12月 お薦め京都きもの散策

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● 12月のお薦めさんぽ  ●
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【顔見世】 南座 ~26日
江戸時代、歌舞伎役者は当時あった幾つもの座それぞれと一年契約で出演していたので各年の11月、新しいメンバーを紹介する意味の顔見世興行が京大阪江戸三都で行われていました。その後制度もなくなり明治からは新暦12月に行われています。「まねき」看板、梵天を表玄関上に掲げ、花街総見など 師走一番の風物詩!
舞妓さんたちの総見の華やかさも劇場の雰囲気を盛り上げます
着物お洒落の人は、演し物や贔屓役者にちなんだ衣装を競い、粋・心意気を楽しむのは歌舞伎見物の極地かもしれません。
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【大根炊き】
・千本釈迦堂 7日・8日
   釈迦が悟りを開いた成道会にちなむ行事。中風他の厄除けを祈願。
了徳寺・嵯峨 9日・10日
   親鸞上人が当地を訪れた際に大根を焚いてもてなした故事に因む行事。
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 【針供養】 8日
・虚空蔵法輪寺 13:00~ 使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願甘酒接待、
・幡枝八幡宮社(針神社) 11:00~3:00
  使い古した針に感謝し、裁縫・手芸上達を祈願。裁縫・手芸上達のお札の授与。
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【大福梅授与】 13日 北野天満宮
天神さんでは、梅園の梅を土用干しして、梅干を毎年作っています。
これに裏白(ウラジロ)を添え授与されます。(一袋500円) 
元旦から3日間、朝お茶に結び昆布と共に入れ「お福茶」として頂くと無病息災に。
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【事始め】
京都の一昔前の慣わしでは、13日からお歳暮のご挨拶、新しい歳の用意を始めました
まずお餅やさんに鏡餅を注文しておき当日の朝、本家・実家に納めてもらいます
届いた頃を見計らって、歳の瀬のご挨拶に伺うという手順です。
このごろのようにデパートから送って終いというのではなく、対面して日頃のお礼を申し述べるのです
花街だけの行事のように思われていますが、民衆のポトラッチ的習俗です。
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【六波羅蜜寺】 かくれ念仏 13~30日
天暦5年(951)、京都に疫病が流行したとき、空也上人がその救済を願って始めた、踊りながらお念仏を唱える珍しい法要
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【義士法要関連】
西方寺14日10:00~ 
  珍しい歩きながらの声明による法要が、江戸期からずっと行われている
・大石神社 義士まつり
   赤穂浪士の討ち入り姿で瑞光院から山科区役所、岩屋寺、大石神社と総勢300人が練り歩く。
・法住寺 義士会法要
  大石良雄が仇討ちを祈願した身代り不動と四十七士の小像が安置されている。御白河法皇の御陵寺院。法要、献茶式、お茶会、参拝者には討ち入りそばの接待がある。有料(お茶、お蕎麦、拝観料)
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【東西両本願寺すす払い】 20日
  東西凉本願寺で行われる年末恒例の大掃除。大団扇の名物風景が出現。
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【東寺・終い弘法】 21日
   最終縁日。境内に多数の露天が並び、賑わう本尊、薬師如来を開帳。
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【不思議不動院かぼちゃ供養】 21日
冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
【矢田寺かぼちゃ供養】 23日 中風除けをはじめ諸病退散を願う。かぼちゃ焚きの無料接待冬至にかぼちゃを食べると中風除けやぼけ封じにご利益があるといわれます。
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【冬至】 ゆず風呂orゆず湯 22日ごろ。 
この日、かぼちゃだけでなく「柚子風呂」に入ると風邪ひかずとも言われます
ホットゆずに蜂蜜を入れても美味しくて体も温まり良いかも!
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【北野天満宮 終い天神】 25日
一昔前の人々は、さて年末の買い物をと繰り出したものです。
現在では古着・骨董を求め全国から大勢の人で賑わいます
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【大晦日】  市内各寺院 31日 
・ 八坂神社   おけら詣り おけら火を吉兆火縄に移し、消えないように回しながら家に持ち帰り雑煮を炊くときの火種に使い一年間の無病息災を願います。
八坂さんから家まで深夜なのになんだか賑やかな町中をタクシーに乗って、窓の隙間からオケラ火をだして(そうしないと車内が煙たい)持ち帰ります。元気な人は燃え尽きない間に急いで歩いて帰ります
・大祓え きものさんぽみちの氏神さんは下御霊神社や、その他市内各神社で、大祓が行われます。人型に知らず知らずの内に身につけた罪・穢れを移しお祓いを受け、心身共にすがすがしく新年を迎えるための神事。(夏越の祓えの年末版)今年一年間の無事であったことを奉告し、新しい幸せな年を迎えることを祈願します。
・北野天満宮
鑽火祭 境内の火の祭神を祀る火之御子社で斎火を起こし、参拝者はそこから火縄に火を移し持ち帰る。天満宮のおけら詣りと親しまれています。 火縄授与は22: 00~3:00、  1本500円  午後4時大祓  後7時30分除夜祭 後8時火之御子社鑽火祭   後10時~午前3時火縄授与新
・除夜の鐘 午前0時前後 百八つの煩悩を消し去る除夜の鐘が一斉に撞かれる。
寒さをこらえて物干しやベランダに出ると深々とした夜空に鐘の音が流れてきます・・・

Categories: 着物散策

Posted on: 3rd 12月 2007 by: blogkyoto