ニュースにも良く取り上げられる西大寺の大茶盛に行ってきました。赤ちゃんが沐浴出来るほどの抹茶茶碗に、シャベルのような茶杓で山盛りの抹茶が入れられます。竹箒の柄をきったぐらいの大きさの茶筅で立てる音が、ジャブジャブとお座敷中に響き渡ると思わず笑ってしまった観客達です。
お菓子は「西大寺饅頭」これは通常の大きさ、(期待はずれというか安心したと言うか微妙なところはま、置いといて・・・)
両脇からの手助けで戴くのですが、あんまり重いので頭からお茶をかぶってしまいそうな位どきどきのお茶席でした。
恒例の春のお茶会はお煎茶の席もあり、こちらは何もかも小さなお道具に可愛らしいお煎茶茶碗に甘露の玉露を下の上で転がすように大事にいただきます。
お運びのお嬢さんたちの衣装も艶やかで舌と目のお正月でした。
帰りにはせっかくここまできたので秋篠寺にも立ち寄りました。
西大寺から秋篠寺までは、近鉄の線路を越え、草履で30分弱の道のり。
瀟洒なお寺は鄙びた境内です、お庭にほっこりし伎芸天の美しいお顔にうっとりしてとても良い休日でした。
西大寺門前のガ トー・ド・ボワのギ・モーブが今日のお土産。
竹箒の柄をきったぐらい大きな茶筅で
お菓子がもっと大きいのが欲しいですね。