石船は出発地点からこの三栖閘門までを往復します。
資料館見学も入れて50分あまりの船旅です。
この運河で京へ運ばれていた伏見の銘酒を作っている酒蔵も見逃せません!
月桂冠大倉記念館を見学しました。
この水が美味しい伏見のお酒の元です!
水だけではなく、しっかり出来上り製品も試飲しましたー!(ふふ)
大きなタルを見るとこんな事もしたくなりましたね(笑)
黄桜カッパ天国のお昼ご飯もおいしかったし、カフェも外せませんねー。
酒造会社の蔵屋敷の中がお洒落なカフェになっています、
おいしい物を運んでくださる人も昭和初期のようなエプロンが建物とピッタリ。
この後昨日の記事の如く、宇治のお茶摘みにあかねたすきで雪崩れ込んだのです・・・\(^o^)/
新茶 お茶摘
今年も宇治の小山園さんから新茶の茶摘体験と工場見学のご招待が届きました
この畑の新芽は、1年に一度だけ摘まれます、
後は叉来年に向けて養生の月日。二番茶や三番茶はありえない最高級の茶畑。
なんと贅沢なお茶の生葉でしょう。
玉露・抹茶と日本茶好きメンバーがいっぱいの“きものさんぽみち”としては
お待ちかねの季節のビッグイヴェント。
文字とおりの皐月晴れ、あかねたすきに姉さんかぶりの手ぬぐい!
唄のままのいでたち・・・ながら覚束ない手つきで一枚二枚
爽やかな緑色の柔らかーい葉を摘みました。
この葉っぱ達が工場で蒸され・乾燥され、茎や葉脈を除き葉肉のみにした後
石臼でミクロン単位に挽かれるとお抹茶の出来上がり
蒸した葉を手もみしながら乾燥させると玉露になります・・・
ここ宇治小倉の茶畑の新芽は、昔のままに「よしづ」に藁を満遍なく撒き
直射日光をさえぎった中で育てた、まるで深層のお姫さまのような最高に柔らかな新芽になるのです。
こんな風に柔かい影に包まれたよしずの中です・・・
工場を一巡見学した後は、美味しい時間。
新茶のお抹茶を戴き放題でした・・・
着こなし熟達の秘訣 きもの散策と着物遊び
“きものさんぽみち”ではマンツーマンで着付け練習をしています。
今年で9年目を迎えました・・・
町屋らしき佇まいに京都らしい畳の部屋の雰囲気が大好評です。
『こちらは神社関係ですか?』と尋ねられ仰天した事も有ります。
夏座敷のしつらえの季節だったので
御簾、籐筵、葦戸などでそう思われたようです・・・
着付けを練習するだけでは着物の楽しい秘密は解き明かされません・・・
実際にきて歩く事が大事ですね。
仲間と毎月京都のあちこちに出没することしきりです。
実際にきものを着て行動する事が、秘訣の「その一」だと言えます。
着付けと着物お出かけに熟達してきましたら次にもっと楽しい事が待っています。
秘訣の「その二」それは『着物遊び』
きものを着る時迷うのが取り合わせですね。
●季節や着るシーンにふさわしい着物と帯は、
●どういう色と色をあわせると良く似合うのか?
●どんな柄の帯をこの着物に持ってくるとおしゃれになるのか
●この柄とこの柄は合わせてもおかしくないのかしら・・・
●こんな合わせ方で出かけて、厳しいチェック入るかな(どきどき)
などなど頭の中は?????・・・
一番良く相談されるのも上記のような事柄が圧倒的です。
手元に有る絵羽縫いの衣装や、反物のままなどを使って
実際に取り合わせを実験するのが一番よくわかります。
着こなしの熟達だけでなく、究極に楽しいきもの遊びです。
お家のおかぁさまの箪笥のなかのきものを、一度ひっくり返して見られませんか。
置いた状態で見ていると『全く合わない』と見えても、
実際に体に纏ってみると意外としっくりしたり。モダンな取り合わせであったりしますよ
持っている着物が、ちょっとした取り合わせかたで抜群の衣装に変身する面白さは
衝撃といえるほど。
これは、解説書を読んでも、映像を見ても得られない実体験ならでは醍醐味。
“きものさんぽみち”では常時着物遊びを積み重ねいます。
メンバーも、だんだん眼の肥えた集団になってきました
頼もしい限り!
競馬(くらべうま)
上賀茂神社で5月5日、競馬=くらべうま が行われました
前日の境内「北神饌所」には、いろいろ準備にのんどりとゆっくり忙しそうな用意の人々が
沢山居られました。
毎年この3週間ほど前から、上賀茂神社と北に隣接している京都ゴルフ場の間広場で
馬をダッシュさせる乗馬練習が行なわれています。
ここからスタート ここがゴール、『もうよい紅葉』と言う名前のかえでの木が目印
大田神社 かきつばた
上賀茂神社から東へ行くと、古代の自然を残すと言われる深泥が池があります・・・
10数万年の昔、氷河期と呼ばれる時代の生態系が豊かに残り
温暖化時代の動植物と共存している大変めずらしい池です。
深泥が池には黄色いかきつばたがこの時期きれいに咲揃っています。
この深泥池(みどろがいけ)と500mほど離れて太田神社が鎮座。
上賀茂神社の摂社(飛び地の神社・支店みたいなもの)です。
太田神社の境内には、太田の沢と呼ばれる池があり
氷河期の植物を残すといわれる深泥が池と同じくカキツバタが自生しています。
深泥池と違って紫色のかきつばただけが咲いています。
先週散歩の時にはまだこんな風景でしたよ。
やすらい祭
4月になって京都の町の春のお祭の先駆けは
今宮神社の「やすらい祭」
今年もオドロオドロしい大鬼子鬼を従え、花笠が氏子地域を巡り
お年寄りから赤ちゃんまで、傘のうちに入らせてもらって
疫病に罹らないよう祈念していました・・・
“きものさんぽみち”のメンバーも
神社の境内でしっかり傘に入らせてもらいましたよ。
お祭見物の後のお楽しみ
あぶり餅も戴いて満足してかえりました
櫻のごま豆腐
4月3日旧暦のお雛さんのお祭に先駆け
『“きものさんぽみち”ひな祭り』と銘打って着物遊びの一日を催しました
着付けのお稽古もそこそこに、みんなで食膳の用意です。
着物で立ち働くには襷(たすき)、前掛け、割烹着 が必需品。
これは『ちょっと大判の風呂敷の一辺に紐をつけたアイデア賞ものの前掛け』
今日の献立は、ちらし寿司・白味噌仕立てのお吸い物
(編み笠の形のご馳走生麩 ピンク色の生地に櫻の焼印、中にぎんなん・きくらげゆりね)
菜の花の胡麻和え、身しじみのたいたん・・・
皆さんに好評だったのが、櫻(櫻茶に使う桜の塩漬けを「けだし」したもの)をかざったごま豆腐でした。
レシピのリクエストがあったので書き上げて見ます。
*吉野葛 100g(水大さじ2程度で溶いておく)
*練りごま 100~150g
*水 800cc(多いほど柔かいごま豆腐になります)
*塩少々
*塩漬の桜の花10~15こ
◎葛を水溶きしておく
◎練りごまを少しずつ加えゆっくり泡立てないように良く溶かす
◎水も何度かに分けて加えよく混ぜる
◎目の細かい網で漉す(これが大事!肌理の細かい美味しいごま豆腐のコツ)
◎鍋に入れ、木ヘラで混ぜながら中火で煮ていく
◎少し固まってきたら弱火にして20分ほど良く煉る
◎固める容器を水で濡らし、塩出しした桜の花を並べておく
◎煮上がったごま豆腐を花の上に入れる
◎固まる前にラップをピッタリ被せる(そのままだと膜ができその部分が硬くなります)
◎常温までさまし切り分け、木の芽や菜の花を添えます
◎山葵醤油を調合して添える
ごま豆腐の他の献立は、ごもく寿司・ご馳走さくら色編み笠煮物麩の白味噌お吸い物・菜の花煮びたし
・しじみ煮物・・・など
もちろん「ひちぎり」のお菓子にお抹茶も用意しました
フランクロイドの建てた個人邸宅とお雛さん
今年も芦屋に有り、ヨドコウ迎賓館と呼ばれる旧山邑邸と、
神戸ファッション美術館へ着物遠足してまいりました。
帝国ホテルの設計で有名なフランク・ロイド・ライトが設計した個人の住宅として
完全な形で残る貴重な家です
遠くから見ても特徴の有る幾何学的な線がモダンです。
阪急芦屋川駅から「ライト坂」を登って5・6分
テラスからは芦屋が一望
櫻正宗を作った山邑太左衛門がライトに設計依頼し、大正13年に建てられたました。
(重要文化財になっています)
建物のデザインが、モダンでありながらも目に馴染むのは、幾何模様が
着物や帯に良昔からよく使われる、南米の模様、(たとえばマヤの模様など)に
通じるせいでしょうか・・・
大正時代の建築なのに、電気冷蔵庫まであったという贅沢な邸宅、
食堂の厨房や水周りの設備も西洋式です。
(アサヒビール大山崎山荘にも、総タイル貼りのこんなお風呂やトイレがありましたね)
4月5日まで2階の和室に、山邑太左衛門さんの長女雛子さんのため
特別に注文された雛人形が公開されています。
解説の方のお話で、
このお雛さんは震災の直前山邑家からヨドコウに譲られてこちらに来たそうです
震災で山邑家は全壊したので危ないところをすり抜けているそうです。
叉ヨドコウ迎賓館では、しっかりした壁にぴったり付いた特性のケースに入っていたので
ちょっとずれたくらいで一つも毀れなかったということでした
『とても運の強いお雛さんですから、この強運のおすそ分けをしてもらってお帰り下さい』
と言うコメントが印象的。
ひな壇の有る和室の欄間もライト風のデザインで不思議としっくり馴染んでいました。
お雛さんは、手足の関節が自由に動き、衣装も全て本仕立てで貼り付けるのでなく
実際に着せると言う凝りに凝ったものです。
公家様式でたおやかなお顔やお道具も見事です。
(夏の蚊帳や袱紗や寝具、勿論長持ち箪笥も全て本物と同じ作り方)
お雛さんに堪能したあと、今度は神戸ファッション美術館、
西陣渡文コレクションにも足を伸ばし大正、昭和の着物を楽しんで見てきました。
大正末期から昭和初期にかけての着物は、『昭和モダン』と呼ばれるように
現代の着物よりぐんと幅の広いデザイン性を持っていると思います
幾何学的なモダンなもの、キッチュな洒落さ、本格的な具象も主題を鮮やかな洋花に求めたりと
魅力有る衣装が多く見られました。
勿論友禅の技法の高度な技を駆使した優れた染めも見事ですし
今のコストコストで締め付けられた友禅着物よりも
のびのびと染め上げられて大変楽しい衣装になっていました。
点数はそう多くない今回の展覧かいですが
日本各地には、まだまだもっと優れた友禅のきものが眠っていると思います
着物の好きなあなたも周りの先輩の箪笥に眠るきものを発掘してください
勿論それを実際の衣装にして着用闊歩する事が肝心です!
この日はあいにく曇り、最後京都に帰る頃には本降り模様。
でもへこたれません。
いろいろ工夫して着物姿で遠足を敢行しました。
足元と雨用コートがあれば勿論完璧。
普段は敬遠しがちなポリエステルの着物や羽織
こういう時こそ大活躍ですよ。
遠足に大事なお昼ご飯、芦屋駅前竹園別館で各自日替わり定食やステーキを頂き神戸牛柔かくて美味しいねと大満足でした
ファッション美術館の日本茶カフェでも一休み、深蒸のおちゃのこっくりした味にほっこり。
疲れが消えて元気に京都に帰れました。
お雛さんと羽織遊び
今日はみんなで落語を聴きに行きました。
メンバーには落語通の人が何人も居られ、時々面白そうな落語の会が有ると
誘ってくださいます。
その前に、“きものさんぽみち”ならではの『きもの談議』の楽しい時間も欠かせません。
折しもお雛さんも居はります、さぁひな壇の前で羽織で勢ぞろい!
お互いの羽織を取り替え、まるで着せ替えのような羽織遊び・・・
同じ羽織も、合わせる着物を変えたり着る人が変わる事で
まるで違った羽織のようになり全員で驚きの楽しい時間でした。
(一枚だけ先日仕立上ったばかりの文化財級の型友禅羽織の逸品が混じっています)
散々遊んで満足満足で出発!
この日は伝統産業の日。
市バス地下鉄の無料乗車券が配布されていますので
勇んで堀川通をバスで会場に向かいました。
西本願寺の門徒会館での落語会
桂二乗、桂小春圑治、桂米二 3人の落語で大笑いの2時間
大笑いの後はほっこりのティータイム。
お隣のホテルのカフェでパフェ時間
あー楽しい1日でしたぁ
手作り帯締め 完成!

