2007年05月
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旬 山菜の春
“きものさんぽみち”の遠隔メンバーから
貴重で珍しい山菜を多種類いただきました。
町中に居ながらにして山里の恵みを頂くなど至福とはこのような事です。
軟弱な町中もんの為に、わらび・山蕗などちゃんとあく抜き・茹で済みにして下さっています
もう感謝感謝!!
春の山菜シーズンに何度も送って頂きますが、今日は特に珍しい物を戴きました。
熊笹の竹の子!
熊笹も竹の仲間、そら竹の子で増えるのです、納得
高さ:10cmほどの可愛いすらりっと細見スタイル、
青い香が強く、パンダの気分で茹でて美味しい木の芽味噌で。
山菜の中で特に香の高さで女王とも言える山独活(うど)
これは皮をむき、薄切りで1滴酢水であく抜き後、辛子を効かせた酢味噌で。
ピリッと爽やかな辛味が心身爽快「花わさび」
おなじみ「こごみ」
こしあぶら
山芹
天ぷらといえば「たらの芽」
ゆきのした
藤の花も入っています、これは「天ぷら」。
花を始めていただきました。花のほのかな甘い香そのものを戴きます、不思議なお味。
苦味は、冬篭りの身体に渇を入れてくれる大事な味
しゃりっといたします。
さいごは大おまけ、「天狗の鼻」
この山菜は皆米子地方、大山の麓出身です
この地の山菜の王様のような達人の千里眼的収穫技で山里から京都に来てくれるのです。
この地方では、天狗の鼻を子供達が鼻の先にくっつけて遊ぶそうです。
天ぷら・白味噌和え・煮びたし・白和え・胡麻味噌だれで
お揚げと一緒に、美味しい濃いかつお昆布出汁でさっと炊いて
春のほろにが堪能の夕食です
ほんまに、ご馳走様でした。
新緑の京都府立植物園
新緑の季節となり、柔らかさに目が和み本当に気持ちの良い季節です。
京都の一のお薦め新緑スポットは府立植物園
北大路通からのプロムナードはみどりに染まって歩く道
身も心も爽やかさ一杯!
袷の着物から、単衣に変えて歩きます。
その軽やかさに体が嬉しく驚き、この季節ならではの快感を堪能する散策。
園内の花しょうぶ園もそろそろつぼみが膨らんできたようです。
透明度の高い空気の中で、紫色を楽しめるのも、もうすぐでしょう
5月 お薦めきもので散策
【1日】
競馬会足汰式 5日の競馬会に先立ち馬年齢、
遅速等をみて競馬の組み合わせを試みる会
【1日~4日】
ゑんま堂狂言(千本閻魔堂)引接寺
他の念仏狂言(壬生狂言など)と異なり台詞劇で、
能狂言の影響を受けていると言われます。京の三大念仏狂言のひとつ
【1日~4日】
神泉苑狂言 神泉院 無料)
大般若経600巻転読祈願 稚児礼拝、お練り
毎日午後1時半より5時半まで、狂言堂にて(3日と4日は午後10時まで)
晴雨を問わず(観覧料-志納)
「炮烙割・桶取・土蜘蛛」等毎日上演 13:30~18:00 19:00~22:00
【3日】
流鏑馬神事(下鴨神社)
疾走する馬上から弓矢で的を射通す神事。
騎射と言う名称で奈良時代以前より行われていたことが続日本紀にも伺えます。
【4日】
斎王代女人列御禊神事(上賀茂神社)
葵祭の斎王代以下、女人列に参加する女性が身を清める神事。
毎年、上賀茂神社と下鴨神社の交代で行われています。
【5日】
歩射神事(下鴨神社)
弓矢を使って葵祭の沿道を清める魔除けの神事。
三日に同神社で行われる馬上の流鏑馬に対して、地上で矢を射ることに由来します。
鳴弦蟇目(めいげんひきめ)神事・大的式・百百手式
【5日】
競馬会神事くらべうまえじんじ(上賀茂神社)
徒然草にも取り上げられた勇壮な競技。2頭の馬がその早さを競います。
現在では5番の競馬が行われます。
菖蒲根合せの儀、本殿祭 ・競馬会の儀 ・競駈
【5日】
藤森祭 藤森神社
神輿巡行、時代行列、武者行列 駈馬神事 神楽奉納
【12日】
