2006年03月
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寒の戻り 綿入れ羽織 からくり人形
桜が咲き始め、暖かくなったと思っていたら
今日は一日断続的にみぞれや雪が降っていました・・・
きもので四条へ出るのに、雨ゴートをどうするか迷いながら、結局傘だけで出発
移動時はうまいことからっと晴れて万事ok
お洒落目的に、羽織るだけでなく
こういう寒い日は、まだまだ実用からも羽織が欠かせません。
肩裏の凝りに凝った友禅はうちで染めた自慢の重い作品「花篭」
この羽織は、綿入れ。 真綿を薄く入れた最高に軽くて暖かな一枚
今日はまたこれが役に立ちました。
さて、目的は高島屋の「からくり人形展」
からくりといえば
京都では祇園祭の「蟷螂山」の羽・首手足の動くユーモラスなかまきりを思い浮かべます
このかまきりを作りメンテナンスしている玉屋庄兵衛さんの作品を一挙公開の見ごたえある展覧会。
愛知万博のエントランスの展示にも「唐子指南人形」が採用されていたように
(玉屋庄兵衛今日の会場に持て特別出品されていました)
に見られるように
愛知はからくり人形の宝庫
座敷からくりの傑作といわれる「弓曵童子」「茶運人形」の実演は見事でした
ちゃんと弓が4本とも的に命中。
お茶を運んで叉からのお湯飲みを持って帰る可愛らしい童子に拍手喝さい。
ロボットの原点自動で動くことに一番感嘆しました。
アトムのご先祖様やゎ!
4月3日まで開催されています
ぜひお出掛けなさいませ
十三参り
- Date
- 2006-03-29 (水)
- Category
- 着物
4月1日は十三参り
桜がぼちぼち咲きそろった嵐山。
法輪寺に満12歳の子供達が、知恵を授かりにやってきます。
京都のもんは「こくぞうさん」と呼ぶ、智恵・福徳・技芸上達の神さん。
無事大人に育つのが難しかった昔の名残で、現代でも続く信仰。
子供期を通過した加護のお礼、これからの無事な成長と大人の知恵を授かる為のお参り。
京都の満12歳は必ずと言うほど欠かせないお参り。
当日の晴れ衣装には、肩・袖・身頃の3箇所に
まだ子供ですと言う意味の「縫い上げ」がされています。
(花街の舞妓さんの衣装・大振袖と肩の縫い上げも々意味合い)
お参りの済んだ次の日からは、もう大人の女性として扱われるのです(=結婚可能ということ)
お参りを済ませた後、帰途は渡月橋を渡らねばなりません
ここで初の試練!
戴いた知恵は渡りきるまでに振り向くとお返しする事になるので
絶対に前を向いたままに!
親類縁者、ことに兄弟いとこのいたづらもんが
わざと後ろから呼びかける“定番の大騒ぎ”。
おばあちゃんあたりに頬を固めてもらい決死のまなじりで歩を進める
可愛い子達がほほえましい日。
4月一杯このお参りが続きます。
砂丘とうなぎ
- Date
- 2006-03-28 (火)
- Category
- その他

浜松に立ち寄りました
ここに砂丘があると、旅の下調べをしていて初めて知りました!
京都の周りの者に聞くと未だ知らずが多数派!
なれば少々ご紹介を

この日出会った若者グループ、着物と草履で砂丘に来たのにびっくりしていて 愉快 愉快・・・
砂の上に立ち、アラブの砂漠の民が『砂ほど清浄なものは無い』と述べる心情に深く共感。

この砂浜にアカウミガメが産卵に訪れ大事に保護されているようです。

中田島砂丘は東西約4km、南北約0.6kmで、日本三大砂丘の1つ。
(後二つは鳥取砂丘・千葉の九十九里浜)
鳥取砂丘ほど規模は大きくは無いが大小様々な砂丘が続き、
風によって様々に変化する風紋の美しさも独特。
特に最近では初日の出の見所として大勢の人がやってきます。
この日の昼食は、浜松なれば鰻!
JRの駅付近の老舗で美味しく頂いた後、東京での着物さんぽに出発!
(東京の顛末に乞ご期待)
表参道ヒルズ
- Date
- 2006-03-28 (火)
- Category
- その他