このモダンな帯締め、“きものさんぽみち”メンバーの
子供時代のウール着物の布地を再利用した物です。
いつも抜群のアイデアを閃かせ
いろんな工夫をされていて刺激的です。
今回はウールの着物地を使ってこんな帯締めを作らはりました!
昔からある丸ぐけの容量で、中には同じウール布が縫い込み
ふっくらとボリュームを持たしてあります。
真綿紡ぎの黒い着物に赤い帯
その上に締めたこの取り合わせ、おしゃれでしょう。
お袖の振りからチラッと覗いているのは、
おかぁさまの箪笥の奥から出てきた白生地。
大分薄手だったので、念願の真紅のお襦袢に染め上げ
仕立てたものです。
本ほんのすこうしの分量の真紅が
なんともひきつけられる艶な風情・・・
普段お稽古の皆さんにお話しするのは
帯でも着物でも、布地から出来ているという一点。
布で、必要な分量があれば、どんなものでも帯になるし
着物でも作れます。
昨年、大叔母様の晴れ着を結婚式の衣装として着られたメンバーが
白い綸子調子の布で、丸ぐけの帯締め・抱え帯・お守り刀の袋・などなどを
おかぁさまと共同で手作りされ、ロンドンでのお式で大好評だった事があります。
もしご興味の有る方、どうぞご質問下さい。
レクチャ―いたします
梅の羽織・梅柄着物 季節感いっぱい
松竹座に行ったお仲間の衣装です。
2月にピッタリの梅満開の羽織と
梅の艶やかなひわ色の梅小紋友禅にツワブキ柄の友禅羽織!
ブログに載せるのに顔は法善寺の水掛お不動様にして欲しい等と
愉快なご依頼がありましたけれど・・・
そやけどそれはあんまり畏いですよね
なのでバックシャンにしました。
後ろのほうが模様が良く見えますしね・・・
松竹座の裏手には有名な法善寺・水掛不動さんが居はります
昼の部と夜の部は一旦外へ出る入れ替えなので
その時間にお参りしてきました。
歌舞伎見物は、着物姿がしっくりと良い雰囲気で極上のお楽しみです。
時々訪問着や漬け下げの方も見受けますが、これは変です。
映画見物にアフタヌーンドレスやカクテルドレスで行くようなもんですよ。
やはりぐーんとお洒落物でお出かけ下さい。
紬・大島・友禅小紋・お召しといろいろあります。
お芝居見物で衣装の楽しみ、こたえられませんっよ
花形歌舞伎 松竹座2月公演
歌舞伎の舞台での、カーテンコールとスタンディングオベーション
ってご存知ですか、満場総立など私は始めてでした!
2月25日まで公演中の歌舞伎界の若手ばかりの華やか若々しい花形歌舞伎でのことです。
2月に仁左衛門さんの大悪人が主人公の通し狂言、『 霊験亀山鉾』(れいげんかめやまほこ)
でも幕が引かれる前に仇討たれ、殺された主人公がくるりと起き上ってのカーテンコール
にもびっくりしたのですが、今回は大々興奮“観客総立ち”のカーテンコールが当然の舞台
でした
昼の部「毛抜」「鷺娘」「女殺油地獄」
油屋の店での凄惨な油まみれの殺しの場面
夜の部「吹雪峠」「実盛物語」「蜘蛛絲梓弦」
市川亀治郎さんの六役早変わり
どちらをみようかと迷いに迷い、結局一日通しで観て来てしまいました。
期待以上の熱い舞台に観客全員大興奮の総立ちのエンディングとなったのです
もしお芝居がお好きで可能なら、ぜひぜひのお薦め公演ですよ。
興奮冷めやらず心斎橋であったかいおそばをお腹を納めて帰ってきました
お芝居三昧、大満足の一日でした。
仁左衛門の大悪人・初春松竹座公演
今年の松竹座お正月公演。
夜の部の通し狂言 「霊験亀山鉾」を見た感想
これは仇討の歌舞伎。
この物語を作ったのは4世鶴屋南北。
最高傑作と言われる演目です。
南北の作品は、極悪人が魅力的に描かれます。
人殺しや平気で女の人を裏切ったりだましたりという凄まじいお話が多く
この演目も、大変ハンサムな主人公が、暴力的で平然と
悪行を重ね(これを色悪と言います)目的の為には手段を選ばない。
仁左衛門さん、この大悪人を嬉々として演じていたようで、
見ている方まで、悪事に加担しているような気分になり
残虐をこんな喜んで見ていたらあかんのと違うやろか・・と後ろめたくなってしまうほど。
大雨の中の殺人場面、上から相当な量の雨を降らし物凄い場面でした(本水を用いると表現)
最後にはあだ討たれ舞台上に大の字に息絶えて幕、
・・・と歌舞伎はここで幕と成るのが普通ですが
息絶えてしばしのち
仁左衛門さんむっくり起き上がりカーテンコール!
びっくりしましたぁ
でも大拍手・大喝さいで観客皆面白いお芝居の大満足とカーテンコールの興奮でうきうきと
松竹座を後にしました
仁左衛門さんの役者ぶり、舞台が楽しくてたのしくてと見ていて感じるほど
冷酷なキャラクターを嬉々として演じてらたようにおもいます。
見るほうも演じるほうも一回一回生身のぶつかりが応えられない
歌舞伎の醍醐味はここらへんに有るように思います

今日はいちばん好きなよろけ縞羽織に黒地氷割模様友禅小紋です
羽織は昭和初期の時代友禅グレー地にピンク黄赤などのよろけよろけの縦縞。
よろけ具合が面白いものです
平成20年度咲くやこの花賞
昨夜の晩は春一番やったそうですね。
どうりで窓が風でがたがた、雨も凄く降ってびっくりでしたね。
その雨風もすっかり晴れ、ぽかぽか気持ちの良い一日
今日は大阪市中央公会堂へ行ってきました。
メンバーの中島さんが習っておられる地唄舞(山村流)の先生:若隼紀先生が
「さくやこの花賞」の贈呈式の後の舞台で、ジャズピアノとコラボレーションされるという
面白そうな公演にご招待してくださったのです。
中央公会堂は、新設の中ノ島線「なには橋」で降りたらすぐ。
クラシカルな外側、内部装飾も大理石やシャンデリアなど古風で
明治の立派なレンガの建物です。
向かい側には私の好きな東洋陶磁美術館もあります・・・
山村流はお座敷舞とか上方舞といわれる
腰を深く落とした姿勢でこの上なくゆったりした動きの舞。
静かな、和蝋燭が燃えるように中に情念が込められた舞は見ているこちらの心にまでも情念が沸き起こるような心地でしたよ。
その地唄舞とジャズピアノの競演と言う異色の舞台は、
期待以上の面白さで、両極端をあわせると不思議で一気に別世界に飛ぶような心地でした。
なには橋駅にジャストタイミングのパラレールの展覧会が行われていました(3月29日まで)
今年の咲くやこの花賞は、現代アート「パラモデル」テノール歌手、娘義太夫三味線、落語桂まん我、芥川賞を受けて話題の津村記久子さん方が受賞。津村さんのサイン会もあり「ポストライムの船」にサインをもらいました。
(舞を見に行ったのと違うの(笑)まぁいいではないですか(^_^;)?
北浜のライオンの橋を渡ってすぐの「五感」の本店で
美味しいお茶の時間を持って帰ってきましたー
ここも明治洋館で雰囲気抜群!目黒の庭園美術館のようなお洒落なカフエでした。
【追記】
今日20日(金)の「ちちんぷいぷい」は、津村さんの特集でした。(京都では4チャンネル)
その番組中
なんと私達一行が中央公会堂出たとこで取材されてた場面が放送されました・・・
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ジャズと日舞の組み合わせって
『面白い舞台やったねぇ』と言いながら出てきたら、
ロビーで、今年の受賞者津村紀久子さんのサイン会をしたはっったのです。
日舞を見に来たのに、凄くミーハーやなぁとは思ったものの、
そこは伝統の野次馬集団“きものさんぽみち”の仲間!!
『前から気になってた本やし』、とか『面白そうやなぁ』とか
言いながら臆面も泣く列に並んで見事サイン本を手にして
もう一回『面白かったぁー』などのたまいながら出て行ったのですが
入り口で、いきなりふさふさのカバーの付いたさおの先のマイクを突きつけられ
『オー』とも言う間もなく
・津村さんのサインを貰って来られたのですか?
・ファンですか?
などの質問の連発に、気がつくとおたおたと何事か口走っておりました
その場を離れ、冷や汗をふきながら
『まさか放送されへんやろなぁ』と言いながらも
しっかり放送日を確認していたのでした(笑)
そして今日!まさかの大放映でした・・・
クリスタルコンサート
“きものさんぽみち”へ来られる「着つけ・お稽古メンバー」は本当に多彩です。
その中の、フルート奏者がコンサートを主催され、私達も『着物でコンサート』と賑やかに出かけました。
フルートと言っても、クリスタルのフルート・クリスタルのアクエリオンの演奏会。
ガラスのような繊細な素材の楽器とは、どんな音かしらと楽しみ。
コンサート会場はロイヤルホテル内のチャペル。
楽器はクリスタルフルート・クリスタルパンパイプ、ガラスの音板打楽器「アクエリオン」
ガラスのウィンドチャイム「Tu・La・La」とグランドハープの形からも透明感いっぱいのアンサンブル。
みんな着物でコンサートは初めて!と少々緊張気味
透明な楽器からは、澄み切った天上の音が聞こえてきて夢見心地の1時間・・・
心が洗われたように思える気持ちの良い美しいコンサートでした。
途中、なんと別室でお茶をのサービスがありました。
前半の曲の感想などわいわいと美味しい時間でよかったですよ・・・
ヴィトロの皆さん
またコンサート、ぜひとも出かけたいです!
勿論着物で。
丑歳の小豆粥
“きものさんぽみち”では、女正月といわれる小正月に
小豆粥を戴く会を恒例にしています
今年もおいしーい小豆粥のお祝膳をみんなで囲みました。
小豆粥やご馳走・蛤型のご馳走麩(麩嘉に特注)の入ったしろ味噌のお吸い物など
もう一回お正月が来たようなお献立。
お腹がいっぱいになったら、花びら餅でお抹茶を点てましょう・・・
その後はお遊びの時間です。
投扇興も“きものさんぽみち”の定番。
最初はおしとやかに、だんだんと本性(?)発揮の大騒ぎも何時も通りの楽しい時間
最後に百人一首の箱を出しました。
みんな一瞬引いた感ありでしたが、「ボーズめくり」をと言うことでほっ
蝉丸ルールで、もう一回大騒ぎ!
着物でお正月遊びの一日でした。
10月はずいき祭から始まる
萩、見事でおりゃる
今梨木神社の萩が可憐に見頃です。
21日には萩祭に萩大名の奉納が千之丞社中によって行われ好評を博しました。

こちらは京都の三名水の一つがでる井戸が有ることでも有名。
毎日ペットボトル持参で汲みに来る人が行列したはります。
秋風の感じられる爽やかなこのごろ、単衣着物でさらっとお出かけなさいませんか。
所在地:京都市上京区寺町通広小路上ル染殿町
丸太町通り・御所の南東角から寺町通りを北へ徒歩5分ほど
『小袖』江戸のオートクチュ-ル
と言う展覧会が六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中です。

