節分以外の京都・2月行事

Date
2007-01-31 (水)
Category
着物でお出かけ情報

◆5日(月)初午大祭 伏見稲荷大社
毎年二月初午の日に行なわれます。
午前8時から稲の束を背負い稲荷山に降臨した日を祝う大切な行事で、
初詣のときより多い人がお山巡りをされるようです。
このとき持ち帰った土を畑に入れると豊作とされています。
この日は又おいなりさん(いなり寿司)と、畑菜の辛し和えを決まっていただきます。
節分の日から初午が近い(又は節分より先)の年は「火早い」とも言われ
火の用心を一段と用心しなければいけないとされています。

◆8(木) 針供養 虚空蔵法輪寺 針供養法要、甘酒接待
何かとお世話になる針が折れたり曲がったりすれば、この日大きなこんにゃくにさして
納めます。お疲れさんでした。
きものを着る生活には半襟の付け替えを筆頭に、なにかとお針仕事が必需。
着物には欠かせない「針」
道具を供養するのは、百鬼夜行絵巻のように古道具の妖怪にならない用心かしら?
いえいえ感謝の心です

◆11(祝) 七草粥 城南宮 10時から4時 
七草粥授与(有料) 万病退散と不老長寿を祈願

◆11(祝) 甘酒祭 梅宮大社
酒造祖神を祠る梅宮大社は、醸造期をむかえた酒造家奉納の酒粕を甘酒にしたて神前にお供えし、酒造安全繁栄と氏子崇敬者が無事冬を越えられる様に祈願します。祭典終了後、酒粕より造られた
甘酒が無料で振る舞われます(9:30~16:30)

12日(月・振替休) 茂山狂言・第193回考究会(茂山社中の発表会)
 岡崎観世会館 10~6時
年一回開催と言うことは、193年前から続いています。
徳川時代「文化文政」頃から延々と続く素人衆のお稽古事発表会!
このような会は他に例の無い稀有なことと千之丞師も言われています。

今年の考究会は、千作師米寿記念の会。
最終演目で、千作・千之丞・千五郎師たちの「福の神」が演じられます。
見逃せない一番です。
この伝統の狂言会を雰囲気ピッタリの着物でご観覧ください

京都の町衆のお稽古事は狂言・仕舞・浄瑠璃・長唄・三味線・・・と多彩に展開。
みやこの文化力の根源はこのような所にあるのかもしれません。

15(木) 燃灯祭 上賀茂神社 祭典(乙子神事) 
平安時代の貴族が、若菜を摘み、春の到来を喜び宴遊した野辺遊びを神事化した祭。
上賀茂神社の神山の麓で、神職一同が狩衣姿で小松を引き、玉箒草をそえて神前に供え
春の到来を奉告します。

23(金) 五大力尊仁王会 醍醐寺
 「五大力さん」というのは、「不動(ふどう)明王」を始め、  「降三世(ごうざんぜ)明王」「軍荼利(ぐんだり)明王」「大 威徳(だいいとく)明王」「金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王」 の、五つの明王の総称で、この明王の力を授かるための行事。
餅上げ:五大力餅と呼ばれる巨大な餅を持ち上げて力比べをする競技も行われる

24(土)  幸在祭(さんやれ)   上賀茂神社
15歳に達した“あがり”男子の青年入りを祝し祈願する昔からの氏子町内の成人式。大島紬の着流しで締太鼓を神前で叩き、町内の人たちと一緒に山の神(上加茂神社は山岳信仰)大田神社上加茂神社へ詣でる「幸あれ」のなまった言葉といわれています

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25(日)  梅花祭 北野天満宮
神前に梅花をそえた神饌を供え祭典が行われます。
上七軒の舞妓・芸妓さんの野点茶席も設けられ華やかです。 
私たちも着物で梅と競演し、野点を楽しみましょう
・・・・予め参加券購入必要(社務所)
梅園も見ごろ、梅園の奥には、秀吉の作った「お土居」の一部分も残り
昔のみやこの周りをぐるっと囲んでいた土塁が想像されます
108-0842_IMG.JPG

【関連】
狂言の考究会の始まった時代は、十一代将軍徳川家斉の時代。
家斉で思い出すのが「お召し」織物の事。

「お召し」とは強撚糸の絹糸で織られた
よくできた先染めの着物生地です。
しわになりにくく、染色が美しく発色し将軍愛用の衣装だったところから
将軍のお召し物=お召し と呼ばれるようになった物です。

現在も京都西陣で織られ、お洒落な着物の達人に愛される
お洒落性の強い、大変よくできた先染めの織物です。

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