オープンしたての表参道ヒルズに行ってきました。
お天気もよく、大変な人出、着物の人もちらほら・・

元のアパートも残され一部がギャラリーにもなっています

このギャラリーで、表参道ヒルズ土産を。(草間弥生クッキー)
面白いショーウインドウ発見

少々時間が経ちましたが、丸ビルもみてきました
パネルの面白い電光掲示板タイプのニュース
子供たちに大人気、
タッチ
ひっちぎり?
- Date
- 2006-03-15 (水)
- Category
- 京都のおいしいもの
おひなさんに定番のお菓子
『ひっちぎり』

「引千切」とも書きます。
平安時代からの宮中の行事に由来し、
祝儀に用いられた戴き(いただきもち)ともいわれ、 子供の成育を祝ったり、
雛の節句にも用いられています。
江戸時代後期、京や大阪では、女の子が誕生して
2年目の雛祭りに、この菓子を重箱に詰めて親類縁者に配る風習があったそうです。
それが今に伝わったもので、 餅を引きちぎって丸めてくぼみをつけ、その中に餡をのせた
ユニークなお菓子
わがやの御雛さんには
この ひっちぎり を 二条駿河屋 で誂えます
こなし(練りきり)の白・桃色の台
と蓬の台に粒餡の3色が色どりよく並びます
お抹茶の味も格別・・・お抹茶は二条の柳桜園
う雑炊
- Date
- 2006-03-12 (日)
- Category
- 京都のおいしいもの
今夕、七条通本町東入る 「わらじや」の、鰻雑炊を食べに行きました。
行きしな:MKタクシーを電話でチャーターして出発。
今日の衣装は、黒地に緑や芥子色の大きな松葉を散らした大島紬に黄色紬名古屋帯
それに、茶色主体の紅葉づくしの羽織を重ねました。
到着時『運賃着物割りですね』といってもらいました
京都ではきものを着ていると、三社のタクシー会社(MK・帝産・京聯)
が1割引きのサービスを展開中・・・
MKの車中には、下駄だけとかはっぴのみははだめですなど
絵入りのカードで説明されています。
(たとえばと質問、)
Q洋服に羽織を着てたら?
A:だめです!
でした・・・
わらじやの「う雑炊」
年季の入ったすばらしい浅い土鍋に、日本酒たっぷりの美味しいお出汁
焼き目のこんがり付いたぶつ切り鰻・焼きねぎ・板麩がくらくら煮立って
身体が一気にほかほか!!
次にそのお鍋に雑炊が炊かれてでます。
ご飯、鰻ぶつ切り(これは骨抜きでこんがり焼き目が)・三つ葉・お餅
玉子でとろりととじてあり、ご飯はさらりとしながら滋味一杯のお出汁を吸って栄養満点。
熱々のお味で寒さもどこかへ・・
(これは、真夏に戴くのも、乙なものですよ。暑気払い!)
鰻巻き卵や蒲焼もちょっとづつ頂き
下を見られへんほどお腹一杯!
八坂神社までタクシーで移動し
祇園さんの前から家までお腹ごなしに歩いて帰るつもりが
河原町三条付近でギブアップ。
タクシーに乗って帰りましたが
またまた京聯の車に行き会い
着物乗車:1割引きでした、 ラッキー!
「わらじや」だからわらじ!
なぜか“ひょうたん”がいっぱいありました。
母手縫の「唐織・裂取り打掛」姉妹の宝物
- Date
- 2006-03-09 (木)
- Category
- 着物

