July 28, 2006

きものさんぽみち便り

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     きものさんぽみち便り   
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         Vol.130  2006・7・28
http://www.kimonosanpo.net

┏━もくじ━━━━━━━━━○o 。━┓
■1 真夏に着物 注目の的         
■2 8月 お盆の事           
■3 真夏の京都お薦めきものさんぽ    
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7/1の吉符入で幕を開けた祇園祭、
24日おみこっさんの還幸祭で終幕が近づきました。

今年の山鉾巡行は大雨の中、
重文級の山鉾の懸装品も、鉾の部材も
かみしもや着物、2000人からのお祭り衣装を洗ったり、乾かしたり
後片付けが大変だったようです。

この後、31日八坂神社内「疫神社」茅の輪くぐりが
締めくくりとなります。

各地で災害をおこした長雨・豪雨も納まり
やっと梅雨も明けたようです
さぁ暑い夏本番 ・・
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● 盛夏に「夏きものデビュー」実現 ●
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タンクトップでも汗だらだら
そんな横を、薄物きもので日傘などさしてさらっと歩けば
かっこいいでしょ。

あなたの「夏きものデビュー」実現ノウハウを

十二単から小袖へ、
室町時代に今の形に定着した着物は京の都が発信地。

沖縄の人も驚く京都の夏の暑さは、今も昔も・・・
この暑い土地で涼しくする為のたくさんの工夫が
積み重ねられてきました。

【涼しくする工夫】
◎天然素材を着る
  暑い→汗をかく→洗える着物にする
  と言う事でポリエステルにされる方も多いのですが
  天然素材の涼しさを経験すればポリは着られませんね。
◎薄い織物を着る
  セミの羽のような布地をふわりと纏う:想うだけでも涼しげ!
◎細い糸で織った着物を着る
  夏大島・夏結城・夏紬など薄手デニールの布
◎糸の素材を涼しい物に
  麻のしゃきしゃきを身に纏う=上布と呼ばれる麻織物が代表的
◎織組織の粗いものを着る
  絽・紗など目の粗い織物を着て歩くと風が体を通り抜けます!

◎半衿も絽・麻などを使う

◎小物も夏仕様に(帯枕:糸瓜を芯に)
◎夏の足袋を履く
◎裾除けのまつわりはいらいらの素、ペチコート式が快適
◎長襦袢の素材も麻、絽、綿ローンなどが涼しい
◎見頃をクレープにした袖合体式半襦袢は、
 毎回洗濯機で丸洗い出来最高。

◎薄物きものはまだまだ手が届かないと思っておられるあなたには
 サマーウール(ポーラ)をどうぞ。
 強撚糸のしゃきしゃきの透けた生地です。(ウールと絹の混紡)
 浴衣よりぐんと風を通します
 価格も反物からオーダーメイドで、浴衣2枚分ぐらいです。

【後始末編】
◎絹の着物、長襦袢は、よほどの汗でなければ陰干しでしのぎます。
◎麻素材の物は、強く絞ったタオルで汗をとんとんたたき
 膝後ろのしわに霧吹き、きちんと畳んで「敷きのし」します
いずれもシーズン終了後、しっかり丸洗い(京洗い)してから
しまってください。

こんな事色々参考にされて今年の夏は夏着物でびしっと注目の的になってください。
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● 京都のお盆  ●
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http://www.kimonosanpo.net/sanpo/obon.htm
京都のお盆は旧暦でおこないます。
8月7日~10日の間に六道珍皇寺や千本ゑんま堂で迎鐘を撞き、
ご先祖さんの霊を迎えます。
(これら、お祀リごとやお膳、行事もすべて『おしょらいさん』と  呼びます)
おぶったん(お仏壇のこと)を磨き上げお守りもんを賑やかにお供えできたら、お墓にもお参りします。
我が家では14・15日は可愛らしいお膳2客に精進のご馳走
を差し上げます。
1週間ほどは毎日お饅屋さんにその日の決まりもんの和菓子が売っているのでそれを備えます。
10・11日あたり:おけそくさん(白餅)と迎へ団子(自家製の白玉団子でもOK)12日からは、おはぎ・白むし(色をつけないおこわ)など
家のお仏壇にお寺さんがお経を上げに来られ
家のもんや帰省の子供達や孫達が神妙に手を合わせ
あとは15日に送り団子を白玉で作り
16日には大文字の火を御所のベストスポットまで見に行き
手を合わせて送りだします。

「大文字」はけっして“焼き”をつけなずにただ「だいもんじ」
仏さんの送り火ですから叉来年まであの世にお帰り下さいと手を合わせます。

この頃になると、暑いながらも底の底のほうにちょびっとだけ秋に近づいているように感じます。

観光行事でない「大文字・だいもんじ」
今年はしんみりとご先祖さんからの引き継いだ時間に
思いを馳せてみてください
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● 真夏の京都お薦めきものさんぽ  ●
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http://www.kimonosanpo.net/sanpo/8gatu.htm
上記のお迎え鐘:お盆の行事をはじめいろいろご紹介しています
趣き深い京都の行事に、着物でのお出かけは如何でしょう。

投稿者 blogkyoto : July 28, 2006 01:26 AM

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