京都の真ん中、祇園祭の屏風祭のメインストリートのような
新町通六角下るに松坂屋京都店があります。
毎年窓越しに小袖や立派な鎧兜一式など目を引く品々が陳列され
大勢の人が見物しています。
松坂屋は江戸以来の大きな呉服商。
京都店は仕入れの中心地であり、この仕入れや衣装考案の参考に
各時代の優れた小袖や衣装などをコレクションされてきました。
これら洗練された品々が、今回初公開されました。
百貨店はその前身が呉服商の大店の場合が殆んどです
(大丸、高島屋、三越、伊勢丹他皆然り・・・)
明治になってこれらが百貨店となって行ったのです。
それぞれに参考にと衣装などの収集がなされ
衣装の歴史、染織の研究に大きな役割を果たしています。
着物の作り方が注文主の美意識や気概が大きく衣装に反映し
オーダーメード(オ-トクチュール)だったことが実感できる楽しい着物も沢山出品されていました。
一般的に展覧会と言うとシーンと畏まって見ていることが多いのですが
この展覧会の会場は大勢の女性が、衣装~いろいろ刺激された会話が密やかながら
賑やかに交わされ華やかな雰囲気。
叉紬や薄物など着物の人もそれは多く京都以外でこんなに着物の人を見て驚きました
(歌舞伎座は、さすがに着物の人はもっと多いです)
きものを着ている人は300円の割り引きと言うサービスもされています。
小袖展ならでは!でちょっと得した気分
ぜひ9月21日までの会期中に、着物でお出かけやす。
ご近所に、小山園カフェ
南へ行く事を「下がる」と言います。
“きものさんぽみち”から西洞院通りを下がっていくとお池通。
信号を渡って右側(西側)三軒目
この辺りは、京都らしい町屋の並ぶ普通の通りです。
この春先お新茶の茶摘みにおじゃました「小山園」さんの西洞院カフェが新規オープン。
瀟洒な和風のカフェです。
お稽古にこられたOさんと早速行って来ました
まだまだ昼中は暑いです。
その暑い昼下がりにクリ-ミ-でこっくりしたお抹茶と葛の牡丹・竹の羊羹
舌から身体がすっきり目覚めましたよ
奈良_鹿_法隆寺展
奈良国立博物館 『法隆寺金堂展』 が7月21日で終了します。
これは急いで行かねば!暑いと言ってられません・・・

濃小豆色・絽の着物に茶地にススキの九寸絽名古屋帯と言ういでたちで出発!
奈良といえば鹿。 いました居ました黒目勝ちの大人しげな鹿たち。
観光客に愛想を振りまき近寄ってはおせんべいをもらっています。
ツーショットをと近寄ると私だけは鹿が逃げるのです!?
鹿せんべい(\150円也)を持っていないから??
そこで、そーっと鹿せんべいを持っている人の隣に立っても逃げます、にげます・・・
10月に行われる「鹿の角切り」では、黒い半纏で追いかけ廻すでしょ
この影響かしらと首を傾げながらも、何とか写真を撮りました

こんな風に何度もお辞儀して自ら近寄っているのに!
イェイェ鹿と遊びに来たわけでは有りません、目的の法隆寺展へ急ぎましょう!
法隆寺・金堂の須弥壇(しゅみだん)が修理される機会に、
金堂内の諸尊像を公開されるのです。
◎『木造四天王立像』(国宝) 須弥壇四隅に安置されて本尊守護の役割を担っています
◎阿弥陀三尊像(鎌倉時代)
ハンサムで凛々しいと言うと畏れ多いかもしれませんが魅了されました
◎焼失した金堂の本当に良く出来た再現壁画
s43年、前田青邨らによって、剥落の画面がそのままに描かれています
この壁画が出来上がったときはどんなにか華やかやったでしょう
是非とも見たいと行った展覧会、とても満足して帰って来ました。
しかしならも京都と同じ盆地気候猛暑といわれる日で
もさすがに頼みの灯芯肌着もへこたれた汗の量ではありました
京都からは京都市地下鉄の直行電車が一時間に約一本
これだと丸太町から乗車約一時間でもう奈良!
近鉄奈良駅から博物館まではちょっと坂道を15分ほど
祇園祭 神輿巡行

先触れの山鉾巡行が終わり、各鉾町では懸想品の片付けが大体済んだ夕方
いよいよ八坂神社祇園祭の真の核の神事「神幸祭:神輿巡行」が始まりました

駒形稚児 神となったお稚児さん
城陽の綾戸国中神社から、「荒みたま・素戔鳴尊」を
首にかけた駒形を依代にして駒形お稚児さんが八坂神社までやってきます。
祇園さんにお祭する和魂(にぎたま)と合体し超強力な神に変身した御神霊が乗った
お神輿さんがお稚児さんを先導にして町中の災厄疫病を祓ってまわります
この神輿巡行が祇園祭の“神さん事” の核です。
夕刻6時半祇園石段下の熱気と言ったら凄いの一言
どーん・どーんの太鼓の音となんともいえない掛け声のどよめきが遠くから聞こえてきて登場。
三基が揃って差し上げで最高潮に。
久世駒形稚児さんの先導でまず中御座から巡行に出発
これから約3時間あまり氏子区域をくまなく廻ってから寺町四条のお旅所に納まりました。
(この写真撮ったということは、ひょっとして追っかけしてたの?イェース(^.^))
見物の“きものさんぽみち”連は今回初めて神幸祭を見物。
この勢いのよい都の男さんにびっくり仰天でした。『メタボおじさんも祭半纏だとかっこいい』とか
『こんな勢いのよい人たちが京都人とは!』など勝手言い放題・・・
この日の皆さんの衣装は、ポーラ夏着物、 藍浴衣、大正時代衣装の薄物、麻上布格子着物と言うラインナップ。
興奮してお腹も空いたので切り通しのお蕎麦屋さんで一服お腹ごしらえしました。
祇園祭・宵々々山

14日・いよいよ宵山期間が始まり。
猛暑以上の暑さの中、“きものさんぽみち”の宵山きものさんぽに行ってきました!
5分以上日傘無しで歩けば即熱射病のような日差しでしたが、へこたれていません。
打ち合わせ無しでしたがやはり青系の浴衣・夏着物が主でした。
きものさんぽは合計約4時間半くらい
よく歩きとおしました(^_^)/
祇園祭は奥が深いのです。見所満載
まず役行者山(室町三条・行者餅由来の山)から→ 鯉山(室町六角下ベルギー製タペストリ)→北観音山 (新町六角下る)ここから町屋屏風祭を見物→吉田家藤井家松坂屋の素晴らしい屏風・昔の衣装・鎧兜・部屋に敷き詰められた段通などに感心するばかり→南観音山(新町蛸薬師)→蟷螂山(西洞院四条上る)玉屋半兵衛さんがカマキリのからくり人形の飾り付けのクライマックスに行き当たりました。
保育園の子供達も水筒持って、面白そうにずーっと見ていました、何といっても一番人気の山ですね。
→四条通を渡って、伯牙山へ(綾小路西洞院)町会所が京都一番の町屋杉本家で江戸時代の呉服商の住居兼店舗の規模の大きさには何度見てもびっくりします。こちらは14日~16日までお家を公開されます(有料)
この後船鉾へ、(新町四条下る)巡行の姿が地上を行く船と言うユニークさで特に子供達に絶大な人気鉾です。
ここから四条通へ戻ります。月鉾→函谷鉾(最初に女人禁制を破った鉾)→鶏鉾 とメインストリート、メジャー系の鉾の華麗さを堪能した後
→保昌山へ(東洞院高辻下る)恋の成就のお守りをいただける見逃せない山です。
あんまり暑いので、30分おきに冷たい物休憩をしながら保昌山まで来たところで
いきなりの雷付き夕立!
宵山には夕立が付き物と30分ほどの雨宿りで締めくくられた宵山さんぽでした
“きものさんぽみち”のお座敷も、現在 「屏風祭」のように先代自慢の屏風などを飾っています。
型友禅のこれ以上凝った物は無いといえるほどの良く染め上がった祇園祭図、
洛中洛外図2点の二枚折屏風、鉾図掛軸、鉾図額など祇園祭に因んだもの
お稽古の方々が楽しんだはります
茅の輪くぐり 夏越祓
今年も6月29日になりました。もう半年経つのですね・・・
々時間が特急に過ぎていくように思います。
流されがちな日々に棹を挿し、思い新たに7月からの半年を過ごしましょうと
上賀茂神社にお参りしてきました。
茅の輪をくぐり、人がたに願いを書いて神社に納めました。
明日30日には、祈念の神事でならの小川に流され心身ともに浄化されるます。
このような神道の考え方、現代の不条理に満ちた世界にすむ者の心身の健康を保つ上で
大変「理」にかなっていると思います。
『水無月の夏越の祓えする人は千歳の命延ぶというなり』と言う呪文を
心の中で唱えながら、 左廻り・右回り・もっかい左回り、その後向こう側へとおる
と言う作法で疫病邪気を祓います。
当日は一日中小雨の中を、押してお参りしました。
労苦にきっと聞き届けていただけるものと思います(^_^)
帰りはお決まりの寄り道!神馬堂の焼き餅 は残念ながら一歩遅れを取って売切れでした
地元メンバーの案内で賀茂川の眺望の素適なカフェで一休み。
浴衣や夏着物談義に話の花が咲きました。
“きものさんぽみち”の夏暖簾
先日予告の夏暖簾・くぐり初めしました!
涼しげな色でしょ!
「印染め」屋さんでオーダーメイドした暖簾です。
大好きな色目を麻生地に染めました
風を受けて軽やかに動くと、その動きを見ているだけでも涼しくなります・・・
三枚の布地がつながっている下側の仕立糸を、ぷちっと切って “くぐり初め”
“きものさんぽみち”は着付けのお稽古場。
暖簾をくぐると、ちょっとあらたまった気持で、『きばって練習しましょう』と決意が湧く様ですよ
暖簾を入ると夏座敷。
これから茅の輪くぐり・「夏越祓え」のお参りに行くのですが
秋の投扇興大会に備え、すこぉしだけ練習しました。
練習とは言え、やっぱり燃えましたぇ
国立新美術館
前日は、歌舞伎座で絢爛たる舞台を堪能し今日は新国立美術館(六本木)で最新のアートを楽しむ!
こんなきものさんぽしてきました
建物自体見るのも楽しみの一つでした。
地下鉄からエスカレーターで上っていくにつれ、期待とおりのウェーブの前面は
近未来のようなシルエットを見せてくれメタリックな壁面もすっぱりした印象。
建物内部は3階までの吹き抜けが広々して気持ちよい眺め。
一番上の三角錐を逆立ちさせたような場所がポールボキューズのレストランになっています。
ここでおいしい昼食を。 大満足。
エミリ・ウングワレ展 ~7月28日(月)まで開催中
オーストラリアのアボリジニ文化はその哲学やあり方に大変興味深いものがあります。
ウルルト呼ばれる聖地(一般的にエアーズロックと呼ばれる)の岸壁の壁画、
樹皮画に描かれる伝承画は立派なアートです。
80歳から絵を描き始め、生まれてから亡くなるまで暮らしたコミュニティの自然や暮らしを
砂画、樹皮画、ボディペインティングの伝統手法で描き続けたエミリウングワレ。
なくなるまでの8年間に3~4000点もの作品を残した作品を堪能。
ウルルの大地そのものの色彩が画面を跳び出すように迫ってきて、絵を見ているだけなのに
その大地や空気にすっぽり包まれた良い気分でした。
現代風、宇宙ステーションみたいな空中レストランでのおいしいお昼も満足満足でした。
昨日行ったミッドタウンのサントリ美術館と森ビル美術館とこことで「六本木アート・トライアングル」
と言うそうです・・・
歌舞伎座へ!
東京の歌舞伎座へ『6月大歌舞伎』を見に行ってきました。
着物で東京・歌舞伎座デビューです。
絵看板がお江戸の歌舞伎の雰囲気をかもし出しています。
わくわくで、始めてはいった玄関。
いっぺんは、この桟敷席に座ってみたいわ、うぁお茶まで用意してありますね・・・
劇場には、着物(単衣着物に単衣帯)の人が大変多く、みなさん着慣れて、こなし具合がいい感じでしたよ。
売店やお食事どころも充実しています、歌舞伎おせんべいをお土産に買いました。
おせんべいや、おかし、草履やさんまであり。(草履やさんのお値段は立派すぎて見るだけでびっくりしましたが・・・)幕間のお弁当も美味しくて満足!
さて今月の演目は
◎『義経千本桜・すし屋』
好きな吉衛門のいがみの権太(悪役、実は善い方)は悪ぶりも良いなぁ
生首や自分の妻子を敵方に主人の身代わりに差し出すなど込入った筋立てなど歌舞伎の面白さが一杯
◎『身替座禅』
仁左衛門の主人公が「花子」のもとへ行きたいと身もだえしたり
ニヤニヤふにゃふにゃで帰ってきたり、怖ーい奥方に見つかって
とっちめられたり何時の世の男さんもあかんやろといいたいフニャぶりがとってもかわいい。
狂言の「花子」とは一味違う華やかな舞台
◎生きている小平治
殺された小平治が何度も現れ幽霊かはたまた妄想か、近代的な心理劇の様相もあって
面白い劇です。終わり殺人者側の二人が花道から腰抜かしながら逃げていくと
幕の袖から影の薄い小平治(染五郎)がじーっと行く手を見つめ、きっとこの先も取りつかれ続けることを強く暗示して怖い幕切れ。
◎最後は華やかな三人形の舞踊です、くらい舞台はいっぺんに華やかになって気分良く劇場を後にしました・・・
この日梅雨の晴れまでラッキーでした。
私は、単衣紬に絽綴れ帯・紗羽織と言ういでたち。
京都から新幹線で2時間の旅。やはりこんなお出かけには羽織を重ねたいです。
お洒落やし、よそ行きって言う感じも良く出るし、とても大人の装いになりますし
大好きな羽織です。
羽織は袷の時季の物でしょうとよくきかれますがそんなことはありません、
袷せ着物:袷羽織 お花見時分からは単衣羽織
5月の暑くなるころからの単衣着物には、単衣羽織・もしくは透けている夏羽織を。
7月も魅力的な歌舞伎座。幕見席や上のほうの階なら気軽です。
きもので歌舞伎デビュに兆戦されませんか!
デザインハウス 物語の階段
京都文化博物館の向かいに「京都デザインハウス」と言うお店があります。
古典的な京都物の優品、京都にこだわったデザイナーズブランドのお洒落な小物が沢山有って
見ているだけでもなかなか飽きない楽しいお店。
ここの2階から5階まで、若いインディーズ系のデザイナー、染織家たちのアトリエ兼ショップ、クリニックからお花やさん、美容室までいろんなこだわりのお店が幾つもオープン。

