ワオキツネザル訪問着IPSにてデビュー

20年ぶりの日本開催の霊長類学会が京大で開催中(18日まで)

我がメンバー相馬さんは、ワオキツネザルの研究者。

15日午後研究表されたのですがその日の衣装が大注目。

なんとワオキツネザルの手描友禅訪問着というものです。

長年の夢「ワオキツネザルの着物を国際的な場面で着たい」が実現しました。

一生の夢実現!

始まりは去年の秋。『ワオの着物を染めて欲しい』という話から。

相馬さん自身の絵でとも考えましたが、漫画っぽくなりすぎて着物の柄にはなりません。そこで長年撮りためたワオの写真から選び抜き、友禅の絵描きさんに書いてもらいました。この下絵を実際に描く手描き職人さんにバトンタッチ。

ワオは初めての題材ゆえ研究取材をを重ねて取り組んだ労作。

そうですよ!絵画で台湾の故宮に一点有るだけと確認しているぐらいです。工芸・染織を見渡しても世界初で唯一は確か

合わせる帯も2点一緒に手描き染めで作りました。(もう一点はマダガスカルの冬の空の色濃いブルーに樹上のワオ)

3点一緒に染上げたのは、訪問着で創作意欲が乗り、意気の充実した時に一気に作っておかないと次の機会に同じ題材でといってもまったく別の作品になってしまうのが確実だからです。

下絵です

さぁどんな色目にしましょう

着物の色はマダガスカルの夏空の色。大地の色は金彩で表しています

一緒に写させて


マダガスカルからの研究者もびっくり

会場の京大時計台周辺ではサル関連の研究者が多く、一目で何ザルか理解。全員の目が集中していました!

ワオキツネザルはアフリカの南端の隣の大きな島マダガスカルにだけ居る霊長類。尻尾の輪模様がRingtailという名前の由来になっているふっさりと美しい尾を持ちます。マンダリンなどを主食とする草食で女性優位の独特の社会構造を持ちます。樹の上では枝から枝へ飛び、地上では二本足でぴょーんぴょーんと飛ぶ姿も愛嬌がある興味深いある動物です。(京都市動物園で今春双子のワオが生まれて人気を集めていました)

『Beautiful wonderful 』など大注目、それはどういう衣装か?どうやって作ったのか?絵を描いたのか・・・質問の嵐・・・

マダガスカル・キツネザルの分科会でも、日ごろ親しいワオやシファカなどマダガスカルをフィールドにしているお仲間にも絶賛されました。

国際霊長類学会・キツネザル分科会

ワオの食生等の最新の研究発表

後をむいて、ベルト(帯よ)もみせて

はい帯にも双子ちゃんが居ますよ・・・

お腹の柄は主食タマリンド

予想以上のデビュー成果に御本人は勿論、製作者きものさんぽみち飯田も嬉しい一日でした。(デビュー第2日の活躍に続く・・・)

関連するポスト:

  1. 大和文化館と奈良・着物散策
  2. ステンドグラス作り 体験
  3. 祇園祭・宵山
  4. 2011年の茅の輪くぐり 
  5. 今年の京都の節分
Categories: “きものさんぽみち”メンバー, 京友禅・型友禅, 展覧会・美術館・アート, 着付けのコツ, 着物, 着物散策

Posted on: 18th 9月 2010 by: blogkyoto