3月の伝統産業の日のパンフレットに「中学生カルタ大会」の記事を見つけました。
昨年暮れになりますが、女流競技カルタ全日本大会を見学に行った事を思い出します。
競技カルタに青春をかけているきものさんぽみちのメンバーにこの試合を教えてもらったのです。
会場は百人一首の殿堂・嵐山「時雨殿」
ビッグタイトルの大会の一つ優勝者は最高位クイーン戦挑戦者となります。
時雨殿二階か会場となっていましたので階段を上っていくと
ぽんぽん ぽんぽん と不思議な音が盛んにしています、何の音?
一枚取り終り次の読み札が読まれるまでの間、選手たちが
架空の取り札をイメージしながら畳を叩く準備動作の音でした。
何しろ読み札の最初の一文字の母音の音で札を特定し目に入らないぐらいの速さで
取ってしまうという勝負です。
ニュースや新聞で目にしただけでは到底わからないスピードに圧倒されました。
前傾姿勢から飛び込むぐらいの取り方、自分の前180度はカバーしての試合。
大変な体力・気力です。
突き指や指の骨折もあると聞きます。
この大会は着物とはかま、たすきという大変かわいらしい姿。
お母様の小紋かなという古典的な柄の着物につい目がいきます。
たすきのりりしいこと!
でも可愛らしさに比べ気迫はすごいものでした。
戦ったわけではないのに肩に力が入りまくりました。
ほっこりしたので湯豆腐とおぜんざいで一休み二休み。
帰り道、車の都合で竜安寺に。
何年振りでしょう、京都に居ると案外来ない所です・・・
やはりたくさんの人でした