1階からの階段の壁にとっても不思議な味の有る手描きの画を見つけました。
ここのショップの一つ「harunachiko」さんのデザイン画です

エレベーターの操作板にも!
ショップを拝見。
Tシャツや小さなくるみボタンに、物語の出てくるような面白い絵がかかれていました
別のLONOというお店では、ほんまに手作りの味わいのあるかわいい布の抱き人形のシリーズ。
作者のお店のオーナーは作品と同じ雰囲気のかわいい女性でした。
手描き友禅を染めている現場を見られるますよ・・・
ほっこりしたところで、3階のカフェもお薦め。

チーズケーキが美味しいのも手伝って、どこか隠れ家のような隅っこのお店が居心地良く
思わず連れと2時間以上も話しこんでしまいました(^_^)/
今夜は着物でライブへ!
- Date
- 2008-06-01 (日)
- Category
- 着物で遊ぶ

刺殺団 産休 de サンキューライブ~ : 河原町三条 Vox hall
今夜のきものさんぽはロックバンドのライブ!
“きものさんぽみち”のメンバーが多彩なのは周知の事実になってきています(!?)
なんとロッカーも登場。
学生時代からバンド活動を続け、10年以上のキャリアを誇るKさん
オリジナルの、♪恋はハトポッポ♪ ♪ヤクルト一気♪ など楽しい曲が一杯
メンバーはきらきらラメマスクをつけて出演。
着物姿の楚々とした美人のKさんからは想像を絶するロッカーぶり
仮面をつけるといっそう大胆になるそうです。(人格も豹変するとかしないとか)
飛んだりはねたりの大熱演、 パワー満開のライブでしたよぉ
普段のストレス、あのライブですっかり飛ぶのやろなぁ
単衣と紗羽織で出かけましたが、予想通り着物の人は皆無。
ただ一人“刺殺団”の前に演奏したバンド「膀胱チョップ」のMCで
黒留袖の衣装での不思議なやり取りが面白かった!
裾広がりで靴とあわせたりした着こなしは竜馬のようなダンディな雰囲気がありました
文楽
4月の文楽公演の演目「勧進帳」を是非とも見たいと出かけました。
大阪国立文楽劇場は、ゆったりとした良い雰囲気の劇場です。
右端が床と呼ばれる場所。金・銀の衝立がくるっと回転して太夫と三味線が登場
勧進帳は、なんとこの太夫さんが9人、三味線が7人とずらりぎっしり並び 超豪華な布陣。
弁慶も人形と言うことを忘れてしまう大きな舞台。勇壮な動き・大迫力で堪能しました。
文楽人形も出迎えてくれ、ロビーには、着物の人もかなり多く、歌舞伎とは又違った良い雰囲気です。
今日は、文楽!と新調の羽織で力が入ったお洒落ぶりをちょっとご覧下さい
大胆な芭蕉文の羽織、シックなお洒落羽織ですが、この羽織実は肩裏がとても凝って、
歌舞伎の大首色紙絵尽くし。見せない裏に凝る着物の奥深さ!
次の羽織は、紫の「梅絞り」と言う大変珍しい生地。
昭和初期の絞り染めで、お母様秘蔵の反物がちょうど仕立上っての文楽座デビュー。
もう一枚は、表地青紫からしいろの大胆な曲線は無線調子の手描き友禅、細かい地紋と、
花喰鳥・正倉院華紋がプラチナ箔で織り込まれています。
かなり豪華な衣装です。
この大型の履き物は、舞台下駄。底にわらじを履かせて滑らないような工夫が。
文楽の舞台は、腰ぐらいの高さのついたての中で人形を遣います。
人形遣いはこの舞台下駄を履くとちょうど人形は、ついたての上を動いているように見えます。
この人形も、頭と呼ばれる首部分と肩が写真の状態で
この基本形に太夫ごとに工夫を凝らし、太夫自身できものを着せ帯を結んで用意します。
(太夫さんは桐竹紋寿さんです)
7月には、子供向けながら大人も見たい西遊記が舞台に載ります。
又行こうかなぁ!
平等院の藤
爽やかな風に誘われ、宇治へ着物遠足して来ました。
まずは平等院へ。 10円の裏ですね!
平等院の藤が見事。
今日の衣装は紬・大島紬・無地感覚の鮫小紋にお洒落帯などなど。風があったので袷でちょうどいいぐらい。 藤と並んでいいですねぇ。
京阪電車で行ったのですが、どこでも注目されて良い気分でした。
写真を撮っていると(他の場所でも)何人ものカメラおじさんや外国の人たちが後ろから撮り放題!
モデル料戴こうかしらと思うぐらい。ふふふ
平等院から琴坂のころころ水音を楽しみながら新緑の木陰をあがって興聖寺へ
曹洞宗のお寺は竜宮城のよう・・ 平成版乙姫様ご一行おなり!
宇治上神社は世界遺産の指定で大変な人出。ボランティアの人たちのご説明とても詳しく判りやすくて感謝でした。
朝日焼の鹿の背のお茶碗・お煎茶の器、眼のお正月ですね、何時か我が家の水屋に欲しいわ
橋姫神社にも立ち寄り、最後はやっぱりくいしんぼ
通園茶店で甘い物のひと時、何を注文するか真剣に悩んでます(^_^)
お土産は何をおいても茶団子!と、今回メンバー下調べのお薦めだった駿河屋さんの「抹茶葛餅・抹茶わらび餅」。 これは今回のヒットでした!皆さんにもお薦めですよ。
島根の旅2 出雲大社
60年に一度のご遷宮の今の機会だけ本殿の公開が行われている『出雲大社』
60年に一度行われる大遷宮のニュースがテレビで流れていました。
「神寂びた」と言う言葉がふさわしい神域もこのところは賑っているのでしょうか。
昨年末の、楽しい旅を思い出し又この記事を書いています。
この大きなしめ縄には下からコインを思い切り強く投げ上げ
藁の中に留まると良いと言う俗信が有るようで、皆さん競って投げてられました・・・
真下から見るとかなり怖いものがありますよ。
大黒様・大国主の命を祭神とする神社らしく、一棟丸まる大黒様像が山盛り展示されているところがありました。壮観!
今ご祭神の仮御座はこのときは結婚式や七つ参りが行われて、地域の神さんらしい和やかな雰囲気が宜しかったですよ。
・・・この後旅は宍道湖・松江城に続きます
ヨドコウ迎賓館
阪急・芦屋駅の近くに、元山邑邸(酒造家)の邸宅が有ります。
帝国ホテルの建築で有名なフランク・ロイド・ライトの設計建築による建物。
現在はヨドコウ迎賓館となっています
[玄関車寄せ]
4月6日まで、邸宅の見学と山邑さんの雛子さんのために特別に誂えられた
雛人形と花嫁人形が展示されています。終幕近い日曜日、“きものさんぽみち”の
メンバーと観覧してきました。
阪急神戸線芦屋川駅から徒歩8分芦屋川沿いの桜の咲きはじめた道を登って行きます。
豊かな自然にすっぽり包まれ調和よく建っていました。
全体のデザインはライトの特徴であるマホガニーの直線の組み合わせの木組み、
銅版の金具の明り取りや階段の脇飾りが階段・壁・暖炉の大谷石と良い空間を作っています
個人の注文邸宅なので、和室も多く欄間の銅版飾りが不思議とモダンな畳の部屋となり
意外な調和です。
台所・小間使いの部屋・配膳室・お風呂・お手洗いなども立派で使い勝手の良さが偲ばれます。
メンバーの〇〇さん曰く『小間使いの部屋で良いし住んで見たーい』
この和室の一つに、明治末期に作られた丸平作のお雛さんがたが飾られていました。
100年を越すとは思えないほど美しく大事にされてきたことのよく判る良い状態です。
お公家さん風の雅な大変上品でおっとり伸びやかなお人形さんたち。
三井家のお雛さんや、
虎屋のお雛さんと並ぶきれいな御顔やと思いました!
終日横に優しく解説されている係員も居られ
和やかなお話し振りもお雛さんに似合わしい雰囲気でしたよ。
あと少しですが(6日(日)まで)公開されています。
着物にピッタリのお出かけ先でス!ぜひ春らしい着物と羽織でどうぞ・・・
華やぐこころ:神戸ファッション美術館
大正昭和の着物コレクションをまとまって見られる展覧会を楽しんできました。
『大正昭和のお出かけ着物展』
神戸ファッション美術館で6日(日)まで開催中
昭和初期は『昭和モダン』といわれる大変お洒落な着物が多く作られた時代
大正ロマンといわれた時期の着物と雰囲気や模様の雰囲気もがらりと変わる
面白い衣装を沢山見られます。
この二つの時代を較べながら、又常設の日本の衣装の大まかな実物展示、
ヨーロッパを中心の洋服の歴史など較べながら、興味深く観ました。
いろんなきものを着た観覧者のほうを見るのも楽しい!
この時代ほぼ全ての人が和服を着ていました。
作られる和服の数も大変な量でした。
それゆえお洒落なもの、キッチュな物、美しいデザインも
今より良や質ともにそうとう幅・奥行きが有ったのは当然です。
現在ではまず見られない色使い、大胆な柄、この時代の若者やお洒落さんが
思い切りよく楽しんだであろうと想像される和服み、工夫を凝らして様々に着こなした
所が見ものです。
六甲ライナーに乗って 昼特切符を使うとJRが京都まで400円も安い交通費にびっくりしました
会期は残り少ないですが、ぜひ足を伸ばし、お出かけ下さい
天神さん梅園
今年の梅も終わり近くなり、いよいよ桜ですね
先日名残の梅見に天神さんにいったのです。

梅が香に、ほこほこしての帰り道
外国の団体さん一行とすれ違うと、当方2名着物だったので
いっせいにシャッターをパシャパシャされました。
一緒にとリクエストのおじさんまで登場し一時モデル状態