御蔭祭 下鴨神社
葵祭の前儀として重要な祭で、比叡山麓にある御蔭神社から神霊を神社に迎える神事。
【15日】
葵祭(京都御所~下鴨神社~上賀茂神社)
上賀茂、下鴨両神社の例祭であり、枕草子や源氏物語にも登場する古式ゆかしい祭り。
また、祇園祭・時代祭と並んで京都三大祭の一つに数えられます。
内裏神殿の御簾をはじめ、御所車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、
全てを葵の葉で飾ったことから「葵祭」と呼ばれるようになりました。
宮中の儀・路頭の儀・社頭の儀の三つに分けて行われ、
路頭の儀が葵祭のハイライト都大路の行列。
【18日】
御霊祭(上御霊神社・下御霊神社) “きものさんぽみち”は下御霊神社の氏子です
京都でも最古の祭礼と言われ、平安装束の氏子と鉾、神輿、など約5時間かけて巡行。
【20日】
三船祭 車折神社・嵐山
神幸祭 於:車折神社 舟遊(ふなあそび)
約30艘が渡月橋上流で大宮人達の優雅な遊びを再現。
大堰川に約30隻の舟が浮かび、和歌・漢詩・管弦・舞踊などの技芸を披露、
王朝絵巻の世界
【28日】
業平忌(洛西・十輪寺)
平安時代のプレイボーイとして、また六歌仙としても名高い在原業平を偲び、三絃による独特の声 明法式で法要が行われます。
ここには塩焼釜が残り古の都人の野遊びの風流が偲ばれます。
壬生狂言 最終日夜の部
壬生狂言の最終日 夜の部はディープなファン必見の番組が一杯!
ガンデンデンデン・ガンデンデンと鐘と太鼓の通奏に笛が乗りメロディを作る。
その単調さ、なんとものどやかな伴奏は夢見心地の導火線。
庶民のおおらかさも悲哀も英雄の活躍も皆この伴奏に包まれ演じられます。

壬生寺の境内と会場
この日の演目
「大江山」
ご存知大江山の酒呑童子が住吉明神に加護を受けた頼光一党に註せられる一幕。
鬼として描かれることもある童子ですが、ここでは女のように美しい面を着けて登場し
“だいだらぼっち”の如く、なりは大きいが子供子供した暴れん坊と言う一面を表わしているらしい。
首を取られたアウトサイダーの物悲しさも。
「大黒狩り」
大黒とは僧侶の妻のこと。
お寺の住職は妻帯禁止、この禁を破り僧衣を剥ぎ取られ子供をせなかに括り付けら追放され幕。
この悲劇の場面、僧が引かれて退場する際、背中の子供(人形)の首が飛んでしまい付け直しても飛ぶと言う・・・もうどないしよもないと、伴奏者も観客席も大笑いの幕切。
めったに見られないものを目撃してしまった。
「夜討ち曽我」
江戸時代の人はあだ討ち話が大変好きだったらしく歌舞伎狂言等に多く取り上げられている
曽我兄弟の話。
「湯立」
楽女が笹葉で釜の熱湯を激しく振り撒き、厄除開運、無病息災、五穀豊穣などを祈る神事です。
大釜で熱湯を沸かし、笹の葉で打ち、振りまきその湯を浴びて厄除けとします。
壬生狂言は無言劇ながら。湯を立てる際に不思議な掛け声を全員で唱え踊ります
『みょうねんの、みょうねんの』と繰り返し繰り返します
演じ手の肉声の聞ける貴重な(?)一番。
最後が
「棒振り」
祇園祭の彩傘鉾の中世の覆面の男性の棒振り、ご覧になったことおありですか。
同じ装束です、覆面に赤いしゃぐまの頭、緋色の衣装
舞台には壬生大念仏講の全メンバーが紋付袴姿でずらりと立並び、扇で囃しながら行われます。
ねじねじ飴の様な2・5mほどの棒の先端には五色の糸がつけてあります。
これを『♪チョーハ♪サッサイ♪』と全講員が囃したてる中、チアリーダーのバトンのように
両横・上下・頭上でと自在に超スピードの棒振りと跳躍、会場全体が盛り上がりました。
湯立と同じく厄払いになるという、厳粛な雰囲気の中にも晴れやかな高揚感一杯の棒振り
最終日最後の締めくくりクライマックスに感激。
4時間超えという長時間なのに、あっという間と思う一夜。