我が家に有る母手縫いの「打掛」
若松華瑶の作った能衣装の名物裂百種のコレクションから
選び抜いた唐織の布地を「裂取り」(縫い合わせ)したものです。
「裂取り」とは、いろいろの裂を色取りやデザインを吟味して縫い合わせ
一枚の布として衣装を縫いあげる日本古来の手法。
唐織は豪華絢爛たる究極の織物と言われます。
もとは中国から輸入された絹織物で、室町時代には上流階級の人でなければ使用できなかった
きわめて高価な染織品。
淀君やお市の方などの衣装と言えば判りやすいでしょう。
金糸、銀糸など多色の糸を使い
綾組織の地織りに、文様の部分だけ絵緯(えぬき=色模様を織りだ色すための緯たて糸)を
やんわり浮かせて織り込んだ、重厚かつ最高に華麗な紋(模様)織です。
写真からも判るかと思います
現代では能・狂言の衣装、花嫁の打掛、帯などに使われています。
写真の衣装は、母が縫い上げ、母の子供世代・孫世代の結婚式の衣装として
実際に何度も着用したものです。
この朱の裏地に大きく染められた紋は女紋。
日本では古来、家紋の伝承に「男系のいわゆる家紋」だけでなく
平行した母系の家紋伝承がありました。
母から娘へと脈々と伝えられる「女紋」、
現代では少なくなり、「女紋」と言っても知らない人が多くなりましたが
家系を考える時、なかなか奥深い意義の有る「紋継承」の形ではないかと思われます!
京のひな祭りは旧暦4月3日
- Date
- 2006-03-08 (水)
- Category
- お祭り 習俗

初節句に実家かkらのお祝い
水屋 台湾京劇人形 ひっちぎり ごもく寿司
登壇前の雛たち
御雛さんが入っていた箱を収納するのも大事な手順
段の下空間に入れ子にして収めてあります。
その間の出番待ちの御雛さんたち
犬筥(はこ)は安産多産の願い事を叶えるお守りと同時に
悪いものから守ってくれる番犬の犬でもあります
この時期の恒例
着物でひな祭りを楽しみます
ごもく寿司(ちらしずしをこう言います)をたすき掛けで作り
たすき掛けって経験あります?
きりりと動き易いし、働こぉって意欲の湧く紐です。
白味噌のおつゆに生麩手まりなどを浮かべおいしくお祝いします。
後はお遊び。
投扇興で得点を競いあっという間に一日が過ぎ・・・

投扇興で大騒ぎしているところ
ちゃんと点数表もあり、上村松園の絵で源氏45帖にちなんで
藤壺の点、松風の点、夢の浮橋=100点など雅な事この上なし
ほっこりした後はひっちぎりでミニお茶会
あぁ美味しかった!
北野天満宮 梅花祭 と お土居
- Date
- 2006-03-06 (月)
- Category
- お祭り 習俗
梅は百花のさきがけと言われ、春を心待ちしているのが良く現れたことばですね。
今年は冬の寒さが大変厳しくなかなか先駆けの梅も綻びませんでした・・・
昨日今日の温かさでやっと見頃になってきたようです。
25日梅で有名な、京都北野の天神さんの命日にちなむ、梅花祭のお茶会(野点)に行ってきました。

まだつぼみが膨らんできたばかりでしたが、その分私たちの着物の華やかさで充分カバーしてるねなどと言いながらのお出掛けでした!
舞妓さん・芸妓さんのそれは華やかな野点茶会。
天神さんの梅園奥には、有名な秀吉の作った「お土居」が一部分現存しています
みんなの背と比べて相当な土盛りだったことがわかります。
土塁上の部分は、竹や有用木の栽培地として利用され色々経済活用されていました。
このような土塁は深い堀とセットになって城壁のように京都の町をぐるりと囲んで
的の襲来だけでなく鴨川の氾濫も防ぐ役もしていました。

並んでたっている上の段までの高さ5mは有ります
又幅もどるいが20m堀も20mと想像以上の規模でした。