一方的ではおもしろないし、こちらもパシャパシャ!!
これが大うけ、双方爆笑のうち(^.^)/~~~ なんでもイングランドからの一行やそうでした。
今日の二人の着物は、
友禅小紋の小花羽織にピンクの付け下げ・紬名古屋帯
無地調子複雑な緑のいろいろな色目の羽織に葉っぱ模様紬・芥子色無地名古屋帯
島根の旅3 宍道湖七珍料理
松江・宍道湖は、塩水と淡水の海水の少しまじった汽水湖として有名です
湖の豊かな多彩な幸は昔から「七珍料理」として知れ渡っています。
今回の旅の大きな楽しみは、この「七珍」を味わう事でした。
七珍は『す・も・う・あ・し・こ・し』 と覚えるのだと今回の旅コーディネイターに教えてもらいました。
す;すずき
も;もろげえび(クルマエビの一種)
う;うなぎ
あ;あまさぎ(わかさぎ)
し;しじみ
こ;こい
し;しらうお
七珍は、いろいろなお店で出されていますが、
知る人ぞ知る究極の七珍を誇る『川京』さんへ連れて行ってもらいました。
宍道湖と言えばシジミ!
7つの湖の幸、どれもこれも体の隅々まで滋養旨みの染み透るお料理で
舌も胃(相当な量)も、大大満足の一夜のうたげでした。
シラウオの香とほろ苦さが好ましい スズキの奉書焼 白味お魚を味わい尽くしたっ!
カニシーズン真っ盛り、甘かった モロゲエビこうばしかった
ここのご亭主さんが又とんでもない愉快人、
ひとしきり我ら一行の着物姿を褒めてくださっていたかと思うと
やおらハンドマイクでお料理の解説や松江の昔話などを語リ出し
お店の中が一気に盛り上がります・・・
お味は天下一品やし雰囲気は和やかで面白かったおいしかったぁ!
だんだん(出雲弁) おおきに(京都弁)
[今回のたびの衣装・京都勢 ]
皆、羽織丈は2尺5寸のちょっと長め
〇紺大島に友禅桔梗小紋の羽織これは2尺5寸丈 帯は紫地に箔の名古屋帯
〇黒の大島紬に赤い網干の友禅・絵羽の羽織 黒黄赤の混じった紬の織物名古屋帯
[今回のたびの衣装・米子勢 ]
〇黒地にかわいい千鳥が斜めに飛んでいる小紋着物、 臙脂に白の波頭のモダンな羽織 2尺6寸程
東洋一高い『出雲日御崎燈台』 着物で登る!
このほど島根に旅で日御碕燈台に(震え震えながらも)上まで登って来ました。
この燈台は現役で活躍中ですが、内部が公開されていて上まで登れます。
螺旋階段で急勾配の170段、スカッと下が見え、おまけに奥行きが少なく
簡単に落ちそうで相当怖い恐怖の階段!
備え付けのスリッパは怖さを増幅します、足袋はだしで慎重に、
着物の裾をしっかり固め慎重に・・・
一説に、登った人は一様に向こう脛の同じ部位に、打ち身のあざが出来るとか聞いていました。
あざは出来なかったものの冷や汗一斗でしたが
その甲斐あって、展望台からの日本海の眺めは絶景かな絶景かな。
降りてきて登ったぞぉと高揚していましたら、灯台下の食堂のおじさんが
『あんたら着物で上ってきたんか』と吃驚したはりました。
同行の約1名は、台風の来ている時に登ったと豪語。
揺れてたそうです、想像するだに震えます。
明治36年4月1日に初めて灯が点された歴史のある燈台。
高さ43.65m、海面 からの高さ約63mと、東洋一を誇っています。
入場料は150円、展望台からお天気が良ければ隠岐の島まで見えるそうです。
安宅コレクション展 東洋陶磁美術館
9月30日で終了間際大阪東洋陶磁美術館に出かけました
『安宅コレクション・美の追求者』展は
東洋陶磁美術館が作られる元となった安宅コレクション。
安宅産業の倒産、その主力銀行住友銀行から大阪市への寄贈など
衝撃的な経緯ではありましたが
際立った美を見極める目を持った安宅英一によりなされた求道の成果は
今になれば優れた陶磁器を見ることの出来る幸せを多くの人にもたらしています。
全ての作品は、素晴らしいという一言
納まりかえらず、品格はあくまで高くその上に大変洒脱な心意気の感じられる
魅力一杯の物が多いのです。
この鳥を描いたのはどんな人やったのでしょう。
幽霊のようなしっぽの面白さ、思わずふふふです・・・
この美術館のユニークなところは、美術館内撮影OKなのです
上の写真も今日撮ってきた物です。掲示にOKとあったのですが
なぜかどきどきしながらシャッターおろしました。
もしご興味が起こればあと3日間ですがぜひお出かけ下さい
(京阪北浜駅下車ライオンの橋を渡って、土佐堀沿いに中央公会堂方向で5分ほどです)
大阪の後東京でも開催されます
2007年10月13日(土)~12月16日(日) ※月曜休館
開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
但し12月1日(土)~12月16日(日)は19時まで開館(入館は18時30分まで)
三井記念美術館 (東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 )
● お薦め展覧会 大正シック展●
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『海を渡った日本のモダニズムとアールデコ』
ハワイホノルル美術館所蔵
◇尼崎総合文化センター美術ホール(5階4階)
◇ ~ 8月26日(日)
http://hccweb1.bai.ne.jp/archaic/
http://www.archaic.or.jp/pagemain1/art/bijyutu.html#chic
この前東京に行った時、庭園美術館で見ることが出来た
【大正シック展】が関西にもきました。
大正時代の日本のモダンな絵画・版画・銘仙などの着物
工芸品などアールデコのモダンなコレクションの数々が観られます。
大正時代の文化の思いがけない楽しさが以外でした。
現在皆さんが思いもかけない自由な発想のお洒落な着物
工芸品も超モダンです。
これからの着物のおしゃれを創っていかれるのに
大きい刺激を与えてくれるでしょう
真の祇園祭の後半 還幸祭
7月24日 祇園祭後の祭り=還幸祭が明日行われます。

巡行そのものが祇園祭の中核のように思われがちですが
17日八坂神社から祭神を乗せた3基の神輿が出る神幸祭と、
24日神社に戻る還幸祭が、八坂神社の中核の神事です。
17日の巡行、24日の花笠巡行は、それぞれの先触れ・奉納的な意味の行事です。
言い換えれば、民衆側のお祭と神社の神事並行して祇園祭が作られています。
元々祇園祭山鉾巡行は神幸祭の日と還幸祭日に二度行われていました。
都市環境の激変で2度の巡行が物理的に無理となり1度に纏められたため、
24日の後の祭の代わりとして「花笠巡行」が昼間に行われる様になりました。
同日夕方から、本来の神事「還幸祭」神輿巡行が行われます。
神幸祭でお旅所に一週間鎮座されていた神霊をのせ
午後5時15分ごろから、四条御旅所を3基の神輿が出発します。
氏子地域を巡り、三条御供社で祭典後、神輿に明かりを入れ、
午後9時ごろから11時ごろまでに八坂神社に還幸。神霊を八坂神社本社に戻されます。
この後、28日には、神輿洗いが再度行われ、清めたお神輿が神社に収められます。
この神輿の行事は伝統と格式を誇る3つの組が取り仕切り、独得の文化を伝え守っています。
祇園石段下に集結し何トンものお神輿を差し上げまわし大変な勢いで町を廻る様を見られたら
京都の思いがけない勇壮な一面を発見され、強烈に驚かれる事でしょう。
このあと31日には八坂神社の摂社の一つ「疫神社」で茅の輪くぐりが行われ
1ヶ月もの間続いたお祭が終わります。
雨の宵々々山
14日の祇園祭宵山はおりしもの台風の雨
めげずにきものさんぽしてきました。
雨のきものさんぽ、夏着物は濡らすと後がなにかと大変
みんな浴衣でのさんぽとなりました。
木綿は水洗い出来るので安心。
1時間ほどで、みんな若々しくかわいく着つけられました。
雨は何かと準備を手間取らすよう・・・
例年なら14日午後には準備万端整っているのですが
今年はどこの山鉾も体制が整わずばたばたしたはりました・・・
室町姉小路の行者山もご祭神に衣装着付けの真っ最中でした。
でも、かえってお祭に和やかに手馴れていながら
各人メンバーが濃密に携わておられるお町内の雰囲気がよく感じられ
「お手製のお祭」を見たっ!と印象的です。
計画のさんぽコースは大幅に縮小
南北両観音山・蟷螂山を見たあたりで退散しました。
今日の注目は
蟷螂山(西洞院四条上る)のおみくじカマキリさん、
「かわいいー」と人気を集めていましたよ
祇園祭 宵々々山
祇園祭の核の神事、最大のハイライトは17日「神幸祭」での3基のお神輿巡行です
この神事の先触れ、にぎやかしが山鉾の巡行と言うのがまだまだ知られていない
正しい位置づけです。
ともあれ祇園祭と言えば、宵山・巡行を見なければと、人出も凄いです。
“きものさんぽみち”では、毎年夏着物や浴衣で山鉾町をくまなく見物して歩いています。
今年も14日練り歩く予定。
“きものさんぽみち”お薦めのコースをご紹介しましょう
まずは、役行者山(室町三条・1年に一度だけ作られる「行者餅」由来の山)
ここでは16日行者さんの護摩供養が行われます。
→ 鯉山(室町六角下 ベルギー製タペストリ必見)
→ 北観音山 (新町六角下る山といっても鉾の形)
→ 吉田家 → 藤井家 (見事な町屋の設え 町衆の力の凄さを感じるお家)
→ 南観音山 (新町蛸薬師)暴れ観音(16日深夜)も行われます
→ 蟷螂山 (西洞院四条上る)かなりの人気を誇ります
→ 伯牙山 (綾小路西洞院 町会所杉本家)京都の町家の最大規模の格式を持つ
→ 船鉾 (新町四条下る)子ども達に一番人気大人も!
→ ここから四条通
→ 函谷鉾 (最初に女人禁制を破った鉾)
→ 月鉾 (14日まで、着物の人は無料 これは行かねば)
→ 菊水鉾 「したたり」でお茶会 しはる鉾です
→ 保昌山 (東洞院高辻下がる 恋の成就・・・“きものさんぽみち”一番人気)
→ 長刀鉾 四条烏丸 (こうもり ねずみ さる 蛇 なめくじ・・・)
→ 占出山(うらでやま 錦通烏丸西入・安産祈願 今年は12番、可もなく不可もなくかな)
→ 橋弁慶山 (人気の牛若弁慶)五条の橋から飛び出す牛若丸。すごい特撮の一場面のよう
→ 浄妙山 (六角烏丸西 雌雄狼図by鈴木松年)この狼は一見の価値あり
まだまだあります、何年かに分けて全制覇され、
国宝級・重文級ざくざくと厚みある町衆の力を充分堪能してください
AKIKO HASEGAWA WORKS
“きものさんぽみち”の多彩なメンバーの一人、銅版画のアーティストが
いま個展を開催中。

展覧会のオープニングに、着物を自分で来て出席したい、と言うのが
一番最初のきっかけ!
さて練習の成果を発揮されたかな・・・
後半に入った版画展、
われらも初夏の展覧会に、軽やかな夏着物でお出かけいたしましょうよ
新緑の京都府立植物園
新緑の季節となり、柔らかさに目が和み本当に気持ちの良い季節です。
京都の一のお薦め新緑スポットは府立植物園
北大路通からのプロムナードはみどりに染まって歩く道
身も心も爽やかさ一杯!
袷の着物から、単衣に変えて歩きます。
その軽やかさに体が嬉しく驚き、この季節ならではの快感を堪能する散策。
園内の花しょうぶ園もそろそろつぼみが膨らんできたようです。
透明度の高い空気の中で、紫色を楽しめるのも、もうすぐでしょう
壬生狂言 最終日夜の部
壬生狂言の最終日 夜の部はディープなファン必見の番組が一杯!
ガンデンデンデン・ガンデンデンと鐘と太鼓の通奏に笛が乗りメロディを作る。
その単調さ、なんとものどやかな伴奏は夢見心地の導火線。
庶民のおおらかさも悲哀も英雄の活躍も皆この伴奏に包まれ演じられます。

壬生寺の境内と会場
この日の演目
「大江山」
ご存知大江山の酒呑童子が住吉明神に加護を受けた頼光一党に註せられる一幕。
鬼として描かれることもある童子ですが、ここでは女のように美しい面を着けて登場し
“だいだらぼっち”の如く、なりは大きいが子供子供した暴れん坊と言う一面を表わしているらしい。
首を取られたアウトサイダーの物悲しさも。
「大黒狩り」
大黒とは僧侶の妻のこと。
お寺の住職は妻帯禁止、この禁を破り僧衣を剥ぎ取られ子供をせなかに括り付けら追放され幕。
この悲劇の場面、僧が引かれて退場する際、背中の子供(人形)の首が飛んでしまい付け直しても飛ぶと言う・・・もうどないしよもないと、伴奏者も観客席も大笑いの幕切。
めったに見られないものを目撃してしまった。
「夜討ち曽我」
江戸時代の人はあだ討ち話が大変好きだったらしく歌舞伎狂言等に多く取り上げられている
曽我兄弟の話。
「湯立」
楽女が笹葉で釜の熱湯を激しく振り撒き、厄除開運、無病息災、五穀豊穣などを祈る神事です。
大釜で熱湯を沸かし、笹の葉で打ち、振りまきその湯を浴びて厄除けとします。
壬生狂言は無言劇ながら。湯を立てる際に不思議な掛け声を全員で唱え踊ります
『みょうねんの、みょうねんの』と繰り返し繰り返します
演じ手の肉声の聞ける貴重な(?)一番。
最後が
「棒振り」
祇園祭の彩傘鉾の中世の覆面の男性の棒振り、ご覧になったことおありですか。
同じ装束です、覆面に赤いしゃぐまの頭、緋色の衣装
舞台には壬生大念仏講の全メンバーが紋付袴姿でずらりと立並び、扇で囃しながら行われます。
ねじねじ飴の様な2・5mほどの棒の先端には五色の糸がつけてあります。
これを『♪チョーハ♪サッサイ♪』と全講員が囃したてる中、チアリーダーのバトンのように
両横・上下・頭上でと自在に超スピードの棒振りと跳躍、会場全体が盛り上がりました。
湯立と同じく厄払いになるという、厳粛な雰囲気の中にも晴れやかな高揚感一杯の棒振り
最終日最後の締めくくりクライマックスに感激。
4時間超えという長時間なのに、あっという間と思う一夜。
壬生狂言

春の壬生狂言が賑やかに公演中です。
毎日第1回目の演目は「焙烙割」
節分に奉納された厄除けの焙烙を盛大に欄干から落として割りたおします!
割ることで、厄を祓うのです。
公演最終日は4月29日(日)
この日だけは夜の部があり午後10時ごろまで面白い演目が次々と演じられます。
仏法の教えも絡め、江戸時代の庶民の喜怒哀楽は、今の世にも相通じるものがあり
共感の笑いが境内に満ちます。
私たちも最終日感激の予定
春とはいえ夜間は冷え冷えするかも知れません
羽織はこういう時にピッタリの衣装!
さぁどの取り合わせでお洒落して行こうかしら・・・楽しみ楽しみ
因幡堂 狂言に登場の現存お寺
京都の町中に因幡堂があります。
29日この因幡堂で狂言が演じられます。
因幡堂と狂言は縁が深く、名前通り「因幡堂」と言う演目や「六地蔵」「鬼瓦」も
ここが舞台になっています。
田者人が京の都に仏像を注文に来たところ、すっぱ(詐欺師のような怪しい者)が
自分で仏像に化け、言葉巧に売りつけようとする物語の舞台が因幡堂。
(狂言ゆえ最後は定番通り化けの皮がはがれます)
このように舞台となっているお寺が、現存するのは京都の町ならでは。
(京都市下京区に実在の因幡堂(松原通烏丸東入)正式名:平等寺)
寺伝によれば、西暦1003年(長保5年)4月8日橘行平卿により開基。
御本尊は、長徳3年(997年)橘行平卿が勅命を受け因幡の国一の宮へ代参された時、
夢のお告げによって海中より引き上げられた薬師如来で有るといわれています。
因幡堂縁起によりますと、これを仮堂に安置したが、行平卿のあとを追い都に飛来され
行平邸に入られたので、これを祀ったのが始まりとされています。
ゴールデンウイークの先駆けに、古の都町衆のように着物で狂言見物と言うのは如何ですか。
東京きものさんぽ
東京は行くたびに新スポットが登場していますね。
仲の良い有人(家人は悪友といいます)に
今回は汐留あたりに連れて行ってもらいました。
<私好みを熟知の友人設定・東京さんぽコース>
太田美術館
この美術館は珍しいことに履き物を脱ぎお風呂屋さんのような下駄箱に入れて入館。
館蔵名品展 -春の宴と美人たち- お花見主題の見ごたえのある画を堪能
幔幕の影から若殿様を観んとする若熟年美女軍団の図を初め肉筆ならではの魅力ある作品が一杯
残念ながら20日閉幕、でも5月の展示もよさそうですよ。
↓
出光美術館
大好きな志野の焼き物をじっくり楽しみ (4/22まで)
黒織部の名品に遭遇したのが望外に嬉しい展覧会でした
↓
楽しいお昼は
汐留・ロイヤルパークHのレストラン 「ハーモニー」のランチビュッへは
東京タワーの大きく見える席、 手軽な料金でお洒落なお料理でしたよ
汐留の日テレタワーの大時計 ご覧になられました・・・
「ハウルの動くお城」のようと思ったら、宮崎駿の作った
世界最大級のからくり時計(28トン・幅18メートル、高さ12メートルと)やそうです。
子供も大人も動く時間には沢山見物するようです
(この日は残念ながら雨が降っていて待ちきれずに次に進みました)
↓
お別れ前の定番は、八重洲ブックセンター
新刊旧刊取り混ぜての本三昧に満足満足のひと時
(ここは15,000以上買うと宅配料無料のサービスがあります)
京都まで重たいのを持たずに帰れるので、思わず沢山ゲットしてしまいました。
きものさんぽを楽しんだ上に帰宅してから好きな本が送られてくるというおまけの楽しみは
堪えられません!
「ふ」さん良いとこへ一杯連れて行っていただき有難うございました! また行こね。
着物で東京通勤ラッシュ
用事があって一週間ほど東京へ行って来ました。
移動は新幹線、2時間半の着物旅。
普段から締め付けずに楽に着るていますので
まったく服と同じように行動できます。
今回は春色の浅緑の紬に友禅小紋のちょい濃い目緑の羽織
帯は黄色のイカット模様の紬名古屋帯
品川着が夕方6時半ごろになり、山手線で世田谷へ廻ります。
と名高い東京(退社)ラッシュの真っ只中に入ってしまいました。
音に聞いてはいましたが初体験は強烈でした。
もまれるかと覚悟して乗り込むと他の人たちは
ぎゅーぎゅーなのに私の周りだけ15cmほど輪状に隙間が出来るのです・・・
おかげさまで帯もぐしゃっとならず足袋を踏まれる事もなく無事目的地に着きました。
偏に着物のお蔭かとおもわれます。
意外なところで着物威力の一面を知りました。
乗り合わせた周りの方たち、有難うございました。
京の町屋の花嫁さん
着物にも色々有ります。
衣装の格式から言いますと女性の憧れ「お嫁さん」の衣装が、最高の晴れ着といえると思います。
『お嫁さんの衣装は、どう着るのかな』と言う疑問が折に触れ浮んでいました。
京都の町屋で花嫁姿の写真を撮るのが夢だったというTさんと
思わず話が煮え、我が家を会場に「お嫁さん着付け撮影会」をやってみようということになりました。
せっかくの計画なので、かつらもちゃんと付け、
プロのカメラマンにちゃんとした写真を撮ってもらおう・・・
と言っている内にだんだん本格的になってきて
どうなることやろと思う内当日に!
花嫁さんの頭ヘヤースタイルは「文金高島田」(ぶんきんたかしまだ)と言う髷を結います。
衣装は我が家の宝物「裂合わせ唐織打掛」
打掛の下には、掛け下着物(白無垢の振袖)に、掛け下帯(今回は金泊無地袋帯)を
締めます。
お嫁さんに欠かせない小道具は、頭に、角隠しと櫛・笄・簪(くし・こうがい・かんざし)
守り刀(懐刀)・筥迫(昔の化粧ポーチ)末広(お扇子) など・・・
手持ちの道具類が役に立ちました。
Tさんと着付けの練習を何回も重ね
興味のある人にも見学方で参加と、楽しい準備期間でした。
当日は、かつら・メイクはプロにお願いし、沢山のノウハウを教えてもらい得難い経験をしました。
さて、できばえはこのように・・・
いかがでしょう。
これらはカメラマンの撮影の周りを、まいまい邪魔しながらデジカメで撮った写真です。
町屋ならではの障子越しの自然光にこだわった映像を作ろうと
日が差したり蔭ったりにしばしばシャッターの手を止めながらの作業は、
プロカメラマンのこだわりそのもの。
アルバムの出来上がりが楽しみ!!
しかし花嫁姿は初々しく 美しかった!
Tさん、夢はかないましたでしょうか?
私も、母の手縫いの打掛が、晴れ舞台の衣装として再び活躍させられ
これもまた嬉しい日でした。
お奨め本
きものの雑誌で最近良く出来ているなというのが
今月号は収納特集。
“きものさんぽみち”ひとりできものをきられる会の会話でも痛感していますが
きものをどう仕舞うかが大きな課題となっているようです。
ベッド下の空間。引き出し上に包んで。
ある人などは、今着る組み合わせ一式のみ手元に置き
後は一々実家に送っています、などと言う涙ぐましい人も。
特集から、収納上手なヒントが見つかりそうですよ。
京都文化博物館「近世都の工芸」(、終了)は着物好きにも町衆の文化に関心深い人も
引き込まれる面白い展覧会でした。
出口には恒例の展示作品の絵葉書コーナー。
その横でこんな本を見つけました。
常々着物上級者は、羽織ですね!と確信しています・・・
羽織にもう一つ上級お洒落さんになっていただくには
「帯留」がキーワードでしょう。
日本の工芸技術の粋、おしゃれの極地にチャレンジしましょうよ
もう一つ、「またまたお茶屋さんに行きました」と言うページでもご紹介の
おおきに。―祇園に学ぶしなやか処世術
最後に、まったく自分の趣味のみ着物は出てきませんが・・・
先ごろ思わず一気読みしてしまった本、大お奨めのお話
またまたお茶屋さんへ 祇園お茶屋「きもの」遊び
2月のお茶屋さん行き、メンバー募集後2日で埋まってしまい、私も行きたかったという方続出。
そこで再び一席設けこの土曜日に行って来ました。
今回は舞妓さんデビュー3週間目と言うこの上なく初々しくおぼこい沙矢佳さん
前回と引き続いて孝比呂さんのお二人に、
祇園甲部現役最高齢92歳幸長おねぇさんのお接待を受けました。
沙矢佳ちゃんは先日アメリカまで出張しはったそうです。
1年目の舞妓さんの紅は、下唇のみに引くと言うのを実際に確かめました。


2年目になるとご覧のように上下に紅を差します・・・
又髷も一年目は割れしのぶの前後に絞りの手絡を掛けているのが特徴
井上流のお座敷舞に夢うつつ。
90歳のおねぇさんの達者な弾き語りの伴奏は驚き。
艶やかな桃の節句色のお座敷でした。
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吉うたさんは、祇園小唄が作詞された現場でも有ります。
幸長さんは92歳、さぞ文学史上有名な作家達にも会ってはるやろなと聞いてみました。
すこし方向を変えて『昔は小唄やら端唄やら浄瑠璃やらを演じる
粋な旦那さんたちが一杯でお三味線の伴奏が忙しかったどす』との答え。
亡くなったおじいちゃんとの会話が懐かしくなったわぁ・・
美三子おかぁさんの祇園お茶屋さん講座はとても面白い。
昔の舞妓ちゃんはほんまに幼くて、お座敷でこっくりこっくり
しまいにお客さんにおんぶしてもらって置屋さんまで帰ったそう・・
昔は小学校を上ったら仕込さん(舞妓デビューまでの見習い期間)をしながら
中学校に通い、15歳でデビューした「富晴」さん
(おかぁさんの舞妓さん時の名前)の逸話や
深祇園のいろいろ、祇園のおかぁさんならではの京の見所
等満載の著書を今度扶桑社から出さはりました!


この宵にサイン入りの著書を頂いて帰りました。
京都の祇園お茶屋さんにご興味のあるあなたにお奨めです。
きもの遊び 雅楽コンサート
日曜日、メンバーでワオキツネザル研究者Sさんが雅楽コンサートに出演。
ご招待され有志と駆けつけました!
せっかくだからと、演奏衣装のメンバーと記念撮影。
この写真を撮っている時、その後ろからNHKが撮影していて
今夕京都のニュースに同じ画面が映っていました。
(若い人たちで雅楽を志す人が多くいるという内容です。
ご覧になられた方も居られるでしょうか・・・)
会場は、御所の向かい・金剛能楽堂
神社などで奏される雅楽といえば思い浮かべる
なじみ深い越殿楽(えてんらく)など管弦の2曲と、
陵王(蘭陵王とも)・振鉾・萬歳楽などの舞楽(雅やかな舞)
舞も音楽も、ゆったりゆったり長閑で優雅このうえないものです。
十二単・狩衣のおそろいの衣装で大人数の演奏者は
色彩も美しく見事な舞台で壮観。
同じ動作を繰り返し繰り返しいつの間にか舞い終えて
退がって行った後は、すべて夢の中の出来事だったかのよう。
あっという間の2時間でした。
終演後、Sさんに龍笛の楽譜や笛などを見せてもらい
ちょっと口に当てて演奏した気分(#^.^#)
いちひめ雅楽会はこのような演奏会のほかにも
色々と活動されているという事です
又皆さんもきもので参加されて見ませんか
着物でお茶屋さん遊び
- Date
- 2007-03-05 (月)
- Category
- 着物で遊ぶ
“きものさんぽみち”の着物遊びも究極のお茶やさん探訪を果たしました!
まず、みんなで着付け練習会。
16人ともなると、鏡の前は大混雑。
帯を見てもらったり、見てあげたりとそれもまたわいわいと楽しく完了。
祇園花見小路では、観光客の人たちにしっかり写真を撮られモデル気分!
吉うたさんでは
おかあさん
(花街では置屋さん御茶屋さんのおかみさんは皆お母さんと呼びます。祇園はおかあさんだらけ)
に舞妓さんの衣装解説、祇園地域文化のさわり部分
着物のコツなど興味深々の質問を交えながらお話戴きました。
ほんまにお人形さんのようにかいらしい舞妓さんが、隣に座らはるだけでどきどき。
美味しいお弁当を戴き、舞妓さんや地方さんのお姉さんなどにおひとつどうぞとビールを注いでもらい
『きゃーおひとつてゆわはった』など大騒ぎ
『曙』・『京の四季』と二曲舞ってもらい夢心地の2時間程でした
4月には、祇園甲部の「みやこ踊り」も始まります
又歌舞練場にも行って見たいねといいながら帰途に着きました
ひな祭りの由来
3月3日(旧暦)は桃の節句とも言われます
昔、中国に「上巳(じょうし)」と言う春先の行事がありました。
(上巳(じょうし)」とは3月上旬の「巳」の日のこと)
桃の咲く頃、人型に、身の穢れを移し水に流して厄除けすると言う風俗でした。
京都のおうちでは、旧暦3月3日を現暦に置き換えて、4月3日にひな祭りをする多いです。
春は海での磯遊びも始まる時節、
平安時代の宮人たちはこれに因んで禊(みそぎ)を行い、霊力の高い桃の花酒などを飲みました。
「曲水の宴」も水に遊び水に流すという、この行事の一つと言われています。
清少納言や紫式部の時代、宮中や、お公家さんがたの間で「ひいな」の遊びが大はやり、
「お祓いの人形」と「ひいな遊びの人形」がいつのまにかいっしょになって「ひな祭り」になりました。
お雛さんの生菓子と言えば、「ひちぎり・又はひっちぎり」
春は貝が美味しいシーズン、このお菓子は真珠を抱く阿古屋貝のモチーフから来ているそうです。
ほかにもひな祭りには、貝の意匠が多く用いられています。
貝は、真珠を抱いて海中に眠っています。
美しい柔らかな光の宝物は、おひなさんのイメージにぴったり。
このような生菓子も、やっと江戸中期になってから発達してきました。
それまでのお茶菓子は、果物、木の実、乾物などほのかな甘みがお菓子として使っていました
お砂糖がふんだんに使われるようになったのは、つい近代になってから。
甘み控えめの傾向は近年、昔お砂糖の甘みは大変なご馳走でした。
ともあれ小さき物愛らしいものを愛でるひな祭り、心和む行事です。
今年も“きものさんぽみち”ではきものでひな祭りを楽しむ会を計画しています。
ひっちぎりのお菓子とお抹茶を楽しみ、
投扇興大会で優雅に艶やかに大騒ぎいたします・・・・
“きものさんぽみち”の小豆粥と初詣
2007年“きものさんぽみち”着物でお出かけのスタートは
小正月の小豆粥お祝い会と初詣で始まりました。

お祝いのご馳走は「小豆粥」
まず大福茶(おふくちゃ)で『お祝いやす』 をしてから
まず着付けのお稽古をして艶やかなきもの姿に。
今日はみんなでお手伝い、とくれば襷掛けです!
支度が整いました!『さぁおあがりやす』
『小豆粥って初めてです』『白味噌のおつゆもっと甘い物と思ってました』
麹のお味なのでほんのり上品な甘みでしょ』
柿なます、干し柿のきざんだもんが入ってるんですネ』
『おさらの上で二つのやまに盛り分けるのなんでです』『うちでは昔からそうやるんですよ』
お祝いの献立の最後は、お正月のお菓子でお薄を点てて戴きましょう
初詣に出発する前に
お雛祭りに行う予定の「投扇興」のお遊びの予行演習をしばし・・
普通の大きさの扇を開いた状態で
箱の上に立てちいさいかわいらしい扇の的をめがけてひらりっと投げます
扇はまっすぐ飛ばない事が多く、なかなか的に当たりません。
あたっても、上村松園の描く点数表によれば一点や五点など低めの点。
面白くないので独自点数表を作って甘い目の点でみんな大いに盛り上がりました
お雛さんの時の本番投扇興大会が待ち遠しいわ!
さて初詣はいかに・・・この項続く
寿初春大歌舞伎 団十郎の弁慶
今年の大阪の松竹座 新春歌舞伎は
なんと!市川団十郎・弁慶 海老蔵・富樫 義経・藤十郎 という豪華魅力一杯のとり合わせ
見逃せる物では有りません。
昨日勇躍 見てまいりました。
松竹座は大阪の一番賑やかな難波のまんまん中に位置し、劇場に近づいていくところから
観劇のウキウキした気分が沸くロケーションが楽しい。
劇場前には、お正月らしく 熟年、若い女性果てはダンディなおじさんまでも
開場を待つ着物姿が多く見られ、一層お芝居見物の興趣をそそります。
上方歌舞伎の藤十郎、江戸歌舞伎の団十郎
繊細な情趣のやり取りの和事と豪胆な江戸荒事の代表的な役者の
二人の競演は江戸以来、史上初の出来事とか
昼の部、歌舞伎の中でも代表的な演目「勧進帳」
花道での六法やんややんやの大拍手!!
和事の「封印切り」 この2番組を見ただけでも充分満足満足。
期待に違わず江戸大荒事を満喫・堪能の舞台。
その上で夜の海老蔵初役「毛抜き」
主役・弾正はおおらかな色気充分な英雄。
おおらかに若小姓もお女中も手当たり次第に口説くおかしみが
よく出ていて若々しくて好かった。
客席は最前列のちょうど中央。
海老蔵さんが見得を切り、睨むその前3mぐらいのところ。
わぁとのけぞるぐらいの大々迫力。
目が片方は寄り目、片方が中心に位置する不思議な見得を
このような近くで見られる機会はめったに無く、ほんまに引き込まれ、縛られたようになりました
吐息、汗、目配せ、口の中でせりふでは無い相手役との気配のやり取り
全部見えて劇にのめりこむしかない場所です。
真ん中ゆえ、左と右でせりふのやり取りをすると
テニスの試合のように首を「左」「右」と動かさないと見えません
これもまた初体験の観劇動作。
海老蔵さんの富樫、りりしい富樫で大満足だったのですが、
この富樫役、お父さん(団十郎)が、まだ海老蔵の時代に
あの伝説の松録の弁慶の相手役が急死、この代役として急遽大抜擢され
しかも立派に勤めたと言う話が残っています。
歌舞伎の役者さんは凄いですね。一晩であの大役が代理でできるなどと。
荒事でも、和事でもここぞという見得を切るところなどでは
床をつけるということがあります
舞台上手(右側)に大道具方が一人出て、板に拍子木(き)を打ち付けます
硬質の音が劇場中に響き渡り見得の威力を何倍にもします
話はそれますが、狂言の後見役(舞台の向って左後ろに控える
黒紋付の男性)も、ただ座っているわけではありません。
演者が急に倒れた時にはさっと立ってすぐさま変わりに続きを
演じる覚悟で座っているのです・・・
さて今日は昼夜通しで見るので幕間弁当も2回頂きました。
お奨めは松竹座地階にある和食のお店・是是の「幕の内」
とてもやさしいお味で美味しかったです
(ほかに「キムカツ」もあり迷いました)
一幕目が済むと、ちょうど12時10分と5時40分
良い時間になっています。
ロビーのソファーであったかいお茶と一緒でほっこりと・・・
これまた歌舞伎の楽しみ。
夜9時前、劇場外に出ますとライトアップされた建物が
観劇の後の高揚感に不思議とそぐう感じでした。
気品良い石外壁はネオ・ルネッサンス様式で、アーチがクラシカルで美しい建物。
南座の顔見世とすこし雰囲気が違っていました。
どちらも、きものの人が結構たくさん居られたのですが
周りから聞こえる会話が、ほんまにお芝居が好きな人たちね。
と言うないようばかり。
『あのお芝居はこの役者さんはこうやった』
『あの公演はこの前見たあっちのお芝居より良くできていた』
『この席ええ席やなぁ。』『当たり前や!1時間40分も電話掛け続けたんやもん!』
『和事の団十郎は、すこし大変やなぁ』などと
京都南座は、このようなお芝居好きも多いのですが
それ以上に問題の呉服屋さんたちのタイアップ催事のための買占めも目立つような部分がありました
マ、これもだんだん淘汰されるはずと期待しています。
今日の衣装も又いつもの大首・浮世絵の染め帯に薄茶羽織です
だいぶ出番が多かったので、今度のお出かけは冬の綿入れ羽織にでも変えてみようかしら。
京の一月
猪の歳 亥年 が始まりました。
“きものさんぽみち”の「ひとりできものをきられる会」も
新しい歳の練習会明日から開始です。
さて1月の京都
暖冬気味で頼りないぐらいですが
他都市から来られると、かなり寒いと皆さん仰います
きりりと冷えた街を温かい着物で散策していただくのも風情のあるところかとお奨めします
◆7日(土) 白馬奏覧神事 上賀茂神社
七日正月で七草粥を頂く日、上賀茂神社では社頭に七草粥を供え神馬を引き出して祭神にご覧頂くという行事です。折敷に載せた(一晩水に浸して柔らかくした)大豆と人参を与えて人々の1年の安泰を祈願します。元は宮中で行われていた白馬(あおうま)節会を神事化したもの。一月七日、「人日(じんじつ)の節句」に青馬を見ると一年中の邪気・病魔を祓うとされる中国の故事にちなんで始まった。古来、青みかがった馬が使われていましたが、醍醐天皇のころから白馬を用いるようになってからも白を「あお」と読んで、名残を残しています。青は春を示す色。又馬は陽の獣とされ邪気を祓う動物でした。また陰陽5行では「水」であり農業に大切な水をつかさどる意味も持ち豊作を祈る意味もありました。
◆8日(月) 泉涌寺 七福神めぐり
福神の特別開扉(各塔頭寺院・日出~日没) 福笹吉兆授与 甘酒、こぶ茶、小豆粥の無料接待
◆8日(月) ~12日(金) 初ゑびす 恵美須神社
招福祭、湯立て神楽、餅つき神事(8日) 宝恵籠社参(8・9日) 宵ゑびす祭(9日)
初ゑびす大祭(10日) のこり福祭(11日) 撤福祭(12日)
◆9日~16日 祇園のえべっさん 八坂神社 八坂神社境内の北向蛭子社
◆12日(木) 奉射祭 御弓始神事 伏見稲荷大社 午後2時から
本殿祭のあと、神苑斎場で奉射の儀が大蛇に見立てた注連縄に、矢を放ち邪悪を祓います。つづい、2人の神職が約20m先の大的に矢を射って、その当たり外れで五穀の豊凶と景気の吉凶占いもします。破魔弓と神矢で邪気を祓い陽気を迎える神事
◆14日(日) 法界寺裸踊り(修正会)
修正会法要 裸踊り 結願にあたる14日の夜から、体を清めた信者の男達が下帯のみの裸で、祈願を込めて踊ります。下帯は安産のお守りといわれています
◆14日(日) 柳のお加持と弓引き初め 三十三間堂
柳のお加持:内陣を無料開放し、参拝者に柳の枝でお加持の浄水をそそぎます。
恒例の弓引き初め(新成人が女性は振袖・男性は黒紋付に袴できりっと弓を引きます
◆15日(月) お粥神事 下鴨神社 午前10時
小豆粥、大豆粥を神前に供し、接待(志納)も行われます。
“きものさんぽみち”でも14日着物姿で小豆粥をお祝いしその後「女正月」の日と
皆で初詣にまいります。
◆15日(月) 初六阿弥陀めぐり
阿弥陀如来の名号を念ずれば極楽往生するとされる阿弥陀信仰の行事。
1.真如堂(左京区浄土寺真如町)
2.永観堂(左京区永観堂町)
3.清水寺阿弥陀堂(東山区清水)
4.安祥院(東山区東山五条東)
5.安養寺(中京区新京極蛸薬師)
6.誓願寺(中京区新京極三条)
◆15日(月) 左義長(とんど)祭 平岡八幡宮・新熊野神社
注連縄、門松を境内で火を点け、神前の鏡餅を焼いて歳神さんを送るといわれます
◆20日(土) 城南宮 湯立神楽 午後2時から
大きな釜に湯を沸し、祓神楽、御弊舞を舞い、悪霊退散・無病息災を祈ります。
◆21日(日) 初弘法(終日) 東寺
◆25日(木) 初天神 北野天満宮
きものでおさるさんの話
“きものさんぽみち”の町屋で着付け練習会を開催して、まる6年。
ウェブのみの公開なので、各人が検索し たどり着いてくださる方が殆んど。
どうしても“きもの”をマスターしたいと強い意欲のみなさんです。
従って、棒を折る人が少ないので嬉しくおもっています。
参加者の職業・出身地も大変多彩、
居ながらにして各地の興味深い様子や愉快な体験も多く聞けます。
そのなかでマダガスカル島の「ワオキツネザル」の研究者が居られます。
10月のフィールド調査(出産期)に行ってこられたばかり。
その最新情報をお話いただく機会を作れました。
着物との関連はと言われると、つらい物がありますが まぁそれはさておき....
マダガスカルは大陸と離れているゆえに、独特の生態系を保持するきちょうな場所です。
お話の研究フィールドは、マダガスカルの南部自然保護区域。
独特の自然風景・バオバブの並木道などエキゾチック!
ここにワオキツネザルがいます。
(おサルと言っても、ニホンザル・チンパンジー達とは違って原猿類)
身近に見られるワオキツネザルは、京都市動物園に住まいしています。
(ただし野生に比べ、極端に肥て、同じワオキツネザルとは思えないくらいの体形差)
種類は2・30種(またはもっと多数)あり色々な体色がありますが、
一般的イメージとしてはグレーの体にふさふさの尻尾。
その尻尾に黒の輪が何本も入ったものを想像されるかもしれません。
どの種も、顔立ちのよい大変素適なおさるさんです。
立って歩いたり、朝には体を広げて日光浴したりユニークな場面を見たことがありません?
一般的なサル社会とは異なりワオキツネザルの場合はメスが断然優位
しっかり「女性上位の社会」です。
最下位のメスよりもオスの方が弱いのです
(たとえば道でメスに出会ったオスは、
『や、どうもどうもすみません、ブツブツブツ・』
と言う風情で道の端によける程の劣位だそうです。
(そういう社会は、概して平和なと言えるのではとおもっています)
4~5月に4時間ほどだけ雌が発情、雄同志はこのときは激しく闘争
腕を挙げ、おいでおいでのような手つきででにおいを発散して
相手を威嚇したり結構激しい戦いが繰り広げられます。
面白いのは、勝者であっても、メスが気に入らなければ拒否するのだそうです!
いいですねぇ。
写真集を見せてもらいながら、素人にもわかりやすく上手にお話してもらって
あっという間に予定時間がすぎました。
あんまり面白かったので、第二弾も計画したいと相談中です。
着物とおさるさんにご興味がありましたら、次の機会にぜひ“きものさんぽみち”へどうぞ
今年の顔見世
今年も顔見世に行きました。
勘九郎が勘三郎を襲名し披露の最終興行が南座の顔見世。
お国が歌舞伎を起した京の町にゆかり深い役者の襲名、
人気高い勘三郎という事で、一段とチケットが取りにくい公演となりました。
3階席からの観劇でしたが叉これはこれで劇場俯瞰で面白い眺め、
マ、オペラグラスが大活躍でしたが・・・
夜の部の口上は逃せない一幕
きりきりとしたあの独特の言い回しの挨拶はいつもながらひきつけられ、
劇場全体観客も含めて高揚盛り上がりの一幕。
口上が終わると、30分の長めの休憩。
3階廊下にはゆっくりしたソファーがありお弁当タイムは快適。
今年は1等席が取れない分、お弁当をひいきのお料理やさんで誂えて持参
熱いお茶と共に楽しい歌舞伎弁当でした!
お目当て勘三郎の出番は「京鹿の子娘道成寺」
恋焦がれる僧への思いがかなわず、燃える心が蛇体となって
鐘ごと想い人を焼き殺すという歌舞伎はもちろん能・演劇・舞踊の題材となている
有名な演目。
可憐な娘の風情たっぷりの踊り
なんとも華やか、見ているものを引き寄せる愛嬌もたっぷり
人気がもっともとと納得するところでした
むすめの美しい踊りにちらちらと仄見える邪性、怪しい気配がだんだん濃く
なり最後は怖ろしい荒事の扮装と顔になり幕
この間、小坊さんや捕り手たち脇役も
トレンドを取り入れた台詞のやり取りで、滑稽な場面を配し観客を飽きさしせません。
仁左衛門の「俊寛」
顔見世にえらく地味な演目。
もっと華やかな出し物に徹していてもいいのでは無いかとも思いますが
あっという演出もありそれはそれで面白く見ました。
(まえに中村吉衛門の俊寛でも、最後の海の舞台装置がダイナミックで
思い切り効果を上げていたのを思い出しました。)
さて今年は何を着ていこうかというのも、顔見世の大きな楽しみです。
毎年帯だけは、大首絵浮世絵色紙型友禅の染め帯に落ち着きます。
寒い日だったので、むっくりの紬に今年新調で大お気に入りの茶地もみじ柄の羽織
となりました。
着物の人はたくさん居られましたが
まだまだ帯姿が大部分。
季節の装いとして欠かせない羽織は少数派ですね、まだまだ
なかにこんな可愛い羽織のお嬢さんも居られましたよ
今度お出かけの時には、皆さんも
京の底冷えに合う、あったかそうな風情の羽織をぜひともおしゃれにきてください。
赤穂浪士 慰霊法要
12月14日は、赤穂浪士討ち入り
京都は大石が隠棲した山科、目くらましに遊んだといわれる「一力」等
多くのゆかりの場所があります。
事件の後、切腹した小野寺十内にゆかり深い西方寺(東山二条)でも
毎年慰霊法要が行われています。
小野寺十内の縁につながる人が遠方からも列席されます。
私達も参列しました。
京はことさら冷える時期、着物を紬にして羽織を重ねて出かけました。

本堂内陣の周りを歩き巡りながらの声明による珍しい形式。
派手さを押え、奥ゆかしい法要です!
法要後、討ち入りの日の雪にちなんだ「つぶ餡に白化粧のきんとん」と
お抹茶の接待に口とお腹がほころびます・・・
お抹茶を戴いている時後ろのおば様がさりげなく羽織の衿を
折り返して直してくださいました。
京の町に着物で出かけると人ごみに揉まれて帯がいがんだり
どこか不都合なまま知らないでいても
必ずお助け手が登場してそろっと直してもらえます・・・
着物の町ならではの自然さ、ありがたいです。
さて、最後は琵琶の弾き語りの奉納。
赤穂浪士討ち入りの一節が朗々と澄み渡る声で詠じら、
この出来事のいろいろが偲ばれるひと時・・・

最後に、ご住職さんのおだやかなお人柄の良く出ているご挨拶も
心に沁みる慰霊の会でした。
住職さんの後ろに見えるのは、
このお寺にゆかりの深い秀吉の木像。
実際の秀吉の体格実物大といわれる像は
顔つき体つきそのままと言われる「秀吉」の等身大の像が特別に公開されます。
ある時火事が起こり、その時のご住職が背負って逃げられた逸話があるそうです
小野寺十内の妻は、西方寺にお墓を建立し、菩提を弔った翌年、
養女の眠る本國寺・了覚院に籠り、
『夫(つま)や子の待つらんものをいそがまし 何か此よに おもひおくべき』
という辞世の句を残し、数日食を断ち 自死するという最後を遂げています。
四十七士の周りには、埋もれ、知られていない
数多くの痛ましい出来事があったと推察できます・・・
京都は主君・浅野家に所縁深く
赤穂浪士の慰霊は、このお寺以外にも
祇園「一力」の主座敷の後ろの小部屋に四十七士の位牌が、
篤く秘めやかに祀られている他
山科大石神社やあちこちでも慰霊の行事が行われます。
洛趣会 京の偉大なるマンネリズム
洛趣会とは、京都の老舗中の老舗30軒が、毎年11月3日4日
主に大きいお寺を会場として自慢の品を展示する園遊会。
宮脇買扇庵 とらや ゑり善 尾張屋 美濃幸 一保堂 永楽 辻留 寺内 いづう 松栄堂
伊と忠 竹・西河 千総 初瀬川 たち吉など有名な所ばかり
『売り申さず お賞めくだされ』のサブタイトル通り
各店のブースには選りすぐりの品々が並び目を奪います。
案内のはがきに毎年大きな天狗さんが。
きっと天狗してますと洒落のめしているものかと・・・
第1回が昭和3年 今年が74回目
会場も、東福寺 黒谷さん 相国寺 妙心寺 東本願寺 永観堂 萬福寺・・
京都の大きなお寺を網羅しています。
贅と都の粋を尽くした品々を見せてもらいお寺の佇まいも味わえる大人気の催し。
あちこちで、お店の人とのご挨拶が繰り返され 秋の京都の社交会場の様相。
このような会が1928年から80年近く続くとは
(運営も50年ほど見せてもらっていますがほぼ同じ)
なんとも贅沢でおっとりした会でしょうか
こんな会場には着物が一番! 皆で出かけました。
艶やかな着物美人が一杯来場して私達も立派に花を添えてきました!(#^.^#)
今年は祇園歌舞練場。いつも「都をどり」の会場になる艶やかな場所。
一通り見物の後は、お抹茶とらやのおまん・おはりやさんの一口そばでほっこり
会場の入り口には、京都独特の「配膳さん」というおじさん方が下足番をしています。
ここでは履き物係ですが、あらゆる会や宴席に出張し、
お客様の案内、お茶接待、お膳運び などなど運営に欠かせない
スタッフとして昔から活躍しています(「京の配膳さん」という著作も有るぐらい)
洛趣会のような会には欠かせませんよ
祇園真っ只中の会場の帰り道
来年第2回目のお茶屋さんで遊ぶ会を計画していますが
そのお茶屋さん「よしうた」さんの前を通り
一力の前を通って帰途に着きました。
あーおいしかったし、目のお正月したし
満足満足・・・
櫛祭り
毎年「く・し」=9月第4月曜日は古来女性の髪を飾ってきた櫛を供養するお祭りがおこなわれます。
東山・安井金毘羅宮では各時代風俗の髪型に結い、
その時代を忠実に再現した衣装で装った女性が参列して
古櫛や折れ櫛の供養神事がおこなわれた後、風俗行列が祇園界隈を廻ります。
櫛供養塚
百鬼夜行絵図に見られるように
古びた道具を捨てる時、丁寧に供養して塚などに納めお化けにならんように
鎮まっていただくという日本の祀りの形は奥床しい。
時代風俗研究の観方コレクションで有名な吉川観方と、南ちゑさん(故人)を中心に
昔のきものの正しい着付け、結髪の研究グループの櫛供養が発端。
神代から大正時代まで忠実に再現された衣装が目の前に見られます。
教科書で読み過ごす歴史上の登場人物と言うのではなく
血が通い、笑い泣いた人々として親近感を持ってしまいました。
それにしても、つやつやの黒髪が技巧を凝らして結い上げらて、
「ほんまに美しいー」とため息が出ます。
供養される櫛々・・・
様々な髪型はその時代のその女性の社会的な位置付けまで表しています。
娘さんの髪が、高島田のお嫁さんになり
新妻さんの髪になり、熟練のおかみさまになり・・・
また舞妓さんの割れしのぶが衿替した芸妓さんの髪形になってというのが
実際に見られる良い機会。
“きものさんぽみち”のメンバーともども見物に出かけました
揚げ巻き 耳かくし いずれも大正時代 今見てもモダン!
桂女:白い布で頭を包んでいます。 桂川であゆを獲り頭に載せて今日の町を商って歩いた
奈良時代 衣装は文様を加飾する原点、絞り染めが見られます
額と目元口元に朱の菱形のお化粧がかわいらしい
右の写真:レニングラードカウボーイご存知ですか?
位置は違いますが、このとんがり具合ええ勝負してます!
これまた、カブトガニ! スターウォーズのアミダラ女王や他の人のヘヤースタイルの
ヒントになったのではと思えるほどユニーク
日本のアクセサリーは髪を飾る物と帯飾り(帯留など)が多数派
美の極致のような櫛・かんざし・笄(こうがい)の見事さは言いようがないほど。
ここ、金毘羅さんは悪縁切りの霊験ありと有名。
境内には、縁切り祈願のおみくじを貼り付けた、このような石のトンネルが有ります。
ここをくぐると願がかなうらしい・・・
貼り付けられたものを見ると、
『私〇〇子と◆◆男の縁が切れますように』等と生々しい言葉が書き連ねてありました。
私達の衣装も、祖母のお下がり・母のお下がりです。
祖母の若い時、大正昭和初期の絽の染帯は「まっピンク」ともいえる
鮮やかなローズピンク、渋めのつむぎにこの鮮やかな色で
ぐんと若い衣装になって効果満点。
9月末とは思えないお天気と風俗衣装の艶やかさに興奮気味の半日
“祇園小石”のかき氷で口・喉も満足満足